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#26 藤原竜也が手塚治虫の知られざる名作で二重生活に挑む!

『'17秋の特別編』では岩田剛典の「運命探知機」、吉岡里帆の「寺島」などに続いて、藤原竜也が『世にも奇妙な物語』に初出演、初主演することが決定しました。藤原竜也が主演するのは手塚治虫原作の「夜の声」。相手役を『嫌われる勇気』(2017年1月期)、『パパ活』(6月26日動画配信、10月11日から地上波放送)などのドラマに立て続けに出演し、人気急上昇の若手女優・飯豊まりえが務めます。

藤原は1997年、蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」主役オーディションでグランプリを獲得し、デビュー。バービカン・センター(ロンドン)での公演では、「15歳で初舞台とは思えぬ存在感で天才新人現る」と絶賛され、翌年には凱旋公演も行われました。その後、映画「バトル・ロワイヤル」(2000年)では主演に抜てきされ日本アカデミー賞・主演男優賞と新人俳優賞をW受賞。舞台「ハムレット」(2003年)では日本演劇史上最年少21歳でタイトル・ロールを演じ、主な演劇賞を総なめにしました。
ドラマでもNHK大河ドラマ『新撰組!』(2004年)、『八つ墓村』(2004年)、『古畑任三郎ファイナル』(2006年1月・第一夜)、『わが家の歴史』(2010年)、『ブルータスの心臓』(2011年)など、多くの作品に出演。舞台から映画、ドラマと幅広いジャンルで高い演技力を発揮して活躍しています。最近のドラマでは、いままで演じてきた知的でかっこいい役柄とは打って変わった、格好も地味で情けない役柄を見事に演じ、高い評価と注目を集めました。

そんな藤原が、大手IT企業のCEOとホームレスといった正反対の二つの人生を一人で送る役柄をどのように演じる分けるかに、どうぞご期待ください!

さらに短編作品に、元乃木坂46の深川麻衣とSexy Zoneの松島聡が出演することが決定しました。
昨年2016年に乃木坂46を卒業。本格的に女優としての道を歩み出した深川麻衣が『世にも奇妙な物語』初出演で初主演を務めるのは短編作品「ポニーテール」。ポニーテールの似合うマイ(深川)は恋にあこがれる女子大生。しかしマイはそんなポニーテールに恋心を翻弄(ほんろう)されることになるとはつゆとも知らず…。
乃木坂46では選抜メンバーとして、卒業前からモデル・女優としても活躍していた深川が、卒業後『世にも奇妙な物語』でどんな女優像を見せてくれるのかに、ぜひご期待ください!

ドラマに初出演となるSexy Zoneの松島聡が主演を務めるのは短編作品「交換」。スマホの画像アプリで遊んでいた高校生の寛太(松島)と泉(田中真琴)。寛太は不意に「…ねえ、マジなやつやっていい?」と泉に問いかけるが…。
『世にも奇妙な物語』の奇妙な世界に体当たり演技で初挑戦した松島。これまでテレビでは見せたことのない意外な姿を披露するので、ぜひご注目ください!

「ポニーテール」深川麻衣コメント

Q.『世にも奇妙な物語』に初出演の感想は?
『世にも奇妙な物語』は、小学生の頃から見てきた大好きな番組で、見た次の日は学校で友達と“昨日見た?”とよく話をしたりしていました。
今回初めて出演で、主演させていただく事になり、驚きとともに、とてもうれしい気持ちでいっぱいです。
Q.撮影を終えられているとのことですが、撮影に臨まれての感想は?
普段の生活では、なかなかできない経験もさせていただいて、すごく楽しかったです。撮ったものがどんな映像にでき上がるのか、今から楽しみです!
Q.視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
今回出させていただく「ポニーテール」は、恋にあこがれる女の子の日常とファンタジーの狭間のような、コミカルなショートショート作品になっています。楽しんでいただけたらうれしいです!

編成企画・橋爪駿輝(フジテレビ編成部)コメント

人は、少なくとも二つ以上の顔を持っているように思います。きっとそれはどの時代にも言えることで、生きづらい世の中で暮らす以上、仕方のないことかも知れません。手塚治虫先生がお書きになられた名作“夜の声”。この、なぜか耳に残るタイトルの濃密な物語を藤原竜也さん、飯豊まりえさんに紡いでいただけたことは心から有難いことだと思っています。
大手IT企業のCEOとホームレスという、全く違う二つの顔を持つ我堀と、運命に翻弄(ほんろう)されるユリ。この不思議で切ないお話を見終わられた後、もし皆様それぞれにとっての“夜の声”が聞こえて来たら、非常にうれしいです。