フューチャーランナーズ~17の未来~

2020年3月25日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
建築家 坂 茂 さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
放送内容
建築界の賞としては世界で最も権威がある、アメリカのプリツカー賞を受賞した坂さんは、
1994年のルワンダ内戦で、紙製のパイプを使った「難民シェルター」を試作して以来、
災害に見舞われた世界各地を訪れ、紙製の仮設住宅や避難施設などの建設を手がけてきた。
「建築は世の中の役に立っていないのではないか?」という坂さんの意外な思いから生まれた
「紙の建築」とは、一体どういうものなのか?
大学生との共同制作の現場を取材した。

2020年3月18日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人 Rescuing Leftover Cuisine, Inc.
CEO & 共同創設者 ロバート・リーさん

◆【SDGs目標1】貧困をなくそう
◆【SDGs目標2】飢餓をゼロに
◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
放送内容
まだ食べられる食品の廃棄、いわゆる「食品ロス」。
アメリカでは日本の約10倍にあたる年間約6033万t(約18兆円分)の食べ物が
捨てられている。
その一方で、10世帯中1世帯が、食べる物に困るレベルの貧困状態にあるという。
この大量に捨てられる食品を困っている人にダイレクトに届けるシステムを確立した
ロバート・リーさんは、日本では消費期限や衛生面の問題で実現できない、
弁当や食べ残しの食品も届けている。
寄付する側にもメリットがある食料再配分の工夫とは?

2020年3月11日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
一般財団法人 オーバーザレインボウ基金
代表 かの 香織さん

◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
放送内容
2011年3月11日に起きた東日本大震災から丸9年。
被災各地では復興が進み、街並みやインフラの整備も大方完了したように見える。
しかし、人々の「心の復興」はいまだ道なかば。
むしろ、失った命やふるさとへの思いは強くなる一方だという。
音楽家のかのさんは震災当時から歌を通じた被災地支援を行ってきた。
その過程で、年配の被災者から言われたある言葉がきっかけとなり
「校歌保存プロジェクト」を立ち上げた。
町の9割が津波で壊滅した宮城県山元町で行われたプロジェクトの様子を取材する。

2020年3月4日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社「miup」・内科医
森田知宏さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標9】産業と技術革新の基盤をつくろう
放送内容
インド、ミャンマーと国境を接する南アジアの国、バングラデシュ人民共和国。
安定的な経済成長を続ける中で、近年問題となっているのが糖尿病、高血圧、
脂質異常症などのいわゆる生活習慣病の増加だ。
心筋梗塞による死亡者数はここ10年で50%も増え、医療的な対策が急務となっている。
ところが、バングラデシュの医師不足は深刻で、
国民の健康への意識も極めて低いのが現状だ。
森田医師は、大学時代の仲間と共に立ち上げた会社で、
バングラデシュの人々に健康診断や遠隔地診療を提供するサービスを始めた。
現地での活動に密着取材する。

2020年2月26日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
聖学院中学3年生
山口由人さん

◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
◆【SDGs目標17】パートナーシップで目標を達成しよう
放送内容
最近、SDGsに関連する企業のフォーラムやワークショップなどに、
登壇者として招かれる少年がいる。聖学院中学3年生の山口さんだ。
中学2年の夏、仲間たちと共に、SDGsの達成を目指す学生団体「Sustainable Game」を
立ち上げ、中学生らしい自由な発想で様々なイベントを開催している。
イベントはクラウドファンディングを駆使して運営し、SNSで中高生の参加者を募る。
そんな彼のベースとなるのが、幼少期を過ごしたドイツでの体験だった。
「同世代の意識を変えたい」と言う山口さんの一日に密着する。

2020年2月19日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社 ミライロ
代表取締役社長 垣内 俊哉さん

◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
放送内容
生まれつき骨が弱く折れやすい病気「骨形成不全症」を患う垣内さんは、
幼少期から車いすに乗って過ごし、手術も10数回経験してきた。
夢は「歩くこと」。
しかし、その夢は叶えられることはなく、絶望に打ちひしがれながらも、
「歩けないからこそできること」を追い求めてきた。
そんな垣内さんが大学在学中に設立した会社は、
「障がいを価値に変える」という信念と共に大きな成長を遂げている。
「車いす社長」の知られざる人生観と今後の展望とは・・・?

