インタビュー

「病棟のぬいぐるみ」田野辺舞役・岩佐真悠子インタビュー
怖い話は信じるほうですか。
自分の目で見ないと信じないタイプですね。でも一度だけ、2,3年前に友達と肝試しに行こうということになって、墓地に行ったんです。一緒にいた子は霊感が強くて、怖いからってずっと手をつないでいたら、つないでいる方の左肩がすごい重くなって…。その子も気持ち悪いからと一緒に車に戻ったんですけど、いろいろな気配みたいのを感じてしまいました。それから信じられるようになりました。
今回のお話を読んでみてどう感じられましたか。
家にももらいもののぬいぐるみや人形があるので、台本を読んだ日は怖いと思いました。くまのぬいぐるみの呪いなのか念なのか、本当にあってもおかしくないのではないかと思います。人形、って怖いじゃないですか。念が映る、と言われたり。でも今回のお話は、すごい怖い、というより、切ない感じのほうが大きいですね。
怖い話を演じるのはいかがですか。
怖くはないですね。私はぬいぐるみの(詳しい)ことを知らずにいる役なので怖い感覚はありませんでした。
ホラー作品などは見るほうですか。
けっこう見ちゃいますね。キャーキャー言いながらも見てます。
看護師さんの役はいかがですか。
初めてだったんですけど、人の命を預かるので本当の自分だったら恐れ多くてできないと思います。監督とお話しした時に、「新人っぽさを出してほしい」と言われたので、新人っぽさってどういうものと悩みましたが、明るく、ちょこっと脳天気な感じかな、と思ってやっています。
番組を通じて視聴者の皆さんにどんなことを伝えたいですか。
ぬいぐるみや人形って怖いな、と思う経験は割りと誰にも身近な経験としてあると思うのですが、今回の、切ないところ、(入院中のお婆さんの)久保田さんを思う紀子(釈由美子)の気持ちなどを感じてほしいと思います。
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