インタビュー

米田は、奈津子(松嶋菜々子)が部長として率いる営業開発部の副部長という役柄です。演じる上で心がけていることはありますか?
米田は、何かあって謝る時でも丁寧過ぎるくらい丁寧にあやまりますし、頭も下げる人なんですよね。僕はサラリーマンの経験もないし、あまり頭を下げたことがないので、すごく難しい役どころだなって。慣れていない分、なるべく自然にできるように心がけています。
参考にした人はいらっしゃいますか?
吉本興業の社員でも元々一般の会社で営業をしていたという人がチラホラいますので、そういう人をちょっとイメージしています。彼らから、一般の会社ではお客様を見送る時に、エレベーターの扉が閉まるまで頭を下げ続けている、といった話を聞いたことがあるので、そんなところも参考にしています。
米田には、水面下で他社から引き抜きの話があるのも気になります。
米田は営業一筋でやってきたという自負がある人なので、営業を何も分かっていない吉良さんが部長として来たことが気に入らない。そういうところで引き抜きの話が来たものだから、ちょっと心を持っていかれているんだと思います。彼の根本にあるのは、営業が好きでずっとこの仕事を続けたいという思いなのかなって。今後の展開は分かりませんが、どうなるのか次なる台本を待ちたいと思っています。
米田に共感する部分などはありますか?
上司という存在がいない僕にはあまり想像もできないのですが、自分の方が仕事ができると思っている米田の立場から見ると、年下で経験もない女性が上司になるというのは、面白くないんだろうな、というのは理解できます。
営業マンということで、常にスーツを着ながらのお芝居はいかがですか?
普段、ずっとスーツでいることがないので窮屈な感じはありますね。しかも、そのままちゃんとイスに座っていないといけないですし、自分が悪くもないのに謝らなければいけない。それが役と分かっていても、ちょっとストレスを感じることもあります(笑)。でも、そう感じることがお芝居のリアリティにつながるのかな、とも思っています。
撮影現場ではみなさん和気あいあいとしていて楽しそうですね。
僕のようなおじさん世代と若い世代の方がいますが、割とみんな一緒になって話をしていますね。最近だと、現場でもポケモンGOが流行っていて、僕はやらないのでいろいろ教えてもらいました。松嶋さんも差し入れを入れたり、いつも気を配ってくださっています。
松嶋さんにはやはり“主演の女優さん”といったオーラがありますので、松嶋さんがいらっしゃるシーンのほうが、営業開発部のみんなもより生き生きとしているような気がしています。
そんな松嶋さん演じる奈津子と営業開発部の部員たちがどうなるのか、今後の展開が気になります。
米田以外の部員たちは少しずつまとまってきていますが、それでもまだ結果を出せていませんし、今後、部がどうなるのかという問題も解決していませんからね。それと、一条(DAIGO)が、敵なのかどうかもよく分からないですし、会社にも闇が多そうなので、いろいろと気になります。あと、米田たちは知らないことですが、吉良部長の旦那さん(原田泰造)とベビーシッターさん(伊藤歩)との関係も、視聴者として見ていて怖いです。あのふたりがどうなるのか、それが吉良部長にどんな影響を及ぼすのか、視聴者目線で楽しみにしています(笑)。
最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
この作品は、営業開発部という横に外された部署の人たちがどう奮闘し活躍していくかを描いたドラマです。すぐに思うような結果が出なくても、みんなで協力してひとつの目標に向かい進んでいくことで、人とのつながりを感じられたり、それで生きている意味を見出せたりすることもあって。そんなことを感じていただいて、少しでも仕事や勉強の励ましになればいいなと思っています。最後まで見守っていただければうれしいです。