2020年2月12日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
一般社団法人 ラ・バルカグループ理事長
久遠チョコレート代表
夏目 浩次さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
放送内容
土木コンサル会社で駅のバリアフリー設備の建設に携わっていた夏目さんは、
コスト優先で障がい者が不便を強いられている現状に疑問を抱き、
上司に訴えるも「仕方ないという言葉を覚えろ」と一蹴された。
さらに、障がい者の工賃が月額1万円に満たないと本で知り、
それも「仕方ない」と考えられている事実に衝撃を受けた。
「“仕方ない”を無くそう」と立ち上げたのが、障がいがあっても働けるチョコレート工房。
今や全国に33拠点を持ち、商品の質を上げることで障がい者の賃金アップに取り組んでいる。
「理不尽なことやナンセンスなことが大嫌い」と熱く語る夏目さんの足跡を紹介する。

2020年2月5日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
東京大学 生産技術研究所
教授 沖 大幹さん

◆【SDGs目標6】安全な水とトイレを世界中に
◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
◆【SDGs目標13】気候変動に具体的な対策を
放送内容
日本は山と海に囲まれ川が多く、かつ地震も多いため、「世界で最も水害リスクが高い国」と言っても過言ではないという。 特に昨今は大型台風や暴風雨で甚大な被害が相次ぎ、
国民の危機感はこれまでになく高まっている。
こういった水害を始めとする水の研究を30年以上続けて来た東京大学の沖教授は、
日本と同じく水害リスクが高いタイでフィールドワークを積み上げて来た。
日本の「防災意識」を世界に発信したいと言う沖教授の思いとは・・・?

2020年1月29日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人ディスカバーブルー
代表理事 水井涼太さん

◆【SDGs目標14】海の豊かさを守ろう
◆【SDGs目標15】陸の豊かさも守ろう
放送内容
神奈川県の真鶴半島の先端部に、地元の人から「お林」と呼ばれている森林がある。
江戸時代に松が植えられたのを始まりとし、戦後までは一般の人が立ち入れない
「皇室御料林」(ごりょうりん)だった。
現在は、神奈川県が管理する自然公園となっている。
この「お林」を守る本格的な活動が4年前から始まったが、その中心となっている水井さんは
海に関する環境問題の専門家だ。
「お林」を守ることが「海」を守ることにもつながる。
その意外な関係性とは・・・?

2020年1月22日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人エイズ孤児支援NGO・PLAS
代表理事 門田瑠衣子さん

◆【SDGs目標1】貧困をなくそう
◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
放送内容
エイズで両親もしくは片親を失った18歳以下の子供は、
アフリカを中心に世界で約1220万人いるという。
本人は感染していなくても、「悪魔に取り憑かれている」
などと言われて入学を拒否されたり、激しい差別を受けている。
学生時代にアフリカを訪れた門田さんは、引き取り手がないエイズ孤児の赤ん坊が、
一つのベッドに10人も寝かされている様を見て衝撃を受けた。
「彼らを救いたい」その一心で14年間続けてきた支援活動が、今実を結び始めている。

2020年1月15日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
ACHA project 代表
山本 昌子さん

◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
放送内容
児童養護施設で育った子供たちは、原則18歳を迎えると退所し、自立しないといけない。
生後4か月から18歳まで施設で育った山本さん自身も、居場所を失った孤独感や生活苦の中で徐々にふさぎ込むようになったという。
「成人式の写真」なんて夢のような話だった。
そんな山本さんの為に、ある人がお金を出して晴れ着姿の写真を撮ってくれた。
「自分を大事にしてくれる人はいる」その時湧きあがった思いを、同じ施設出身の“妹”“弟”たちにも味わって欲しいと始めたプロジェクト。
一生の思い出をつくる一日に密着する。

2020年1月8日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
東京大学 副学長・工学博士
藤井 輝夫さん

◆【SDGs目標9】産業と技術革新の基盤をつくろう
◆【SDGs目標13】気候変動に具体的な対策を
◆【SDGs目標14】海の豊かさを守ろう
放送内容
気候変動や食物資源、天然資源に関わる様々な問題を解決するための鍵が海には潜んでいる。
しかし、詳しい海洋調査が行われているのは全海域の約5%に過ぎない。
月よりも地球の7割を覆う海の方が未知なのだという。
なぜなら、海洋研究には膨大な費用と時間がかかり、研究自体が学者や専門家たちだけの
ハイエンドで閉鎖的な分野であるとされているからだ。
その現状を変えようと、東京大学の藤井教授率いる研究チームが今まさに開発しているのが、
「誰でも簡単に海洋データを収集できる」低コストで自由度の高い観測システムだ。
一般の人も参加できるというプロジェクトの全容を紹介する。

2019年12月25日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人「TABLE FOR TWO
international」
大宮千絵さん

◆【SDGs目標1】貧困をなくそう
◆【SDGs目標2】飢餓をゼロに
◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
放送内容
“おにぎり”と聞くと、どんなシーンを思い浮かべるだろう。昼休み、運動会、ピクニック・・・
ギュッギュっと色々な思いを込めて握る“おにぎり”。
それを「愛情の塊」と表現する大宮さんが、2015年に考案した「おにぎりアクション」というキャンペーンが一大ブームとなっている。
おにぎりを握って世界の子供たちを飢餓から救う。
大手自動車会社のマーケティング部で8年間キャリアを重ねた大宮さんならではの、企業を巻き込んだ救済活動を紹介する。

