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『ほんとにあった怖い話』に初主演そろい踏みで、超豪華「怖顔」共演!
さらに、自身が経験した不可思議体験・恐怖体験を明かす!
観月ありさ:「生放送中、霊に腕を引っ張られた」
斎藤工:「美輪明宏さんからの直電」
高梨臨:「亀の霊、家の前までやってくるハイヒールの足音」
中条あやみ:「息もできず、自由のきかない真っ暗な水中」
  

夏の風物詩としてすっかり定着し、今年で16周年を迎える『ほんとにあった怖い話』に今までにも増して豪華なキャストが勢ぞろいすることが決定した。超豪華「怖顔」共演が注目を浴びそうだ。さらに、キャストそれぞれが、自身の心霊体験や不可思議な体験、恐怖体験についても明かす。
 
 今回、出演が決まったのは斎藤工、高梨臨、中条あやみ、そして観月ありさ。日本を代表する美男美女の「怖顔」共演となる。4人が演じるのは、文字通りほんとにあった怖い話ばかり。誰にでも明日にも降りかかりそうなリアリティーが『ほん怖』の魅力だ。ドラマをご覧いただくと、魅力あふれる「怖顔」と共に恐怖が脳裏に焼き付いてしまうこと必至! その気になる内容とは…。


 主演のキャスト4名に『ほんとにあった怖い話』に初出演するにあたって、話を聞いてみた(主演の五十音順)。
 
 ホラー作品に「“見たくないけど、見てしまう”引力をすごく感じます」と、ホラー作品への興味を語るのは、“今最もセクシーな俳優”の呼び声高い斎藤工。
 映画フリークとしても知られる斎藤は、出演に際して「“ほん怖”は、みんなで共有できる夏の思い出。みんなが楽しみにしている作品だと思うので、出演が決まった時は、“うれしい”というか、“役割を全うしたいな”と思いました」とコメント。自身の心霊体験に話が及ぶと、幼少期、「玄関にいつも立っている男の人が見えていた」と話し、「顔中穴だらけの人を具体的にデッサンして母親に見せていた」という衝撃の過去を語った。「純粋無垢(むく)な頃には、いろんな感覚のブレーキがかかっていないので、見えるものはあるのかな、と思います」と恐怖体験についても淡々と語る。さらに、「美輪明宏さんから電話をいただいたことがあったんです」というエピソードも披露し、初めて会った時に電話番号を交換していないにもかかわらず、直に電話がかかってきたことを、「霊的な体験じゃないですけど、不可思議な体験です」と笑い混じりに語った。「でも安心もしていて、いざとなったときには美輪さんに相談しようと思っています」とも話している。「ただ怖かった、というだけでなく、見てくれた人に何か残るものがあればいいな、と思っているので、楽しんで、怖がって見ていただけたらうれしいです」と視聴者へメッセージを送った。

 「ずっと長く続いている作品で、私自身も見ていましたし、怖いとかっていう気持ちはなく、自分が出られることの喜びが大きかったですね。本当に楽しみにしていました」と『ほん怖』への意気込みを語ってくれた高梨臨は、2013年2月に放送された『ホラーアクシデンタル』(フジテレビ系列深夜帯で放送)以来、2年半ぶりのホラー作品への出演となる。
 自身の出演するエピソードに関して「現実感もありますし、想像すればするほど怖くなっていく作品。“ほんとにあった”話ですけど、ほんとにあったらイヤだな…と思いながら台本を読みました」と語るように、背筋も凍るような結末を迎える作品に主演する。「一時期、癖のように金縛りに遭っていた」と話す高梨は、「女の人のハイヒールの音が近づいてきて部屋の前で消えた」音を聞いたり、「見えているわけじゃないんですけど、私には確実に亀(の霊)だってわかって」いる霊の存在を感じたりと、さまざまな心霊体験を話し、視聴者に対しては「夏の終わりに見て楽しんでいただけたらと思います。怖くて会社や学校に行けない程になっちゃったらダメですけど、あくまで楽しんで見ていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

