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#25 1話以来27年ぶりに中山美穂が登場!

『「フリースタイル母ちゃん」で息子思いの母親が突如ラッパーに!

1990年4月期連続ドラマ時の初回放送で記念すべき最初の主演だった中山美穂がエピソードNo.1「恐怖の手触り」以来27年ぶりに『世にも』に登場! 脚本家・森ハヤシ8本目の『世にも』となるこん身のオリジナル作「フリースタイル母ちゃん」で、突如スゴ腕ラッパーとなるパート主婦を演じることとなりました。

中山が演じる細川房子は、家庭に無関心なサラリーマンの夫と近ごろ無愛想になった中学生の一人息子の3人家族で、パートタイムでけなげに働きながら文句も言わずに家事をこなすごく普通の主婦。
パート先のスーパーでも内気な性格が災いし、無遠慮な客に言い返すこともできず、セクハラ・パワハラおかまいなしの店長にも対抗できずじまい。息子との距離は埋まるどころか、ガラの悪い連中に巻き込まれてないか心配するも何もできずにいました。

そんなある日、あやしい露天商の「ストレス解消になりますよ」という口車にのって高級リップクリームを買わされてしまう房子。いつものセクハラ・パワハラ三昧のパート先で、ふとそのリップクリームを唇に塗ると、突如、脳内にキレッキレのスクラッチ音が響き出し、プロ顔負けのラップが口から飛び出すようになり…。

1985年にドラマ初出演および歌手デビューした中山美穂は、歌手活動と女優業を両立させ、瞬く間にトップスターとして不動の地位を築きました。数々のヒット曲を出し、レコード総売上げは1700万枚以上に。
また、主演を務めたドラマや映画は軒並み大ヒット、フジテレビ系ドラマでも『すてきな片想い』(1990年10月期)、『逢いたい時にあなたはいない…』(1991年10月期)、『眠れる森』(1998年10月期)などヒット作の主演を務めました。近年では、主演映画「サヨナライツカ」(2010年)で話題をさらったほか、2016年には4人芝居「魔術」で舞台に初挑戦。今年も『貴族探偵』(2017年4月期)のコミカルなメイド役が大いに注目を集めたほか、2018年春には日韓同時公開予定の映画「蝶の眠り」で5年ぶりの映画主演も決まっています。

20歳で出演した『世にも奇妙な物語』の「恐怖の手触り」ではサイコメトリング能力を持つOLを演じた中山ですが、今回の「フリースタイル母ちゃん」ではラップに挑戦。役作りにあたってフリースタイルのラップを猛特訓したという中山は、「音階があまり無いので、ちょっとはできるかなと思ったのですが、とんでもない! 本当に難しかったです」と語っています。
また今回制作にあたり、『全力!脱力タイムズ』の「美食遺産」などでも活躍するラッパーのACEが監修を務めることになり、これまでに見たことがないヒップホップドラマになっています。
あの中山美穂が最強のラッパー母ちゃんとなって、最後には壮大なラップバトルが!?…『世にも』ならではのハチャメチャぶりにぜひご期待下さい。本格ホラー、サスペンス、ユーモラスなど様々な切り口で“奇妙な世界”をお届けする『世にも奇妙な物語'17秋の特別編』は10月14日(土)午後9時から。お見逃しなく!

編成企画・狩野雄太(フジテレビ編成部)

自分もそうですが、“言いたいことが言えない”というシチュエーションは誰にでもあるのではないかな、と思った中で、奇妙な力を借りて主人公が人生を切り開いていくことができたら、それは素敵な事だと思い企画させていただきました。また中山美穂さんという本当に素晴らしい方に演じていただけることになり、スタッフ一同この上ない喜びです。
また制作にあたり、できる限りフリースタイルカルチャーも勉強させていただきました。キャストの皆様も一生懸命ラップの練習に励んでおりますので是非リアルタイムでご覧いただきたいです。