2019年12月18日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人「エンパワメントかながわ」
理事長 阿部真紀さん

◆【SDGs目標5】ジェンダー平等を実現しよう
放送内容
アメリカ発祥のCAP(子どもへの暴力防止)プログラムに出会い、
その理念を生かした暴力防止プログラムを開発、提供しようと
15人の仲間と共に2004年にNPO団体を設立した阿部さん。
子供の虐待からいじめ、夫婦間のDVや性暴力など、あらゆる暴力を根絶するための
ワークショップを全国で実施している。
阿部さんが近年特に力を入れているのが、恋人同士の間で起きる「デートDV」だ。
暴力の連鎖を断ち切るため、若者たちに伝える「デートDV講座」を紹介する。

2019年12月11日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人AfriMedico (アフリメディコ)
代表理事 町井恵理さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
放送内容
薬剤師でもある町井さんは、製薬会社退社後、2008年から2年間JICAの青年海外協力隊員としてアフリカのニジェール共和国でボランティアを行った。
医療の手がまったく届かない辺境の地に住む人々と出会い、日本の「置き薬」のしくみを導入することを思いつく。
「置き薬」は320年以上前に富山県で生まれた薬の伝統的な販売方法で、家庭や職場に薬箱を設置し、使用した分の薬の料金を後日業者が回収するシステムだ。
アフリカ版「置き薬」の“効能”やいかに?

2019年12月4日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
一般社団法人 Green Down Project
代表理事 長井 一浩さん

◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
◆【SDGs目標12】つくる責任つかう責任
◆【SDGs目標17】パートナーシップで目標を達成しよう
放送内容
寒い冬を乗り切るアイテム、ダウンジャケットや羽毛布団などは、「古くなったら捨てる」という人がほとんどではないだろうか?
実は、羽毛を燃やすと、それ自体の重量の2倍近い二酸化炭素を排出してしまう。
しかも、羽毛は100年以上も繰り返し使える丈夫な天然素材。
羽毛のリサイクルは欧米では既に一般化しているが、日本はリサイクルの技術はあっても、
古い羽毛製品を回収するシステムがなかった。
長井さんは4年前、羽毛のリサイクル団体を設立。
「消費者参加型」の循環システムを紹介する。

2019年11月27日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社「manma」
代表取締役社長 新居 日南恵さん

◆【SDGs目標5】ジェンダー平等を実現しよう
放送内容
今や共働き世帯は全体の約7割に達し、出産後もバリバリ仕事を続ける女性が増えている。
しかし、若者世代から見ると「なんだかすごく大変そう・・・」「自分には無理」と
思うことが多いという。
小さい子どもと触れ合う機会が少なく、共働き家庭のリアルな声を聞く機会もほとんどない
ため、将来への不安ばかりが大きくなる・・・。
「もっと安心して親になれる社会にしたい」大学在学中からそう考えていた新居さんが、
4年前に始めた「家族留学」プロジェクトに密着する。

2019年11月20日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
tenboデザイン事務所
代表 鶴田能史さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
◆【SDGs目標16】平和と公正をすべての人に
放送内容
年齢、国籍、性別、障害の有無を問わず、誰でも着られる服を世界に発信する
ファッションブランド「tenbo(テンボ)」。
デザイナーの鶴田さんは、2015年にモード系最先端の舞台「東京コレクション」で
初めて障害者モデルを起用し注目と賞賛を浴びた。
その後も「原爆」や「ハンセン病」など、社会への鮮烈なメッセ―ジをファッションで
表現している。
「機能性だけを重視すると作業着になってしまう」と語る鶴田さん。
「オシャレをしたい」と願う全ての人に向き合う、tenboのブランドコンセプト
「ピープルデザイン」の理念とは・・・?

2019年11月13日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
金沢市 土木局道路建設課 
無電柱化推進室
担当課長補佐 佐々木伸安さん

◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
放送内容
大型台風や地震など、自然災害が頻発している。
先日の台風15号でも、電柱が倒れたり、電線が切れたりして、
千葉県内を中心に停電被害が長期化した。
この事態を受け、首都圏の各自治体は無電柱化事業を加速させる方針を確認。
しかし、1kmあたり4~5億円ともいわれる多額の費用や、
変圧器等が入った箱形の地上機器をどこに置くかで住民の合意が得られず、
無電柱化は遅々として進まないのが現状だ。
こうした中、官民一体となり35年前からコツコツと着実に
無電柱化を進めて来た自治体がある。
城下町の風情を今に残す、古都金沢市だ。
ここでは、ある明確な目的を持って無電柱が進められてきた。
その徹底した取り組みを紹介する。

2019年11月6日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人「フリースペースたまりば」
(後編:不登校の子供たちの居場所)
理事長 西野博之さん

