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#07 木梨憲武、5年ぶりドラマ出演!

明かされていなかった気になる主演キャストが明らかになりました!傑作復活編の1本、「思い出を売る男」の主演は木梨憲武さんです!(初回作品は小堺一機主演・1994年10月10日放送)。
木梨さん自身、「(ドラマへの出演依頼を受けた際には)光栄ですけれど僕で大丈夫なんでしょうか。台本がきたら薄かったのでこれは助かるなと思いましたけれど」と笑いながら語っていますが、ドラマそのものは切なくも辛いストーリーなのです。
木梨さんが演じる男は借金を重ねるばかり、ついに妻と娘にも捨てられてしまう。町をさまよううちに怪しげな研究所「夢野脳科学研究所」を発見。思い出を有料で買ってくれるという。再び家族と共に暮らせるよう借金を返そうと奮起した男は高校時代の思い出など片っ端から売りさばいていく・・・。思い出を売り続けた果てに待っている結末とは?木梨さんは「「そんなに(お金を)くれるのなら、売っちゃうかもね」と笑いながら「もともと昔の記憶がほとんどないんですよ。みんなと飲みながら話していても『そんなことあったっけ』なんてことが多くて。売ろうとしたところで『あなたには記憶がありません』と言われるかもしれませんね」と貴重なお話も聞かせてくれました。そんな多忙な中でも見ていたのが『世にも奇妙な物語』だったというのです。
「ちょうど(『奇妙』がレギュラー放送されていたのは)『みなさんのおかげです』と同じ頃です。ジャンルは違うけれどずっと見ていたのは『奇妙』でした」という貴重な発言が飛び出しました!
プロデューサーの後藤庸介も「思い出を金に換えてしまう、愚かだが憎めない主人公には、善意や真心など『人間本来の生きざま』が滲み出ている人がいいと思い、木梨憲武さんにオファーさせて頂きました」と出演を熱望した理由を語っています。 
最後に、木梨さんからは「丁寧につくりこんだ作品に監督がしあげてくれると思いますので楽しみにしていてください」とのメッセージが届きました。

さらに!映画監督編、清水崇監督演出の『嘘が生まれた日』主演も決定しました!主演は満島真之介。清水崇監督×満島真之介はどんな作品を生み出してくれるのか!出演を依頼した総合プロデューサーの小椋久雄は「『奇妙』というドラマはこれからの映像界、芸能界を牽引していく若手実力派の方々を多く輩出してました。満島真之介さんはまさにそのような存在として今回ご出演をお願いしました」と語っています!嘘がないために争いが絶えない世界に生きる若者を演じる。『奇妙』ならではの世界観で満島が若い感性でのびのびと演じきるにちがいありません!

あらすじ

  • 思い出を売る男

    職を失い、借金を抱えた古川は、妻や娘に愛想をつかされ、寂しい一人暮らし。彼の元に来るのは督促状と借金取りだけ。そんな彼が取り立てから逃れ迷い込んだ先には、怪しげな研究所が。「あなたの人生、高価にて購入」吸い込まれるように中に入った古川が提示されたのは、自らの思い出を売れば報酬を出すという取引だった…

  • 嘘が生まれた日

    ここは一切嘘がない世界。テレビやCMをはじめ人々の営みすべてにおいて皆が本音をさらけだしているため争いが絶えない。ある日、正太郎はふとしたことをきっかけに事実じゃないことを言える、ということに気づく。正太郎と友人たちはこの新発見を利用してあらゆることを試してみるのだった。