インタビュー

『どこまでも憑いてくる』玉森裕太さんインタビュー
ホラー作品へのご出演はご自身初かと思うんですが、『ほん怖』出演が決まった際のご感想をお教えいただけますでしょうか。
単純に「ぁ、ホラーやるんだな」って感じでした。はじめてだったので、どういう撮影の仕方をするのかだったりも全然わからなかったので。すごく新鮮な気持ちでしたね。
過去のインタビューを拝見すると、お化けは苦手で、ホラーはあまり見ないとおっしゃっていたかと。
そうですね、今もお化けは嫌いですね。怖いから見たくないと思っちゃいます。
ホラーが嫌いなのには、何かきっかけがあったんでしょうか?
小さい時に、『チャイルドプレイ』のチャッキーを、おじいちゃんにめっちゃ見せられてからですね。急に飛び出してくるとか、怖い顔のアップとか、そういうのが来ると、すぐチャッキーを思い出します。全部おじいちゃんのせいです(笑)。
ご自身に心霊体験は?
1回だけ見たことがあります。本当に疲れ切っている時に、金縛りにあって。今までにも金縛りって何回かあったんですけど、その時は、家じゃなくてスタジオにいるときで、疲れていたので、ちょっとだけでも寝ようと思っていた時に、寝た瞬間金縛りにかかって、目の前に髪の長い女性が足元から徐々に上がってきたんです。さすがに怖かったです。体に力を込めて金縛りを解いたら、女性の霊も逃げ去っていったんですけど。
ホラーが苦手な玉森さんが『ほん怖』に出演されてみての感想はいかがですか?
すごく大がかりなことに驚きました。大がかりなセットを組んだり、合成カットを撮ったりとか。色合いも、青色系のものが入っていたりして、レンズを通して見ると、撮っている現場とは全然違って、すごく怖くなるんですよね。
ホラー作品を撮っている現場だと、撮影ベースにお札が張ってあったりとかもしますが、ご覧になりましたか?
見ました!気持ち悪かったんですけど。あれはもう定番なんですか?(プロデューサーから「お札は毎回貼ってありますね」とあり、)ビビりましたよ!お札が置いてあって。二度見しちゃいましたね。
今回、ホラー作品でありながら、恋愛の要素が入っていたりするのが特徴的かと思うんですが、演じてみられて、いかがですか?
恋愛ものに関しては経験があったので、まだ、はにかんだりとか、そういうシーンは体が覚えていました。でも、ホラーは全くやったことがなかったので、とりあえずがむしゃらにやってますね。
玉森さん演じる翔太が地元に帰ってきてすぐにアプローチをかけるなど、谷村美月さん演じる知美は積極的な女性ですが、玉森さんご自身、積極的な女性と奥ゆかしい女性、どちらがお好きですか?
嫌いな人はいないですよね。積極的な女性のことを。男性はイヤですけどね。
玉森さんにとって、「ほん怖」なもの、「ほんとに怖い」ものは、お化け以外に何かありますか?
お化けを抜いちゃうとあんまりないですね。でもケガは怖いですね。ほんとに怖いのは、ケガです。
お化けのどういった所が苦手ですか?日本的なものもあれば、グロテスクなものもあるかと思うんですけれども、どういったものが一番苦手ですか?
あんまり見たくはないんですけど、海外のホラー映画も見る機会があって思うんですが、絶対に日本のお化けが一番怖いですよね。リアルだし、ホントにありそうなシチュエーションが結構あるから、日本のホラー映画がダントツで怖いです。グロテスクなものよりも断然怖いですね。
視聴者の皆さんにメッセ―ジをお願いします。
ホラー作品に出演するのは初めてだったんで、きっとよく僕を見てくれている方たちにとっては新鮮なのかな、と思います。驚いたり、腰を抜かしたりとか。なかなかそういう表情をする機会もなかったので。そういう新しい一面を見ていただけたらうれしいです。
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