◆【SDGs目標2】飢餓をゼロに
◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
放送内容
(後編:不登校の子供たちの居場所)
生きづらさを感じる子供が増えている。
不登校の小中学生は全国で14万4031人。
児童生徒(小中・高校生)の自殺は1年間で332人と、
昭和63年の統計開始以来過去最多となった。
西野さんによると、不登校の子供たちは自分でもその理由がわからないケースが多いという。
学校に行きたいのに、行けない。体が動かない。
しかし、親は何とか行かせようとして、子供はさらに追いつめられる。
「学校以外にも成長できる場所はある。だから死なないでほしい」
西野さんの強い思いから生まれたフリースペース「えん」の一日に密着する。

2019年10月30日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人「フリースペースたまりば」
(前編:生きる力を高める子供の遊び)
理事長 西野博之さん

◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
放送内容
(前編:生きる力を高める子供の遊び)
28年前、多摩川沿いの小さなアパートの一室で、学校に行けない子供たちの「居場所」づくりを始めた西野さんは、いじめ、貧困、虐待、ひきこもりなど、様々な問題を抱える子供たちを見守り、寄り添い続けて来た。
そんな西野さんが近年強く感じているのが、自己肯定感が低く、「生きる力」が弱い子供たちの増加だ。
その背景には、少子化による親の過干渉と、失敗を許容しない教育があるという。
「子供たちに思う存分失敗できる場を」西野さんの思いが詰まった、川崎市のプレーパークを紹介する。

2019年10月23日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
開成高校3年生「K-Diffusionors」
村川智哉さん

◆【SDGs目標16】平和と公正をすべての人に
◆【SDGs目標17】パートナーシップで目標を達成しよう
放送内容
「日本で高校生をしていると、勉強や部活で手一杯で、
社会問題に目を向ける時間がない。以前は自分もそうだった。」
と語る開成高校3年生の村川さんは、去年、あることがきっかけで難民問題への関心が高まり、学生団体「K-Diffusionors」を設立。
日本の難民受け入れ数が諸外国に比べて極端に少ない事を知った村川さんたちは、
自ら企業を回って協賛金を集め、ウガンダの難民キャンプを訪問した。
青春を難民問題に捧げる村川さんの熱い思いを紹介する。

2019年10月16日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人ELP(Earth Literacy Program)
代表 竹村眞一さん

◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
◆【SDGs目標13】気候変動に具体的な対策を
◆【SDGs目標17】パートナーシップで目標を達成しよう
放送内容
日本の教育現場では今、グローバルな人材育成が急務とされているが、
旧態依然とした教材や教育法からなかなか抜け出せないのが現状だ。
例えば、子供たちが初めて世界に目を向ける教材である地図は、
16世紀に織田信長が目にしたものと同じメルカトル図法の平面図だ。
こんな実情に疑問を抱いた竹村さんは、2005年にデジタル地球儀「触れる地球」を開発。
去年、その進化版「スフィア」を発表した。
竹村さんの目指す、「地球規模で考える」教育法とは?

2019年10月9日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人アクセプションズ
理事長 古市理代さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
放送内容
ダウン症(正式名称:ダウン症候群)とは、体細胞の21番染色体が1本多く存在し、
計3本(トリソミー症)持つことによって発症する、先天性の症候群。
身体的発達の遅延や特徴的な顔つき、軽度の知的障害があり(個人差あり)、
出生頻度は約1000人に1人と人類史上最も多い遺伝子症候群と言われている。
しかし、自分の家族や親戚などにダウン症の人がいない限り、
当事者と直接触れ合う機会は滅多にないのではないだろうか?
故に、ダウン症には「強い感受性」や「豊かな思いやりの心」という特性があることも知られておらず、「かわいそう」という目で見てしまう人も少なくないだろう。
古市さんは、ダウン症の息子を育てる過程で様々な社会の壁にぶつかった。
その多くが「不理解」によるものだった。
「まずは知ってもらおう」と彼女が起こした行動とは?

2019年10月2日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
国際協力機構JICA海外協力隊
川野優希さん

◆【SDGs目標6】安全な水とトイレを世界中に
放送内容
水は人間のあらゆる営みの根幹となる、最も重要な「資源」だ。
今年6月、ユニセフとWHOが発表した最新の調査では、安全な水を手に入れられない人
(30分以上歩いても改善された水源がない)は世界に約5億7900万人いて、
このうち1億4400万人が河川や湖などの未処理の地表水を使っていることがわかった。
アフリカのサハラ以南は特に深刻な状況だ。
不衛生な水に起因する下痢や感染症で年間約30万人の乳幼児が命を落とし、
子供や女性たちが一日何時間もかけて水汲みを行っている。
そんなアフリカの水問題を解決しようと、11年前に発足したのがJICAの「水の防衛隊」。
技術(ハード)と教育(ソフト)の両輪で行う草の根レベルの支援活動を紹介する。

