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監督インタビュー
Special
Interview
1 原案/脚本/演出 筧昌也監督
2 演出 鈴井貴之監督
3 演出 大木綾子監督
4 演出 冨士川祐輔監督
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最初に「ヒーローショー編」を読んで、どう思いましたか?
おもしろい話ですよね。子供の頃、いわゆるヒーロー番組を見ていてヒーローがポーズを決めてる時になんで攻撃しないんだよ、っていうのは男の子なら誰でも考えたことがあると思うんですよ。しかも、この話では大人がそれをやろうとしてしまう。バカバカしいんだけどそれが登場人物の心情とうまく重なっていてとても良い話になっています。実はこの作品に入る前に実際のヒーローショーを観に行ってきたんですが、大人が見てもおもしろくて、よく出来ているなと感心しました。30分ほどのストーリーにきちんと起承転結が織り込まれていて、お客さんの盛り上げ方も上手。特に戦闘員に注目してみていましたが、やられっぷりが見事で、これがヒーローショーのキモなんだなと思いました。
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本物を見た後では、ショー部分に力が入ったのでは?
「ヒーローショー編」というぐらいですから、ヒーローショーの部分はショーとしてきちんと見せたいと思っていました。特に物語の設定として、“大人気のヒーロー番組があって、そのヒーローショーに熱狂する子供たち”という図式に信憑性を持たせるためにも、造形にはこだわりました。レギュラー放送に耐えうるクオリティのヒーローと敵役の存在はもちろんのこと、フィギアやウチワなど、グッズもちゃんと作りこむことで説得力のある世界観にしたつもりです。
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ショーのアクションシーンもご自身で?
全体の流れとそれぞれの動きの要望をお伝えして、実際の殺陣はアクション監督に考えていただきました。本当にすばらしいスタントチームで、タイトなスケジュールにも関わらず、臨場感のあるステージシーンが撮影できました。僕がイメージしていたとおりのヒーローショーが再現できたと思っています。
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田中直樹さんとはどんな話をされましたか?
主人公である光一という人物について話ました。光一はとても前のめりな人で、すぐに周りが見えなくなって、ともするとトンチンカンな行動をとってしまう人だけど、心根がとても“いい人”ですと伝えました。田中さんはきちんと光一を自分のものにしていて、芝居に関してはほとんどお任せ状態でした。僕が気をつけたのは、“落ち込んでもすぐに前向きになる”という光一のキャラクターのバランスだけです。深刻すぎると思ったときだけはストップをかけるようにしました。
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田中さんのインタビューで、割本に監督の“謎の言葉”が書かれていたと聞きました。(*田中直樹さんインタビュー参照)
お恥ずかしい限りです…(笑)。次の日のカット割りを作っているときに、あまりにも眠くて寝ぼけながら作業していたら、翌日配られたカット割り台本を見ると意味不明な言葉が書かれていて…今となっては何を書きたかったのか、どんな言葉が混ざってあの言葉になったのか、自分でもわからないんです(笑)。
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撮影期間中は睡眠不足だったんですね(笑)。
タイトなスケジュールの中で、ヒーローショーやロスタイム現場など、イベントが盛り沢山な撮影だったので、事前の準備でどうしても寝る時間がなくなってしまって…その上、現場では毎日いろいろなハプニングが起こったりして、ある意味、バラエティに富んだ日々でした。でも、そんなハードな撮影もキャスト、スタッフの頑張りのおかげで、乗り切れました。
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撮影が終えての感想は?
とりあえずはホッとしてます。そして一刻も早く完成させたいです。どんな作品に仕上がるのか自分が一番楽しみです。
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どんな作品に仕上がる予定ですか?
ドタバタ感のあるファンタジーで、最後にちょっとホロっとするそんな作品にしたいと思っています。「ヒーローショー編」ではスピード感と緩急、そしてビジュアル的な楽しさにこだわりたいと思っています。
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「ヒーローショー編」のみどころをお願いします。
僕は、光一が最期まで必死にあがいている姿にすごく共感できたんです。彼はヒーローではないし、いまだに成功もしてない。その上トンチンカン。でも常に前向きで未来にむかって全力を尽くしている。そんな光一のドタバタぶりと、彼がロスタイムで何をして、何を悟ったかをみて、共感してもらえたらうれしいです。そしてヒーローショー。ストーリーのメインではないですが、この物語の世界観を作る上で細部までこだわっています。こちらも楽しんでもらえるとうれしいですね。
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