#9 2017.9.3 ONAIR

 “いきもの係”で慰安旅行が催され、須藤(渡部篤郎)圭子(橋本環奈)弘子(浅野温子)のほか、石松(三浦翔平)らも参加する。一行が山中にある温泉旅館に到着すると、なぜか四十万(横山だいすけ)がいた。聞くと、ギックリ腰で動けない町の駐在の応援だという。四十万は、旅館の女将の娘・弓子(西畑澪花)が強盗被害に遭ったため、駆け付けていたのだ。
 女将に案内され館内に入るや、圭子は事務所にいたヨツユビハリネズミに釘付けになる。弓子のペットだが、弓子はケガで入院中なので、世話ができずに困っている、と女将は訴えた。

 早速、須藤を連れハリネズミの世話を始めた圭子は、その手と腹に小さな傷があることに気づく。女将は理由が思い当たらないと言うため、圭子は須藤、四十万と弓子に会いに行く。何者かに頭部を殴られ負傷した弓子は、頭に包帯を巻いた姿でベッドに横たわっていた。弓子は、ハリネズミが自分にあまり懐いていないこと、生餌は旅館の従業員のアサクラ(林 和義)が与えていることを話した。
 旅館に戻った圭子は、アサクラに生餌は何を与えているのか、アサクラ自身は甘いものが好きか、などと聞く。さらに、栗原(檜尾健太)という“ハリネズミ友達”がいるが、栗原の妻・亜希子(高橋美津子)はハリネズミを嫌っていることも分かった。
 そんな時、時刻は午後6時半になる。何かを悟った圭子は、アサクラから栗原の住所を聞き出すと、須藤とともに急行する。

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