Dのゲキジョー
〜運命のジャッジ〜

■息子に小学校をやめさせた日

息子イサと帰国した綾戸は、あらゆる仕事をこなし夜はジャズクラブで働いた。
イサも成長し小学校へ入学。黒人とのハーフであるイサは、子供達からのいじめに遭う。綾戸は学校へ抗議に行くが、『イジメはない!』との一点張り。入学後数ヶ月で綾戸は自ら学校を辞めさせた。
その後は、仕事の空き時間を使い、自分流で勉強を教える。
ある時、イサは登山家の野口健が主宰する屋久島キャンプに参加。この体験で、イサから『学校に行きたい!』と言われた綾戸は、息子の願いを叶えたい一心で、町役場に頼み込み念書まで提出。この熱意により、イサは屋久島の学校へ通う事となる。
ある日、イサから『見せたいものがあるから来て!』と言う連絡が入る。屋久島で綾戸が目にしたのは、逞しく成長し泳げなかったイサが泳ぐ姿だった。

もどる
人生の決断
0.サイトTOP

(C)フジテレビジョン