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2017年05月01日放送予定
■吊るし焼きエビとみそ漬け
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☆風味豊かな極上の逸品
写真 熊本県芦北町の「みやもと海産物」は、目の前の不知火海で獲れた魚介を加工するお店。中でも名物は、アシアカエビを焼いて乾燥させた「吊るし焼きエビ」です。竹の串にエビを刺し、2時間ほどかけて松の木でじっくり焼いた後、手作業で1本1本わらで編んで吊るします。手間と時間がかかるため、1度に作れるのは数十本と大変貴重なものなんです。この吊るし焼きエビは、もともとお隣の鹿児島(薩摩)の正月には欠かせない品で、家の軒下に吊るす際、エビの数が多ければ多いほど家の格が上がると言われたのだとか。エビ特有の上質な甘みと旨みを持った出汁が出るため、正月には雑煮、その他の時期には鍋やそうめんのつゆとして用いられます。今回は、エビの出汁がたっぷり出た「お吸い物」と、味噌で一週間漬け込んだ「みそ漬け」をご馳走になります。生の新鮮な食材も良いですが、伝統の文化が生んだ加工品のあまりの美味しさには思わずうなってしまいました。
 
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