インタビュー

「不思議な時間」主演 平岡祐太インタビュー
台本を読まれてのご感想を教えてください。
これって怖いのかな、と最初は思いました。でもよくよく考えると、日常にありえなくないかもしれないと思えてきて。
自分も仕事帰りタクシーに乗ることがあるので、後から寒気が来るようなそんな話だと思いました。
怖い経験をしたことは今までにありますか
。 1回だけ幽霊を見たことがあって。その時も後からゾッとしたんですよ。
小さい頃、ある日、野球の帰りに誰もいないマンションの前を通ったら、女性が洗濯物を干していたんです。こっちをずっと見ながら。家に帰って母に「あ、あそこ人が住んだんだね」と伝えたら「え、住んでいないはずよ」と言うので、戻って見たら、完全にドアがガチンと閉まっていて何もなかった、という体験があります。それ以来見ていないですね。
怖いもの、幽霊、といったものは信じますか。
見てしまった経験があるので、信じますね。
ちょっと現れてほしいくらいです。
そこにいるように見えているから全く違和感がないのですが、後になってから、気持ち悪いなって思います。
ホラー映画は観ますか?
ホラー映画を観るのは大嫌いです(笑)。おどかし系は苦手ですね。
でも小さい頃は「学校の怪談」シリーズは大好きでした。あれが子どもの頃、映画の話題で唯一盛り上がれる材料でした。
肝試しもやりましたね。クラスの女の子と肝試し、あれは男の夢でしたよね(笑)。
上司役の柴田理恵さんと共演なさっての感想を聞かせてください。
ほんとはすごく優しい方なんですけど、設定の中ではすごく怖い上司ということなので、(柴田さんを見る際には)怖いものを見るような目でという、意識でいました。
怖い上司ですが、今日、一瞬優しさが見えてしまって、『大吾っ!』て(自分の名前を)呼んだ後の顔は優しかったですね。
こうしたホラー作品に出演なさるのは初めて、ということですが今後もやってみたいですか。
ゾンビを撃ちまくるみたいな役はやってみたいですね(笑)。
脅かす役を演じるというのは、想像できないです。
今回の大吾という青年には共感できますか。
ぼくより大吾(サッカーが大好きな新入社員)の方が少し過剰ですね。絶対サッカーを観なきゃいけない、みたいな感じで。
熱狂的なサッカーのサポーターの気持ちになろうと思って、ドラマに入る前に、サッカーのビデオを観たりしました。
演じるに当たっては、自分より過剰にサッカーに反応してしまえばいいのかな、と。
もともとサッカーをやっていて、先日もやってきたところなのですが、やっぱり(サッカーは)「熱い」ですね。ワールドカップも皆で集まって観ていたので、その時のことを思い出しました。
番組をご覧になる視聴者の方へメッセージをお願いします。
この作品を観てくれること自体がうれしいんですが。
少しでもファンタジーの世界に入って楽しんでもらえたらもっとうれしいですね。
テレビの前で一瞬でも、ゾッとしてくれたら、俺の勝ちということで!(笑)
アーカイブ