インタビュー

「K町のマンション」野久保直樹さん インタビュー
「柳下英治」という役を演じられた感想は?
僕、実は不動産屋周りが好きなんです(笑)。今まで“内見”で会ったことのある不動産屋さんから、この柳下さんのキャラクターにあてはまる人を探し、そのときのことを思い出しながら演じました。
“いわくつき”の物件の契約が成立したとき「決めて欲しくなかったよ。いい人そうだったし」というセリフがあるのですが、柳下さんは、仕事だから契約が成立すればいい、という考えでなく、相手の立場に立って物事を考えられる人だと思うんですね。彼のそんな人柄を意識して演じました。
恐怖シーンの撮影はいかがでしたか?
今公開中の、僕の主演映画『トワイライトシンドローム デッドクルーズ』で恐怖シーンを撮影したことはありました。でもこの映画はミステリー色が強く、一方、この「K町のマンション」は心霊現象の話。“怖さ”の意味が違うので、この作品の恐怖シーンを演じるのは難しかったです。
また、驚きの表情を作るのが大変でしたね。監督からはこのドラマは子供たちもたくさん観るので、ちょっと大げさな動きが欲しい、と言われ、自分なりに「ちょっと大げさに」演じてみたらOKが出ました(笑)。
でも本当にこういうことがあったと思うと、ぞっとしますね。
視聴者へのメッセージをお願いします。
「ほんとにこんな怖いことがあったんだ」と思いながら観てください。きっと背筋が凍ると思います!
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