協力デザイナー紹介 Fashion

石田欧子さん

帽子デザイン:石田欧子さん

今回、松嶋菜々子さん演じる式子用に3つ、玉木宏さん演じる銀四郎用に3つの帽子を製作させていただきました。
式子は、服飾学校を立ち上げ、自身もデザイナーになっていく人物で、衣装から製作されるとのことでしたので、洋服のデザイン画と生地を拝見し、そこに合う帽子をデザインしていきました。ドラマの舞台となる1950年代ですと、まずトーク(1)のような頭に載せるタイプがマッチすると思いました。トークは、式典などフォーマルな場にも向く帽子です。
クラシカルな雰囲気を出すなら、すっぽりかぶるクロッシュ(2)ですと、見た目から時代感が伝わりますし、カチューシャを太くしたようなボネット(3)は、コサージュを付けることで華やかな宴席でも映えるのでは、と考えました。

事前に松嶋さんにもお会いし、ご本人のお好みもうかがった上でデザインしていきました。少し意外でしたのは、松嶋さんは帽子がお得意ではなく、これまであまりかぶられていなかったということ。帽子は顔に近い部分にあるだけに、「自分には似合わない」と苦手意識をお持ちの方も少なくないのですが、どんな方にも似合う帽子はあるものなんですよ。かぶり方もポイントになりますから、まずはグッとかぶってから、似合う角度を探していかれるといいかもしれません。

帽子デザイン:石田欧子さん

写真をご覧になればお分かりになる通り、松嶋さんはとてもお似合いですよね。衣装とのマッチングも素晴らしく、1950年代という時代の雰囲気も出せているのでは、と思います。ドラマをご覧になったみなさまが帽子に興味を持ってくださったり、かぶり方の参考になるようでしたらうれしいですね。

プロフィール

モディスト(帽子デザイナー)として知られた平田暁夫氏の長女で、自身も世界的に活躍するモディスト。89年に暁夫氏が手がける「Haute Mode Hirata」に入社。2000年に自身が手がけるブランド「H.at」を立ち上げ、チーフデザイナーに就任。すべて手作業で作り上げる帽子は、皇族や著名人からも愛されている。