2019年9月25日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
Palabra(パラブラ)株式会社
代表取締役社長 山上庄子さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
放送内容
日本国内では年間約2,000本の映画が劇場公開されている。
私たちは好きな時に好きなジャンルの映画を見て、
その感動を友人や恋人、家族と分かち合う。
しかし、そんな共通体験の機会が著しく限られているのが、目や耳が不自由な人たちだ。
映像と音の芸術である映画のバリアフリー化はこれまで立ち遅れていた。
山上さんたちは、7年前に視聴覚障がいを持つ人のために字幕・音声ガイドを専門に制作する会社を立ち上げた。
最新のデバイスを使った映画のバリアフリー化の現場に密着する。

2019年9月18日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人グリーン・ブロンクス・マシーン
代表 スティーブン・リッツさん

◆【SDGs目標2】飢餓をゼロに
◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
放送内容
国連が本部を置く国際政治の舞台であり、経済や芸術の分野においても世界の中心であるアメリカ・ニューヨーク市。しかし、ここでも格差は深刻だ。
マンハッタン島の北部に位置するサウスブロンクスは、麻薬や暴力事件が多発し、
4人家族が年間270万円以下で生活する世帯が全体の約36〜47%以上を占める貧困地帯。
子供たちの間では非行や無気力が蔓延し、乱れた食生活から肥満児も多かった。
ここで長年教師をしていたリッツさんは、“ある方法”で子供たちの健康を守り、
成績や授業態度を改善した。
国内外で広がりを見せる、リッツさんのユニークでエネルギッシュな活動を紹介する。

2019年9月11日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会
事務局長 山本英里さん

◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
◆【SDGs目標16】平和と公正をすべての人に
放送内容
今、全世界で教育を受けられない子どもは初等教育レベルで6,100万人いるといわれる。
また、紛争などで住む場所を追われ、難民や避難民生活といった不安定な生活下で暮らしている人々、子どもたちは、およそ7,000万人に及ぶ。
山本さんらは、20年以上前から紛争地帯や難民キャンプに絵本や紙芝居を送る活動を続けている。
その原動力となる「子供が子供らしさを取り戻す瞬間」とは…?

2019年9月4日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
公益社団法人 MORIUMIUS(モリウミアス)
理事 油井元太郎さん

◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
◆【SDGs目標14】海の豊かさを守ろう
◆【SDGs目標15】陸の豊かさも守ろう
放送内容
子供たちの仕事体験施設「キッザニア東京」の設立に携わっていた油井さんは、
東日本大震災で支援の手が届きにくかった石巻市雄勝町で長期間ボランティア活動を行った。
その間、住民たちと対話する中で、高台に残された廃校を「復興の足掛かりにしよう」ということに。
のべ5,000人のボランティアと2年半かけて改築した校舎は、雄勝の復興に寄与しながら、
子供たちが循環型社会について学べる体験型宿泊施設に生まれ変わった。
夏休みのある日のプログラムに密着する。

2019年8月28日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
EXILE パフォーマー
ÜSA(ウサ)さん

◆【SDGs目標2】飢餓をゼロに
放送内容
「EXILE」のメンバーÜSA(ウサ)さんは、「ダンスで世界をつなごう」と、2006年から世界各国を訪れダンスを通じた文化交流を行って来た。
その旅路の中で、開発途上国の飢餓の現状を目にし、昨年から、国連の食糧支援機関であるWFP(世界食糧計画)の公式サポーターとして活動に参画している。
今年6月に訪れたのは、WFPが今最も支援が必要としている地域の一つ、ウガンダ共和国の東北部に位置するカラモジャ地域。ÜSAさんがそこで目にしたものとは…?

2019年8月21日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
ボーカル&手話パフォーマー
HANDSIGN(ハンドサイン)

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
放送内容
歌とダンスに手話を融合させたユニークな表現で話題となっているアーティスト、
HANDSIGN。
2005年にリーダーのTATSUさんが聴覚障がいをテーマにしたドラマを見て、ダンスの振り付けに手話を取り入れ始めた。
当初は一部分だけだったが、今では歌詞のすべてを手話ダンスで表現している。
ライブ会場では健聴者もろう者も隔てなく、手話で音楽を共有する。
「聞こえる世界と聞こえない世界の壁を越えて…」彼らが目指す理想のバリアフリー社会とは。

2019年8月14日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
山口産業株式会社
代表取締役 山口明宏さん

◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
◆【SDGs目標9】産業と技術革新の基盤をつくろう
◆【SDGs目標12】つくる責任つかう責任
放送内容
東京・墨田区の住宅地の一角に1938年から続いている革のなめし工場がある。
鞣し(なめし)とは、硬くて伸びにくい動物の「皮」を、漢字の通り、柔らかくしなやかな「革」にする技術。
最盛期は墨田区に100軒あったタンナー(鞣し業者)は、わずか5軒に減ってしまったという。
3代目社長である山口さんは、父から受け継いだある画期的な製法を元に、「人と自然と環境にやさしい革」を作り続けている。
「持続可能な鞣し技術を世界中に広めたい」と熱く語る山口さんの新たな挑戦を紹介する。

