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夏の特別編2007

私を呼ぶのは…?
私を呼ぶのは…?
  • 脚本:三宅隆太
  • 演出:鶴田法男
  • 出演:皆川さやか … 森迫永依
  • 皆川良平 … 飯田基祐
  • 皆川由希 … 魏涼子
  • 皆川康明 … 松川真之介
  • 呼ぶ女 … 稲葉恵子

9歳のさやか(森迫)は、父・良平(飯田)、母・由希(魏)、兄・康明(松川)とともに、引っ越したばかりのマンションで夕食をとっていた。そのとき、ふいにさやかの背後から声が聞こえてきた。さやかは、慌てて振り返るが、わずかに開いた襖の奥には何も見えない。その後も声は続く。 さやかが訴えても、兄も両親も何も聞こえないという。少しずつ大きくなる声に思わず声を出し、立ち上がるさやか。
良平は、テレビのボリュームを下げ、襖を注視して耳を済ませたが、やはり何も聞こえなかった。仕方なくさやかが襖から目をそらした瞬間に・・・。

霊の通る家
霊の通る家
  • 脚本:三宅隆太
  • 演出:鶴田法男
  • 出演:中川翔子 … 中川翔子
  • 翔子の母 … 唐木ちえみ
  • 翔子の祖母 … 安田洋子
  • 幼いころの翔子 … 山口愛
  • 叔父 … 森田宗宏
  • 神無月陽子 … キムラ緑子

翔子(中川)は、9歳のときに父親を亡くした。当時翔子は、母(唐木)、祖母(安田)と古い一軒家に住んでいた。が、そのころから身の回りで不審な出来事が次々と起き始める。翔子の部屋がある2階で誰もいないのにドアの開く音がしたり、壁に突然、血のようなシミが浮かび上がったり、市松人形の髪の毛が伸び始めたりしたのだ。祖母は、その人形を2階にある物置の開かずの間にしまいこんだ。
それから数年後、壁のシミはいまも消えず、2階からは頻繁に足音のような音が聞こえるようになっていた。そんなある日、ひとりで留守番をしていた翔子は、2階の廊下を歩き回るような音に耐えられなくなり、「いい加減にしてよ!」と叫んだ。音は一瞬止んだが、次の瞬間には・・・。

幽惑ドライブ
幽惑ドライブ
  • 脚本:三宅隆太
  • 演出:鶴田法男
  • 出演:村上圭介 … 増田貴久
  • 小板誠人 … 波岡一喜
  • 佐々木賢司 … 出口哲也
  • 同乗する女 … 嶋崎亜美

圭介(増田)は、友人の誠人(波岡)、賢司(出口)に連れられて、心霊スポットと呼ばれる場所まで車ででかける。そこで三人は、雑誌の記事を頼りに、赤い服を着た女性の霊が出るという電話ボックスを訪れた。だが、そこでは何も見ることができず、拍子抜けした三人は、近くにある別の心霊スポットへと向かった。
しばらく山道を走っていると、ヘッドライトに道路の真ん中を歩く若い女性(嶋崎)の姿が浮かび上がった。慌てて急ブレーキを踏む誠人。どうにか事故は免れたが、圭介はその時、嫌な予感を感じた。誠人は、車をゆっくりと走らせ、女性の横を通り過ぎた。ところが次の瞬間、ふいに誠人は、車をバックさせた。誠人と賢司は、窓から顔を出し女性に話しかけると、家まで送って行く、といって彼女を車に乗せるが…。

真夜中の病棟
真夜中の病棟
  • 脚本:鶴田法男
  • 三宅隆太
  • 演出:鶴田法男
  • 出演:小倉聡子 … 榮倉奈々
  • 藤川香織 … 佐藤寛子
  • 武田真理子 … 池谷のぶえ
  • 山岸雄一 … 小池榮

看護学校を卒業した聡子(榮倉)は、とある病院に勤め始める。先輩看護師の香織(佐藤)、主任の真理子(池谷)とともに深夜勤務をしていた聡子は、病室からのナースコールに不審を抱く。点滅した部屋は空き部屋だったからだ。聡子は、香織に連れ添ってその病室へと向かった。ふたりが病室の扉を開けると、そこには誰もいなかった。だが、部屋を出ようとした瞬間、「背中が痛いよ…」という子どもの声が聞こえてくる。恐怖に怯える聡子。しかし香織は、誰もいないベッドに近づき、あたかもそこに患者がいるかのように、背中をさするような仕草をしながら話しかけた。顔面蒼白でナースセンターに戻った聡子は、仕事が手につかない。
それから数日後、再び深夜勤務をすることになった聡子は、巡回中にピタピタという怪しい音を聞く。その音は、廊下の奥にある階段の方から聞こえていた。聡子は、恐怖と戦いながらその階段まで確かめに行く。すると・・・。

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