イントロダクション

主演:木村拓哉 × 脚本:君塚良一 × 監督:中江功 木村拓哉が警察学校の冷徹教官に!!

珠玉の警察ミステリー、超豪華キャスト・スタッフで待望の映像化!

原作は「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を席巻し話題となった長岡弘樹の『教場』(きょうじょう)。警察小説の新境地としてベストセラーとなりシリーズ化(累計57万部)、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品である。その骨太でありながら人の心理を鋭くえぐる究極のミステリー作品が遂に映像化!警察学校を舞台に繰り広げられる様々な人間模様が描かれる本作。主人公の冷徹な教官・風間公親(かざま・きみちか)を演じるのは、日本が誇るトップ俳優、木村拓哉。その木村演じる風間が受け持つことになったクラスの生徒役として工藤阿須加、川口春奈、林遣都、葵わかな、井之脇海、西畑大吾、富田望生、味方良介、村井良大、大島優子、三浦翔平といった豪華実力派俳優たちが集結。脚本は『踊る大捜査線』シリーズなどを手掛けるヒットメーカー君塚良一が担当。メガホンを握るのは木村とは『若者のすべて』(1994年)、『眠れる森』(1998年)、『プライド』(2004年)などの作品で共に伝説を作ってきた中江功。総計4時間越えの大作となる今作を超豪華キャスト、スタッフで2020年新春に二夜連続放送でお送りする。

現代社会に一石を投じる新たな傑作が遂に誕生!

警察学校という場所がクローズアップされることも新鮮な上、その実態がリアルに描かれ過ぎているとも言える今作。何より厳しすぎる規律、守れなかった際の厳罰制度、絶対服従の上下関係など、そのリアルな描写は一見、前時代的とも言えるほど壮絶なため、ハラスメント、働き方改革といった世論が高まる昨今の社会に一石を投じ、論争を巻き起こし得る内容とも言える。人権意識、民主主義的感覚を奪い、上下関係に忠実な人間に調教する場と捉えられても過言ではない厳しさを持つ警察学校だが、それは何より現実の社会で市民と向き合い“法の番人”となる警察官だからこそ、自らを律する必要があるためだ。脚本の君塚、演出の中江をはじめとした強者(つわもの)揃いの制作陣のもと、そのような警察学校が抱えるリアリティーをあえて描ききる衝撃の問題作にぜひご注目いただきたい。