2019年8月7日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社いかす
代表取締役 白土卓志さん

◆【SDGs目標2】飢餓をゼロに
◆【SDGs目標12】つくる責任つかう責任
◆【SDGs目標15】陸の豊かさも守ろう
放送内容
「オーガニック」「無農薬」「有機栽培」…スーパーに並ぶ野菜に付いているこれらの言葉に「なんとなく体に良さそう」と思っても、実際にその言葉の意味を知る人は案外少ないかもしれない。
15年間人材派遣会社に勤めていた白土さんは、学生時代に書いた「未来日記」に従い、
31歳で本当に農業の世界に飛び込んだ。
それも、農薬と化学肥料を使わず、ある物を土に混ぜる、珍しいオーガニック農法。
白土さんが世界中に伝えたい、「野菜の生きる力を引き出す」原点の農業とは?

2019年7月31日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
一般財団法人
アニマルパスウェイと野生生物の会
会長 湊秋作さん

◆【SDGs目標15】陸の豊かさも守ろう
放送内容
ヤマネという国の天然記念物に指定されている小動物をご存知だろうか?
ヨーロッパでは5000万年前、日本では510万年前から今の姿で生存しているという、
「森の妖精」とも呼ばれる生き物だ。
このヤマネの貴重な生息地である清里(山梨県)の森が、道路建設で分断されることになった。
長年ヤマネの研究に心血を注いできた湊さんらは、
ある方法でヤマネの生活を守ることにした。
人間と森の動物たちが平和に暮らすために考えたアイディアとは…?

2019年7月24日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
湘南ロボケアセンター
代表取締役社長 安永好宏さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標9】産業と技術革新の基盤をつくろう
放送内容
30年後の地球には、人間よりロボットの方が多くなっていると言われる。
しかし、実際にロボットが身近で役に立っているのを目にする機会はまだまだ少ない。
湘南ロボケアセンターの「ロボケア」とは、介護ロボットのことではない。
「ロボットを積極的に活用するケア」のことを指すのだと言う。
超高齢化社会の様々な課題を解決するために…安永さんが描く未来予想図とは?

2019年7月17日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
山陽女子中学校・高等学校
地歴部・顧問教諭 井上貴司さん

◆【SDGs目標14】海の豊かさを守ろう
放送内容
2008年からいち早く瀬戸内海の海洋プラスチックや海底ゴミの問題に着目し、
地元の漁業者と協力して海のゴミの回収、分析を行ってきた山陽女子地歴部。
この活動のユニークな所は、ただゴミを持ち帰るだけではなく、
それを「情報資源」として役立てている点だ。
10年以上地道に活動を続け、学校の部活動として初めての受賞となるジャパンSDGsアワード特別賞など、様々な賞を獲得するまでになった活動の様子に密着する。

2019年7月10日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社イトバナシ
代表取締役社長 伊達文香さん
(トビタテ!留学JAPANの元留学生)

◆【SDGs目標1】貧困をなくそう
◆【SDGs目標12】つくる責任つかう責任
放送内容
前回紹介した「トビタテ!留学JAPAN」の支援を受けて大学院時代にインドに留学した伊達さんは、ファッションを通じて現地の貧しい女性たちを支援するNGOの活動に参加。
その時、インドの伝統的な刺繍に魅了され、
帰国後エシカルファッションブランドを立ち上げる。
学生時代に「自分が本当にしたいこと」を探し求めていた伊達さんが、
留学を通して見つけた、世界の中の自分の「あり方」とは?

2019年7月3日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
トビタテ!留学JAPAN
プロジェクトディレクター 船橋力さん

◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
放送内容
日本の若い世代は海外に目を向けない「内向き傾向にある」と言われている一方で、
グローバル化に対応し得る行動力や発想力を持った若者の育成が急務となっている。
こうした現状を受け、船橋さんらが立ち上げたのが、この官民協働の留学プロジェクトだ。
税金は使わず、民間企業からの寄付により返済不要の奨学金を提供し、世界各国へ学生たちを送り出している。
「一日も早く飛び立って欲しい」と若者の背中を押す支援の形とは?

2019年6月26日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
JLMM 一般社団法人法人
日本カトリック信徒宣教者会
事務局長 漆原比呂志さん

◆【SDGs目標1】貧困をなくそう
◆【SDGs目標2】飢餓をゼロに
◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
放送内容
カンボジアの首都プノンペンにある巨大なゴミ集積場では、
貧困に苦しむ家族が、鉄やプラスチックなど、
リサイクル可能なものをゴミの山から拾い、それらを売ることで生計を立てている。
子ども達も学校に行かずに朝から日没まで働く。
「せめて子供達が働かずに済むようにしたい」。
漆原さんがカンボジアのお母さん達に伝授した、秋田県由来の「ビジネス」とは…?

