インタビュー

台本を読まれた感想をおしえていただけますか。

『世にも奇妙な物語』ならではの最終的にはぞっとしてしまうところもありながら感動的な二人の表情などが印象的な作品ができたと思います。私も親友がいるので共感しながら演じています。

美和を演じられる上での難しさはどういったところにあるでしょうか?

保育園から中学までずっといっしょにいた親友と距離を取ってしまってすごく遠くに感じ気まずい、埋められない関係性になってしまったなというところがありながら、根本のところでは隆子という女の子のことを知っているので久しぶりに再会した時、ひと目見ただけで懐かしい感じがよみがえってくるものだと思います。
複雑な距離感がありながら、でもいっしょにいると心地よさを感じられて、という風にやっていきたいと思っているのですが・・・、展開がスピーディーなので理解したいという気持ちと展開の速さ、スピードに美和もついていけないと思うんです。
それで美和は隆子の気持ちもよく考えずに言葉を発してしまうところがあったり自分の中でも状況を理解できていないところがあると思います。そのためにとにかくなんとか隆子を必死に助けようとするんです。

もし自分が美和だったらどうしますか?

なんとかいっしょに時間を過ごして、繰り返して繰り返して。でも自分自身も苦しくなるし相手も苦しくなるし、どこかで決断しなきゃいけなくなるのかなと思います。

『世にも奇妙な物語』に出演なさったご感想をいただけますでしょうか。

植田(監督)さんとは『世にも奇妙な物語』で二回目、昼ドラマもあったので実は3回目です。信頼もあり、お芝居もとてもやりやすいです。『世にも奇妙な物語』には二回目ということで有り難いと思います。昔から見ていたドラマなのでとても不思議な感じがします。単純にうれしいです。

視聴者へのメッセージをお願い致します

内容は(リメイク)前のものと変わらないですが、別ものとして、新しいものとして、記念として見ていただきたいです。
あまり感動しますよ、ということをあからさまにしたくはないです。美和と一緒になって前のめりで見ていただけたらと思います。