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2018 07/09第1話完成披露試写会&舞台挨拶

『グッド・ドクター』、7月12日木曜日の放送開始を目前に第1話完成披露試写会と舞台挨拶が、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で開催されました。こちらでは、舞台挨拶の模様をお届けします。
登壇は、主人公の新堂湊を演じる山﨑賢人さん、瀬戸夏美役の上野樹里さん、高山誠司役の藤木直人さん。司会は西山喜久恵アナウンサーです。

そして、小児外科医にスポットがあたるドラマということで、会場には15歳までの子どもたち160名が招かれ、通常とは少し違う温かく、よりアットホームな舞台挨拶となりました。
試写を見た直後の子どもたちは、出演していた山﨑さんたちの登場に最初は戸惑っていた様子。ですが冒頭の挨拶を終えて、山﨑さんがスツールにちょこんと腰かけると、会場の子どもたちから「カワイイー」とどよめきが起こります。ここから会場の温度は一気に盛り上がりました。

まずは西山アナからの代表質問です。

西山アナ
「本作が初めての医師役ですが?」
山﨑さん
「医療用語とかを覚えるのが結構大変で…。でも、湊は“すべてのこどもを大人にしたい”という真っ直ぐでピュアな思いをもっているので、そこをブレずに持って演じて行こうと思います」
西山アナ
「第1話では本当に素敵に演じられていると感じました」
山﨑さん
「クランクインする前に、2日間ぐらい監督、プロデューサーといろいろと話をさせていただいて、湊のキャラクターを作り上げたんです。ですので、撮影が始まった時に湊に近づけていたんじゃないかと思います」
西山アナ
「上野さんは2年半ぶりの連続ドラマご出演ということですが?」
上野さん
「久々に会う助監督など、スタジオですれ違う方々に“がんばってね!”と言われたりして、何か懐かしいなぁという気持ちになりました」
西山アナ
「夏美も上野さんを代表するような役柄になっていくのでは?」
上野さん
「そうですね。今までは色の強い、個性的な役が多かったんですけど、夏美は生い立ちに特別なものがあるわけではないですし、いたって普通で真っ直ぐな医師です。だからこそ、いろいろな表情を見せることが出来るので、そこが私にはすごく新鮮で演じていて楽しいです」
西山アナ
「藤木さんは医師役がテレビドラマでは10作目になるそうですね?」
藤木さん
「そう言われたんですけど、『ナースのお仕事』シリーズが結構あるので…。『ナースのお仕事3』、『ナースのお仕事4』、『ナースのお仕事 ザ・ムービー』、『ナースのお仕事 離島編/再会編』だけで4つになるので(笑)。でも、今までは頼りない研修医とか出来ない医師役が多かったので、高山という出来るキャラを演じるのは難しいと思っています。また、高山は賢人くん演じる湊に厳しくあたるので、世の中の女性を敵に回すんだろうな…と(笑)。がんばりたいと思います」
西山アナ
「(客の子どもたちに、試写を見て)山﨑さんにあんまり厳しくしないで! と、思った? あっ、うなずいている方もいらっしゃいますね?」
藤木さん
「仕事だからね!(笑)」

その後、西山アナからの“お互いの印象”などの質問などが出た後、いよいよ今回のメイン。お集まりいただいた子どもたちが、山﨑さんたちに直接質問が出来るコーナーの始まりです。予め書いていただいた質問の中から、プロデューサーなどスタッフに選ばれた3名が順番に登壇。

最初は、10歳のリョウジくんからの質問。

リョウジくん
「僕は周りの人から“イケメンだね”とか“カワイイね”と言われるのがすごくイヤです。言われても何て言っていいか困ります。みなさんはしょっちゅう“イケメン”とか“カワイイ”とか言われると思いますが、言われたらどうしたら良いと思いますか?」
リョウジくんはバスケットボールチームのお母様方からよく言われるそうです。
山﨑さん
「認めるしかないかな? イケメンです!って(笑)」
藤木さん
「大人の人に言われると戸惑っちゃうよね? でも、ありがとう! って言っておけば良いんだよ」
上野さん
「きっとお母様方を幸せにしているんですね。ありがとうと言って笑顔を見せて、シュートを決めれば良いと思います。がんばってください!」

続いては、13歳のユキコさんの質問。

ユキコさん
「湊はコミュニケーションをとるのが苦手ですが、私も人見知りで苦手です。みなさんがコミュニケーションを取る時に心掛けていることはありますか?」
山﨑さん
「13歳でそれを考えられることで、もうコミュニケーションをとることは始まっていると思います」
藤木さん
「僕も人見知りなんですけど、僕は親しみを感じる名前で呼びたいなと思っています。たとえば、賢人くん…とか? 上野さんはまだ樹里ちゃんと呼んで良いのかわからないんですけど…」
上野さん
「呼んでください! 樹里でもなんでも良いです」
藤木さん
「樹里さん?」
上野さん
「さん!(笑)」
藤木さん
「こんな感じに、名前の呼び方でも距離感は縮められると思います」
上野さん
「私も人見知りなんですけど、無理して話さないことかな? 無理するとぎこちなく始まってしまいますから。話せない時は、話さない…自分を持っていれば良いと思います。それで素敵だと思います。そして、放って置いても関係は自然に出来ていくと思います」

3人目は10歳のアツキくん。

アツキくん
「僕は今のままの子どもでいいなぁと思うんですが、みなさんは逆に大人になって良かったと思うことはありますか? また、子どもの方が良かったと思うことは何ですか?」
山﨑さん
「大人は感動するものが少ないから月日の流れるのを早く感じるそうです。子どもの時の方が初めて見るものが多いから1日が長く感じるみたいですから、その感覚を忘れないようにしたいと思ったことはあります。あと、大人はビールが飲めるのが良いです(笑)。アツキくんが子どものままで良いと思ったのはなぜですか?」
アツキくん
「大人になると自由も増えるけど、その分責任も増えるから…」
山﨑さん
「めっちゃ大人ジャン!」
アツキくん
「まぁ、いろいろあるので…」
藤木さん
「僕が言おうと思ったことをアツキくんが言ったので、すごくビックリしました(笑)。自分の子どもを育てて何かを渡していくことも必要だから、がんばって大人になっていくんじゃないかな?」
上野さん
「大人には責任とか大変なこともあるじゃないですか? その中で本当に純粋に自分がやりたいことをがんばってやっている人は素敵です。子どものように純粋でピュアな気持ちでやりたいことをやるのも素敵だと思うけど、大人になったらもっともっと本気でやらないと流されてしまうこともあるからね。アツキくんも、がんばってください!」

そんなアツキくんの将来の夢はカーレーサーだそうです。夢を叶えたら、もう一度山﨑さんたちに会いたいとか。
そして、子どもたちと一緒に記念撮影をして終了。楽しい舞台挨拶になりました!

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