2019年6月19日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
有限会社 ファクトリースマイル
代表 加藤直司さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
放送内容
長年、障がい者の為のスキーやスノーボードのインスラクターとして活動してきた
加藤さんは、どうすれば雪の上で身体を有効に使うことができるのかを研究し続けてきた。
辿り着いたのは「生きる姿勢」。
生涯を健康でハツラツと生きるために、
加藤さんが編み出した独自のメソッドとは…?

2019年6月12日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
産科婦人科舘出張 佐藤病院
院長 佐藤雄一さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
放送内容
厚生労働省の調査によるとBMIが18.5未満の “痩せ” の女性の割合はこの10年間で増加しており、20代女性の“痩せ”の割合は 20.7%と高くなっている。
ファッションモデルのような体形を目指す「痩せ願望」が背景にあるが、痩せていればいるほど、低体温、月経異常、排卵障害性不妊等のリスクが高まるという。
佐藤医師が提唱する、女性の生涯に渡る健康ケアに必要なこととは…?

2019年6月5日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社天水研究所
代表取締役 村瀬誠さん

◆【SDGs目標6】安全な水とトイレを世界中に
◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
放送内容
38年前、東京・墨田区では豪雨の時に下水が街中に溢れ、
飲料用水のタンクが汚染されてしまう「都市型洪水」が頻発していた。
当時、墨田区保健所に勤めていた村瀬さんは、
雨水を生活用水に変える独自のシステムを
発案。
「雨水博士」と呼ばれるまでになった。
村瀬さんが取り組む、新たな“天水”利用とは…?

2019年5月29日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
放課後NPO「アフタースクール」
事務局長 島村友紀さん

◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
放送内容
小学生の子供を持つ共働き家庭は、「学童保育」に頼らざるを得ない。
しかし、多くの学童は狭いスペースに子供たちがぎゅうぎゅう詰めで、職員の数も足りず、
“ほったらかし”なのだという。
結果、子供は「つまらない」と学童に行かなくなり、親が仕事を辞めなくてはならなくなる。
この問題を解決し、「放課後を豊かな時間にしよう」と、島村さんたちが取り組む新しい学童の形とは…?

2019年5月22日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
認定NPO法人「難民支援協会」
鶴木由美子さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
放送内容
日本の難民申請者数は1万人以上。
それに対し、「難民」と認定され在留許可を得られるのは年間40人程度。
難民保護の観点から様々な議論がなされている今も、公的支援を受けられず、手持ちの資金も底をつき、一家でホームレスになってしまうケースが後を絶たない。
命からがら逃げてきた難民に手を差し伸べ、「自立」を促す鶴木さんらの活動とは…?

2019年5月15日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人「おてらおやつクラブ」
大橋伸弘さん

◆【SDGs目標1】貧困をなくそう
◆【SDGs目標2】飢餓をゼロに
放送内容
「最後にお腹いっぱい食べさせてあげたかった…ごめんね」と残されたメモ。
2013年に起きた大阪母子餓死事件をきっかけに、お寺のお坊さんたちが立ち上がった。
その名も「おてらおやつクラブ」。
今や全国の寺院に広がり、
2018年度のグッドデザイン大賞を受賞した「あるようでなかった」取り組みとは…?

2019年5月8日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社 大川印刷
代表取締役社長 大川哲郎(てつお)さん

◆【SDGs目標7】エネルギーをみんなにそしてクリーンに
◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
◆【SDGs目標15】陸の豊かさも守ろう
放送内容
会社の資料や学校のプリントなど、毎日大量に生産、
廃棄される印刷物…
印刷業はそもそも環境に負荷がかかる業態で、業界全体で環境問題に取り組む姿勢を
打ち出している。
こうした中、創業138年の老舗印刷会社が続ける多彩な取り組みが注目を浴びている。
業界をリードする「環境印刷」とは…?

2019年5月1日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
学生団体「WorldFut(ワールドフット)」
石塚来輝さん

◆【SDGs目標1】貧困をなくそう
◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
放送内容
サッカーを通して国際支援活動をする学生団体
「WorldFut(ワールドフット)」。
ボランティアと言えば金銭や物資の支援が思いつくが、
今はそれが自立の妨げになるとも言われており、
スポーツでの国際支援が注目をされている。
石塚さんたちが目指す「精神面の支援」とは…?

2019年4月24日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
WASSHA株式会社
代表取締役CEO 秋田智司さん

◆【SDGs目標7】エネルギーをみんなにそしてクリーンに
◆【SDGs目標9】産業と技術革新の基盤をつくろう
放送内容
世界には電力にアクセスできない人が未だに10億人以上いると言われている。
日没とともに暗闇に包まれ、店舗も営業できず、夕食も蝋燭のわずかな光の中で…
秋田さんは、そんな「未電化地域」で暮らす低所得者層に向けて、電気を売る事業を始めた。
「単に支援するだけではない」秋田さんが進める独自の電気ビジネスの形態とは?