 ホラー映画「劇場版 零~ゼロ~」の主演で、鮮烈な映画デビューを飾った中条あやみは、『ほん怖』への出演に際して「ずっと見ていた“ほん怖”に出演できることになって、見ていた側から、今度は、自分が画面の中から皆さんを怖がらせる立場になるっていうのが不思議ですけど、光栄です」と意気込みを語り、台本を読んでみて「暗いというシチュエーションだけでも怖いのに、今回の話はそれだけじゃ終わらないんです。短い話なのに、究極に怖い要素がたくさん入っていたので、見た人が感じるスリルを壊したくないなって思いました」と演技に気持ちを込める。今のところ、霊の姿形を見たことはないという中条であるが、“ほん怖な(=本当に怖い)”ものに話が及ぶと、「そこでしかできない貴重な経験になった」と言いつつも、過去、撮影の際に水深が5メートルもある真っ暗なプールに潜らされ、耳抜きをしながら演技をしたという壮絶な経験を語り、息もできない、自由のきかない真っ暗な水中ほど怖いものはない、と振り返った。

 「ハートウォーミングな作品への出演が多かったので、久しぶりに怖いホラーへの出演が決まって楽しそうだなと思いました」と、出演が決まった際の思いを振り返ったのは、観月ありさ。連続テレビドラマの主演を24年間連続で務めるという驚異的な記録を、2015年現在も更新し続けている観月だが、意外にもホラー作品への出演は、1991年の映画「超少女REIKO」以来。
 自身の心霊体験について聞くと、「ラジオをやっていた当時、そのラジオ局が、非常に“よく出る”と噂の局で、夏の企画もので、(本番前に)局内の心霊スポットを見に行こうという話になった」という、心霊体験のエピソードを披露してくれた。録音テープと機材を持ち、古い日本人形など、さまざまな使わないものが置いてある部屋に行って写真を撮ってみたところ、「十字架のような光が写真に写っていた」のだという。さらに、いざ本番の放送をしていた時に、「最初はつんつんと、裾を引っ張られたような感覚があって。自分のスカートでも踏んじゃったかな、と思ってしゃべりながら下を見ても何もなくて、またしゃべっていたら、今度は2回、強い力で(霊に)腕を引っ張られたんです」と、身の毛もよだつような恐怖体験を語ってくれた。そんな観月だが、自身にとっての「ほん怖な」ものについて聞くと、「生放送とか舞台が怖いです。失敗するとしばらく夢に見るくらい(笑)」と、かわいらしい一面ものぞかせた。視聴者の方へは、「私も含め、ホラーファンの方ってたくさんいると思います。ぜひたくさんの方に見ていただいて、“ゾワァ~ッ”と寒い思いをしてほしいな、と思います」と語った。

 今回の華やかなキャスト陣に出演を依頼したことについて、プロデューサーの後藤博幸は「ほん怖では、一般の方からの投稿を基にエピソードを構成しているので、警察官などの特殊な職業の人が登場することがありませんでした。『ほん怖』史上、初となる警官役には、ここ数年テレビで見ない日はない、と言ってもいいほどのご活躍をされている斎藤工さんがベストだと思いました。高梨さんに演じていただいた役柄は、20代で、演技の幅が必要な役どころ。今後の活躍を期待されている実力派女優の高梨さんに、この役を託したいと思いオファーしました。中条さんには、制服姿の高校生の役柄を演じていただきましたが、今最も輝いている女優さんであるだけでなく、今回の役を演じる上で、彼女の持つ清純なイメージがぴったりだと思っています。観月さんにも、常々ご出演いただきたいと思っていたのですが、明るくはつらつとしたキャラクターで、ホラーやミステリーに出演されているイメージがあまりない彼女に、あえてホラー作品への出演をお願いすることで、新鮮な魅力が出てくるのではないかと思っています」と期待に胸膨らませ、語っている。

 過去の『ほん怖』では、何度か出演している出演者もいる中、今回各エピソードの主演を務める俳優・女優陣は全員が、『ほん怖』初出演! Kis-My-Ft2の玉森裕太や、先日芥川賞を受賞してマルチな活躍を見せる又吉直樹(ピース)など、超豪華なキャスト陣で魅せる、今までにも増してさらに怖い『ほん怖』の世界を、ぜひ堪能していただきたい。

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