リリース
2007・4・20 フジテレビジョン
個人情報を入力したノートパソコンの紛失について

 フジテレビがジャニーズ事務所と基本契約を結び、(株)ナノ・メディアに運営を委託する携帯サイト「Johnny’s Web」に関する個人情報の一部を入力したノート型パソコン1台が紛失いたしました。(株)ナノ・メディアの社員が所持していたもので、サイト上で展開している物品販売に関する個人情報が最大で56,802件入力されていました。
 フジテレビでは、ご本人、関係者の皆様に深くお詫び申し上げ、こうした事態を再び招かないよう社内管理体制を厳重に見直してまいります。

■事実経過・原因
 サイトの運営を委託されている(株)ナノ・メディアの社員が、4月14日午前2時半から午前4時にかけ、複数のタクシーを使って都内を移動する途中のいずれかで、ノートパソコンを入れた鞄を置き忘れ、紛失しました。
 紛失に気づいた社員が移動地点を中心に捜索しましたが、発見に至らず、午前5時になって警視庁麻布署に遺失物届を提出しました。それ以来、あらゆる手を尽くして捜索していますが、いまだに見つかっていません。
 現時点では、紛失した個人情報が不正に使用されるなどの報告はありません。
 なお、当のノートパソコンは、(株)ナノ・メディアが同社スタッフに貸与していたもので、ユーザーIDとパスワードがないと内容が見られないようになっています。
■紛失した個人情報
・氏名、住所、電話番号、メールアドレス、グッズ購入情報
1月15日から2月5日にかけて受注したタレントグッズに関連する個人情報、ユーザーサポートに使われるデータで、重複するデータを除いたあとの総数は、最大56,802件にのぼります。
■今後の対応
 個人情報が紛失してしまったご本人・関係者の皆様に深くお詫びし、事情を説明するため、ご連絡を差し上げ、ご了解を得たいと考えております。
 また、事実経過及び対応策について、本リリースを公表するとともに、監督官庁の総務省に経過を報告いたします。
 今後の再発防止策については、(株)ナノ・メディアに対し厳しく事故対策を求めるとともに、委託先全般の監督を強化し、改めて社内・外の体制を引き締めてまいります。
以上