予告 トピックス キャスト&スタッフ 相関図
インタビュー メッセージ スペシャル 見逃し配信

Interview インタビュー

バックナンバーはこちら

vol.9 加藤修役 北村一輝さん
ラブストーリーは初めてとおっしゃっていましたが、ここまでの撮影を通じてこの作品にどのような印象をお持ちですか?
題材は不倫ですが、男と女の恋愛をメインにした作品は初めてで撮影に入る事を楽しみにしていました。でも、この作品は……怖い(笑)。話の内容が女性目線のドラマで紗和(上戸彩)と北野先生(斎藤工)のくだりを見ていると、「まだ引っ張るのか?」と男性目線で思ったりしますし、利佳子(吉瀬美智子)を見ていると、「こんなに女性はしたたかなの?」とも思いました。ただ、周りのスタッフに「ここまでする人いる?」と聞いたときに、「いますよ!」と(笑)。「顔には出さないだけでしてますよ。だから騙されるんですよ」と言われました(笑)。女性スタッフはみんな、気持ちがよくわかると。そういう話を聞くと、いままで思っていた自分の女性観がちょっと崩れるというか。女性は怖いなと改めて認識しました。僕は、紗和にも利佳子にも騙されると思います。騙される自信がありますね(笑)。
公式サイトでも不倫に関するご意見や体験談を募集中ですが、本当にたくさんの投稿をいただいています。もちろん反対意見もありますし、「普段は誰にも言えないことだから」と詳しく書いてくれる方もいて。そこには、紗和さんのような方、利佳子さんのような方。そして利佳子さんの子どもたちと同じような立場の方からの意見もあり…。
なるほど。僕も話だけならいくらでも聞きますよ。自分のことは絶対言わないですけどね(笑)。
今回の加藤いう役の印象は? 西谷弘監督は、「ああいうアウトローは好きだ」とおっしゃっていましたが…。
僕も、西谷監督にいろいろと聞きながら役を作って演じています。西谷監督の中に、加藤のイメージが出来あがっていますね。多分、絵も。「こんなときにこのセリフ」「これを持ったときにこのセリフ」という風に。お芝居のアプローチの方法は何十パターンもあると思いますが、今回の場合は、西谷さんが思い描く世界に入ることが一番上手く加藤を伝えることができると思い、この役に関しては、髪の毛1cmまでも…この間、髪を切りましたが、そのときも編集作業を抜けてわざわざ美容室まで来てくれて、「もっとこういう感じで」と細かくこだわっていました。キャラクター、セリフの言い方、どこを強調するか…ということに関しては、もう西谷さんにお任せですね。
アウトローという意味でも男が憧れるようなキャラクターではないかと思ったんですが、いかがでしょうか?
ある種そういう魅力を持ったキャラクターになるように努力していますが、恰好が良いのか悪いのか、良いヤツなのか悪いヤツなのかわからぬままに…それは、見てくれた方が判断してくれればいい部分だと思います。
自分自身の欲望とか興味に対して素直なのかもしれないですね。
僕もそういう部分を出せればいいのかな、とは思いました。後半、凄く展開しますけど、物を作る人、僕たちの仕事もそうですが、やっぱり夢を追っているわけじゃないですか。恋愛だってするでしょうけど、それが葛藤を生み出したりもするでしょうし。プライドを捨てたら終わりだ、みたいなところもありますけど、それが捨てられないというのは実は弱い人間だったりもしますよね。本当に持っていたら捨てられますから。だから、そういう人間の脆い部分を出していけたら面白いと思っています。
木下ほうかさんも、画家と役者の共通点について言及されていました。
確かに近い部分もあるのではないでしょうか。ただ僕は、職種関係なしに、仕事はすべてが共通していると思います。どんな仕事であれ、そこで自分をどのように展開していくか、という意味で。そこには人間と一緒で表や裏もあったり、本音と建て前があったり…。画家という仕事においては、僕らよりもミュージシャンの方のような人がより近いような気もします。ゼロから、個人で作れますからね。僕たちは総合芸術のうちのひとつのピースですから。そういう意味では、似ている部分より違う部分の方により興味があります。すいません、曖昧な答えで(笑)。
