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#20 永作博美の主演決定!一本の包丁をめぐる戦慄のサイコホラー!

『世にも奇妙な物語 '17春の特別編』では、菅田将暉・主演「カメレオン俳優」、遠藤憲一・主演「妻の記憶」、中条あやみ・主演「夢男」、そして滝藤賢一、カズレーザーらが主演する3本のショートショートが発表されているが、この豪華ラインナップに永作博美・主演のサイコホラー作品「一本足りない」が加わることがこのたび決定した。

その類いまれな存在感と圧倒的演技力で数々の大ヒット作で主演を務めてきた永作博美。映画、ドラマ、舞台と活躍する永作だが、『世にも奇妙な物語』は、2011年5月の『世にも奇妙な物語21世紀21年目の特別編』「缶けり」以来6年ぶりの出演となる。
「一本足りない」で永作が演じるのは、真面目なサラリーマンの夫、女子大生の娘、高校生の息子を持つごく平凡な主婦・風見綾子(45)。「ここは私が人生をかけて作り上げた完璧なお城」と、家の中はいつも隅々まで機能的に美しく整え、料理にも手抜かりがなく、完璧に全ての主婦業をこなしている。

綾子の完璧主義は幼い頃から身についたものだったが、それゆえにその“完璧なものが壊される恐怖”に怯えていた。そして壊されないよう導き出した彼女なりの方法が“決して目を離さずにいつもそばで見守ること”だった。
ある朝、いつものように完璧な朝食と弁当を準備していると、シンク下の包丁入れの包丁が一本足りないことに気づく。朝食にも手をつけず、弁当も持って行かず、さっさと家から消えた家族に「どうして?何で?」と憤慨するも、包丁で会社員を刺し殺した通り魔の少年のニュースがテレビに流れ…。
戦慄のサイコホラー「一本足りない」ほか、珠玉のエピソードがそろった『世にも奇妙な物語 '17春の特別編』は、4月29日(土)午後9時から放送。どうぞお見逃しなく。

プロデュース:後藤庸介(共同テレビ第1制作部)

自信作です。包丁が無いことをキッカケに生じた“疑念”が平凡な主婦を狂わせてゆく。しかしその先にはまさかの展開が…。奇妙ならではのワンシチュエーション心理劇で、最後のオチも爽快、原点に返りたい我々にとって念願の作品です。かなりブッとんだ脚本なのですが、永作博美さんに演じていただいたことで、リアルとフィクションの境界線を綱渡りするような、“面白怖い”作品となっています。主演最多を誇る“ミス奇妙”永作さんの怪演は、27年の歴史に残ると思います。