2009年6月社長会見要旨(2009.6.30)
Q.フジ・メディアホールディングスとして初めての株主総会が先週行われたが所感を伺いたい。
第一にフジ・メディア・ホールディングスとして第一回の総会を法律的にも瑕疵なきよう行なうことを、第二にホールディングスの現状をきちんと株主に説明すること心して臨んだが、すべての議案が可決され、株主への説明もきちんと果たすことができたと考えている。
Q.総会での『今後テレビはどうなっていくのか?』という質問に対しどのように答えたか?
米国発の経済危機の大打撃を受け、今マスメディアの広告市況は総じて厳しくなっているが、テレビとインターネット、テレビとモバイルという組み合わせでの展開は親和性が強いと感じている。広告媒体としてのテレビに未来はあると考えている。
また、フジテレビの姿勢としては、良質な番組、ソフト、コンテンツを大切にしていく方針に変わりはない。そこがしっかりしていれば、DVD、ネット、モバイルなど出口が増えても大丈夫、むしろ増えるほどよいのではないかと考えている。
Q.組織変更について。
現状の厳しい経済環境に速やかに対応すべく経営管理局を作った。関係会社調整局の廃止だが、昨年10月にフジ・メディア・ホールディングスに移行し順調に推移しているので関連会社との調整機能はホールディングスに移行させた。
また、番組制作、コンテンツ部門を強化した。さらに放送外収入の要となるデジタルコンテンツ局とライツ開発局を強化し、スポーツ局にスポーツメディア事業部を設けた。
Q.7月火21時ドラマ『救命病棟24時』が主演の江口洋介氏の事故によるケガで制作上の影響はどうなっているか?
大変期待している番組だったが、放送開始を遅らせざるをえなくなった。
(鈴木編成担当取締役)
本人は元気に回復しつつあり、7月半ばには復帰の見通しだが、病院および関係者と協議し結論を出したい。
Q.4月クールのドラマの総括をお願いしたい。
木10『BOSS』は主演の天海祐希さんの演技も素晴らしく、好調だった。最終回は21.7%、平均視聴率17.1%、全話15%越えした。魅力的なドラマだったと思う。
月9と火9については視聴者の支持を十分には得られなかった。全体的に低調だった感はぬぐえない。7月クールに賭けて臨んでいきたい。
Q.7月クールの連続ドラマについて。
月9『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』は山下智久さんが主演しているが、ラッシュを見る限り大変躍動感あるドラマになっている。
火9『救命病棟24時』はこれまでのシリーズ同様今の医療の現状にある問題を取り上げる。視聴者には楽しんでいただくとともに、社会的な提言ができればと思っている。
木10『任侠ヘルパー』は、奇抜なアイディアで一視聴者としても楽しみにしている。
土曜ドラマ『オトメン』もイケメンもたくさん出演しており、楽しめると思う。
7月クールも現場も頑張っているので私としても期待したい。
Q.TBSと日本テレビの4月改編の影響について。
2009年3月度のHUTは前年に比べ上がっている。しかし1〜3月に比べ4〜6月は下がっているのは事実。それは19時台の日本テレビさん、TBSさんの苦戦が大きく影響していると分析している。テレビは全局それぞれが切磋琢磨して視聴者に支持を受けなければ。元気でなくてはならないのではないか。
フジテレビとしてはそうした中でさらに魅力的な番組を作り、目標としているゴールデン、プライム帯14%、全日9%を確保していきたい。
Q.来月に迫った『お台場合衆国』への抱負は?
昨年までの『冒険王』からさらに視野を広げ、台場全体の夏祭りになればいいなと。この夏は「お台場から日本を元気にする」つもりでやっていきたい。少なくとも『合衆国』の会場にいらした皆さんにはご負担を多くかけずに楽しんでいただけるようにしたいと思っている。
こうした大イベントでフジテレビ全体がまとまってやっていく。7月18日の開幕に向けて着々と準備も進みスタッフも意気軒昂になっている。
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