Dのゲキジョー
〜運命のジャッジ〜

■昭和40年
┗先輩ホステスが死んだ日

ある日突然、順子に優しくしてくれていた、その先輩ホステスが自殺。自殺の理由は、男に全財産を騙し取られた挙げ句、男も失踪し、全てを失ったからだった。
『女同士のしがらみのない世界を作りたい』そう決意した順子は昭和40年、24歳にして『クラブ順子』をオープン。当時の銀座で最年少ママとして一躍有名になり、成功への道を歩み始めた。
しかし、店を任せていた店長が店のホステスを引き連れ逃げてしまった。
そんな逆境に立たされながらも、持ち前の忍耐強さでトラブルを乗り越え、クラブ『順子』は銀座でもトップの人気店となっていった。

しかし、またもや順子に思いもよらない事件がふりかかる。
ある日、順子の店の近くに店を構えるオーナーママが、順子に決闘を申し込んだ。
順子の店に客を奪われたオーナーママは、『決闘で負けた方が店をたたむ』と言う条件を順子にたたきつけた。
しかし、決闘の噂を聞いた客がオーナーママの店にも来てくれるようになり、後日、そのママが順子のもとに謝りに来て、この騒動は収まったのだった。
様々な苦難を乗り越え40年にも渡って店を続けてきた順子はいつからか『銀座の女帝』と呼ばれるようになり、クラブ『順子』は多くの有名人が通う銀座1の有名店になったのだった。

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人生の決断
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