インタビュー

お久しぶりとなる連続ドラマの現場はいかがですか?
台本が最後まで出来上がっているわけではないので、今後の展開がどうなっていくのか、楽しみにしながらやっています。僕が演じる高木という役も、どんな人物なのか想像し切れないところがあるので、探り探りみたいな感じではあります。産後復帰してきた吉良さん(松嶋菜々子)に対して、高木はウェルカムではないにしろ、冷ややかな目線を送る営業開発部の人たちとは裏腹な、ちょっと違った目線もあったりして。「吉良さんに対してどういう気持ちがあるのかな」と考えながらやっています。
奈津子(松嶋)のアシスタントだった高木は、奈津子にぞんざいに扱われていたことがあるから、奈津子に対してウェルカムな気持ちになれないのかもしれません。
そうですね。でも、僕なんかは「まあ、あの程度じゃん」と思ってしまうほうで(笑)。忙し過ぎる人が「これやっておいて!」と部下に任せてしまうことは、ざらにありますよね。もし高木がそこを恨めしく思っているとしたら、「ちょっと大人げないかな」とも思いますけど。とはいえ、昔の吉良さんは、頑張り屋さんゆえに人に対して優しさが足りなかったのかもしれないな、とも思います。
それでも、おっしゃったように奈津子に対して、営業開発部の人々とは違う優しさもあるように感じます。
やっぱり、松嶋さんがおきれいなので、冷たくできないという…素が出てしまっている部分があるのかもしれません(笑)。というのは冗談ですが、高木は吉良さんのクリエイティブディレクターとしての実力を認めていて、尊敬していたからだと思います。その上で、もしかしたら、ちょっと好きだった、というのはあるかもしれませんね。
1話でも、奈津子が頭を下げたら、わりとあっさりと仕事を引き受けていましたね。
一応、距離は取ろうとしていたけど、頭を下げられたら仕方がない、みたいなところがあるんでしょうね。押しに弱いといいますか、僕も結構、そんなタイプです。「これ、いいですよ!」って強く言われると、「じゃあ、ちょっとだけ…」と試したくなりますね(笑)。
現在、クリエイティブディレクターとして成功を収めている高木には、どんな印象をお持ちですか?
1話で靴のCMのコピーを考えるために、女性が履いているハイヒールをずっと見て、商品の良さを探そうとしていましたが、情熱を注ぐとした仕事しかないような人かな、って。自分に興味があったり好きな商品なら、売り方や宣伝文句も探しやすいと思いますけど、まったくなじみのない商品でもさまざまな角度から売り方を考えなければいけないので、なかなか大変な仕事ですよね。
ちなみに、ご自身は、そういったプレゼンやアピールはお得意ですか?
僕自身は、自分を分かりやすいと思うし、他の人に対しても伝えているつもりなんですけど、意外と「感情が読めませんね」なんて言われるんです(笑)。そういう意味では、自分が思っている以上に伝わらないことがあったり、時にはその逆もしかりなので、難しいですね。
奈津子が、仕事に育児にと奮闘するストーリーを読んでいかがでしたか?
仕事をしながら子育てをするというのは大変だと思います。主婦のみなさんは家事や育児にかかる時間を一日の中でスケジュールにしていると思うんです。でも、そこに何が起こるか分からない仕事が重なると、今回のドラマのように帰りが遅くなったり、帰れなくなったり、乱されることが多くなって、それは想像できないくらい大変なことだろうなって。同じような境遇にある方々には、すごく伝わるものがあるでしょうし、そうじゃない方々には想像してもらえる作品になればいいな、と思っています。
今後の展開から目が離せませんが、ドラマを応援してくださっているみなさまにメッセージをお願いできますか?
続けて見ていただくことが連続ドラマの面白さだと思いますので、ぜひオンタイムでご覧ください。