インタビュー

バックナンバーはこちら

vol.12 野江伸二役 鈴木勝大さんインタビュー

撮影も残すところあとわずかとなりました。今回の現場はいかがでしたか?
いま振り返ってみれば、あっという間だったと思います。クランクインして、2日目くらいのときにめちゃくちゃ怒られて…。「もう、3話くらいで心が折れるかも…」なんて思ったりしました。人生でこんなに怒られたことない、っていうくらい怒られましたから(笑)。でも、見返してやろう、じゃないですけど、いつか「お、やるようになったな!」って思われるようにしてやろう、と思って頑張りました。
特に最初のころ、監督たちは厳しかったですね。
めっちゃ厳しかったです。まあ、いまも厳しいですけど(笑)。「気合い入れていかなきゃ!」って思いました。30人くらい同じ世代の男の子たちがいて、みんなそれぞれ頑張ってたんで、相当頑張らないと目立たないし、いい役をいただいたので、期待に応えなきゃいけないな、という気持ちになりました。
怒られるのも、それだけ期待が大きかったからでしょうし。
そうだと思います。怒られるうちはまだいい、なんて良く言いますけど、ホントにその通りだと思いました。
オールアップのときに、松田秀知監督から「良かったよ!」と言ってもらえれば勝ちですね。
そうですね(笑)。最後まで気を抜かないようにして頑張ります!
野江というキャラクターを演じるにあたって、監督やプロデューサーから何かリクエストはありましたか?
いや、具体的に「こうしてほしい」というお話はなかったです。衣装合わせか顔合わせのときに、「原作を全部読んできました」と言ったら、森安(彩・プロデューサー)さんが、「野江、可愛かったでしょ?」とおっしゃって。ただ、野江は、中央とかの可愛らしさと違って、もっと元気というか、少年っぽい可愛らしさを持っているキャラクターだと思ったので、17歳の高校生なりの、元気な可愛らしさを出していこうと思いました。周りにはテンションで負けたくなかったですし、ヘンに飾った感じではない可愛らしさを出せればと思っていました。
同じ第2寮の芦屋瑞稀役を演じた前田敦子さんと実際に共演されてみての感想をお願いします。
テレビで見ているAKB48の前田敦子さんと、現場で会う前田敦子さんは全然違いましたね。このドラマの撮影中に、1回、AKBの前田さんにもお会いしたことがあるんです。そのときは、AKBの撮影をした後に、この現場にもいらっしゃったんですけど、1日の中でも全然違っていて…。AKBのときは、アイドルの女の子、という感じでキラキラしてて、『花ざかりの君たちへ』のときはホントに男の子のような雰囲気でした。なので、AKBのときの前田さんに会うと、ちょっとドキドキします(笑)。
多少の年齢差はあるとはいえ、ほぼ同じ世代のキャストが揃った現場だったわけですけど、鈴木さんにとって彼らは、仲間という感覚でしたか? それともライバルという意識でしたか?
人それぞれだと思うんですけど、僕は、仲間でありライバルである、という感覚でした。仲間ととらえている人もいると思いますし、逆に、全員がライバルだととらえている人もいると思うんですけど…。もちろん、ひとつのチームですから、同じ目標に向かっていく仲間だと思うんですけど、でも、これだけ若い人たちが集まっているわけですから、それだけではダメだと思うんです。キャリアも年齢も似たような人たちが集まっているわけですから、誰かが褒められたら、「よし、俺も頑張らなきゃ!」って思いますよね。
みなさんは、普段からお互いにドラマのことや役のことを話しあったりしていて、凄くいいチームだったと思うのですが…。
そうですね。エネルギーを感じました。みんなが頑張ってて、その熱い思いがぶつかっていたので。
最初に「怒られた」という話がありましたが、具体的に教えてもらってもいいですか?
いっぱいあるんですけど(笑)。この前は、みんなで花火を見に行く、というシーンがありましたけど、そのときに凹んだ感じでお芝居をしていたら、「何でお前が凹んでるんだよ!」って(笑)。「お前はテンション高い役なんだから、ちゃんと上げていけよ!」って言われたんです。「そういうときでも、キャラを忘れちゃいけない、っていうことなんだな」って勉強になりました。あと、普通にみんなでワーッと騒いでるシーンでも、それが続き過ぎて他の人のセリフにかぶっちゃったりして、「芝居が下品!」って怒られたり…。
そんな撮影の日々の中で、特に印象に残っている出来事は?
ロケは、暑くて大変だったんですけど、1回、気温が39℃までいった日がありました(笑)。髪の毛はグシャグシャになっちゃうし、Yシャツは透けてきちゃうしで、「その前のカットと見た目が全然違っちゃうんじゃないかな…」って心配になりました(笑)。
野江くんの衣装が可愛い、というコメントも多かったです。
そうですね(笑)。毎回、蝶ネクタイとサロペットで…。いつもは全然あんな格好してないんですけどね。洋服買いに行って、蝶ネクタイがあっても買おうとは思わなくなりましたね(笑)。もういいや、って感じです(笑)。
寮生メンバーの間で、何かブームみたいなものはあったんですか?
最初のころはトランプとかやってたりもしましたけど…。逆にいまは、そういうコミュニケーションツールみたいなものがなくても、距離が縮まってしゃべるようになっているので、何もなくても普通に過ごせるようになっていますね。
最後に、終盤のみどころを含め、視聴者のみなさんに向けてメッセージをお願いします。
最初は、ちょっと変わった転校生の芦屋瑞稀が教室に入ってきて、みんなでそれを笑っているようなところから始まりましたけど、いまはもう、みんなにとって瑞稀がかけがえのない存在になっていて…。10話では、瑞稀が女の子だということがバレて、騙されたような気持ちになるんですけど、それでも心のどこかでわかっていると思うんです。瑞稀が大事な仲間だということを。そういう友情物語に注目して見ていただきたいと思います。最後まで応援してください。よろしくお願いします!


ページトップ