今回は、吉瀬さんとのお芝居が多いですが、実際に共演されてみていかがでしたか?
とても素敵なお芝居をする方だと思います。僕は、彼女が初めてお芝居の世界に入ってきたときから知り合いでした。彼女はそのときのことを「右も左もわからなかった」と言っていましたけど、そういうときから見てきて、これが4本目かな? しかも、これだけ絡みがあるのは初めてでしたが、利佳子は凄く難しい、重要な役ですし、共演も楽しみにしていました。演じやすくとても感性豊かで、人間性も素敵なんですよ。みんなで食事をする機会があった時に、その席で「好きになったよ」と言いました。もちろん、ヘンな意味じゃなくてね(笑)。
このドラマは不倫を題材にしています。そういった作品に関わることでなにか考えたことは?
人を傷つけてしまうと必ず自分に戻ってくる。それは不倫に限ったことではありませんが、ドラマは不倫を肯定しているのではなく、ちゃんと罰を受けるということも描いている。その罰は、自分自身が一番よくわかっているわけです。でも、やがて傷つけたことも傷ついたことも忘れて生きていってしまう…それが一番怖いと思います。人それぞれのことなので、不倫をしている人を否定しようとは思いませんが、いまから不倫をしようとしている人にはこのドラマを見てほしいですね。優しくされたら止まらない、物足りなさや寂しさを埋めるための道具で不倫をしてしまうのなら、一度立ち止まって両足を地に着けて考えてほしいですね。
ドラマの中の2組、紗和さんと北野先生、利佳子さんと加藤画伯はどうなっていくと思われますか?
仮に上手くいったとしてももたないでしょうね。継続する、というのはお互いに尊重し合えたり、信頼し合えたり、という人間としての結びつきがないとダメだと思っています。このドラマを見ていると、女性は恋愛を求め、男にはそうじゃない部分もあるし、「そこは気にしていないよな…」と思うような部分もある。そういう意味では、逆に気づかされることも多いですね。
これまでの撮影の中で、特に印象に残っている出来事は?
あのアトリエに住みたいな、と思いスタッフに値段を教えられ、高くて止めました(笑)。しかも、夏は暑くて冬は寒いそうなんです。あとは…撮影に入って、斎藤工くんと1回も会ってない(笑)。最初のポスター撮影、中打ち上げの席ではお会いしましたけど…。タイトルバックの撮影のときは、ふたりとも裸でジーっとしていましたし「俺ら、何してるんだろうね?」って(笑)。あと他に何があったかな?
3話の利佳子さんとのシーンはいかがでしたか?
あれ、オンエアでは短かったじゃないですか。でも凄く長い時間撮りましたね。 全部使えなかったというのは、あれが使えるところだったから。実際はもうあれ以上に…。僕らの周りをレールで回って撮ったりして。きっとDVDになったら使われるんでしょうね、ディレクターズ・カットとして(笑)。凄いですよ。「これ、ドラマでは無理だろ?」と思いましたよ。
DVD、Blu-rayの高画質であのシーンが…。
いやでも、一時停止とかされて裸とかラブシーンを見られるのは最悪ですよ(笑)。
最後に、視聴者のみなさんに向けてメッセージをお願いします。
これからラストスパートです。ビックリするような展開、新しいキャラクターの登場もあります。想像以上に修羅場だらけになり、「やっぱりこうなるのか…」という終わり方でもなく…。まだ最終回の本がないのによくこれだけ言えますよね(笑)。でも、多分そうなると思います。あとは……彩ちゃんや工くんのファンの人に、いろんな彩ちゃんが見られるかもしれませんよ、いろんな工くんが見られるかもしれませんよ、と伝えておいてください(笑)。
『昼顔』アンケート 『昼顔』投稿集
限定版!スペシャル動画 昼顔 オフィシャルスタッフブログ
西谷弘監督が語る『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』 フォトギャラリー
Page Top
フジテレビトップ ドラマトップ サイトトップ スマートフォンサイト ケータイサイト