2019年4月17日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人 alon alon
理事長 那部智史さん

◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
放送内容
「私が亡くなった後、この子はどうなるんだろう?」
障がいのある子を持つ親が抱える、不安。
なぜなら、知的障がい者の平均月収は15,033円(就労継続支援B型事業所)、時給に換算するとわずか193円にしかならない。
さらに、知的・精神障がい者は雇用されにくいという現実もある。
自身もまた、重度知的障がいがある息子を持つ那部さんが目指す、理想的な自立支援の形とは…?

2019年4月10日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社フードエコロジーセンター
代表取締役社長 髙橋巧一さん

◆【SDGs目標12】つくる責任つかう責任
◆【SDGs目標13】気候変動に具体的な対策を
◆【SDGs目標17】パートナーシップで目標を達成しよう
放送内容
飽食の時代に生きる私たち。では、いったいどれくらいの食べ物が日々捨てられているか知っているだろうか?
日本では食品廃棄物の処理に年間8000億円〜1兆円の税金が使われているという。
食べられる食品の廃棄、いわゆる「食品ロス」は年間で646万t に上る。
「食品廃棄物に新しい価値を」と高橋さんが実践する、食品リサイクルの仕組みとは?

2019年4月3日(水)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
一般社団法人 Think the Earth
理事 上田壮一さん

◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
◆【SDGs目標17】パートナーシップで目標を達成しよう
放送内容
広告会社に勤めていた上田さんは、阪神淡路大震災で故郷が被災したのをきっかけに、
「未来を創る側になりたい」と2001年に「Think the Earth」の創設に参画。
以降、持続可能な社会づくりに貢献する様々な企画を立ち上げてきた。
「今は子供たちと未来を創りたい」と語る上田さんの新たなプロジェクトとは?

2019年3月31日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社アペックス
芳子ビューエル社長

◆【SDGs目標5】ジェンダー平等を実現しよう
◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
放送内容
女性活躍、働き方改革への早急な取り組みが課題となっている日本。しかし、多くの企業が、
一部の女性への「義務的」な支援として捉え、それを受ける側の女性たちは、日々肩身の狭い思いをしているのが現実だ。
そんな中、3人の子供を育てながら起業したビューエルさんが実践する、「全ての社員が笑顔になれる」、真の働き方改革とは…

2019年3月24日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
公益財団法人 そらぷちキッズキャンプ
事務局長
佐々木 健一郎さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
放送内容
15年前、佐々木さんが作ったアジアで唯一の難病の子供とその家族のための
医療ケア付きキャンプ場。
その運営は、全国から集まったボランティアによって支えられている。
重い病と闘う子供たちのために、彼らが捧げる“ホスピタリティ”とは…

2019年3月17日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
公益財団法人 そらぷちキッズキャンプ
事務局長
佐々木 健一郎さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
放送内容
小児がんなどの難病と闘う子供たちは全国に約20万人いるという。
長期入院ともなれば、母親は付添い看護を余儀なくされ、家族バラバラの生活が続く。
そんな子供たちと家族のために佐々木さんが作った“夢の”キャンプ場とは…

2019年3月10日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
宮城県漁協志津川支所
後藤 清広さん

◆【SDGs目標14】海の豊かさを守ろう
放送内容
後藤さんは、宮城県南三陸町の志津川で、長年牡蠣の養殖業を営んで来たが、
8年前の東日本大震災で津波に襲われ、養殖用の筏をほとんど失ってしまった。
ゼロからの再出発を余儀なくされた後藤さんが考えた“とある養殖法”が、のちに世界中の環境保護団体から注目されることに…。
“原点”に回帰する漁業復興の姿とは?

2019年3月3日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
株式会社 福市
高津 玉枝さん

◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
◆【SDGs目標12】つくる責任 つかう責任
放送内容
途上国の人たちが生活するために作った製品が
日本を含む先進国が安く買うため貧困の連鎖を生んでいるという。
高津さんは適正な価格で途上国の製品を購入する「フェアトレード」を推進、事業を始めた。
もう少しだけ、作っている人たちを思いやろう…高津さんが描く理想の環境とは。

2019年2月24日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
岡山県奈義町 まちづくり戦略室 主事
遠山 健一朗さん

◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
放送内容
15年前は町から子どもの声が消えてしまっていたという岡山県奈義町。
それが、たった10年間で日本一赤ちゃんが誕生する町に生まれ変わった。
町役場と町民が一体となって考え出した「みんなが幸せに暮らせる」方法とは…

2019年2月17日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
渋谷区役所
男女平等・ダイバーシティ推進担当課長
永田 龍太郎さん

◆【SDGs目標5】ジェンダー平等を実現しよう
◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
放送内容
日本で初めて「パートナーシップ証明書」を発行した渋谷区。
LGBT当事者である永田さんは、大手アパレルメーカーから期限付きで渋谷区に赴任した。
「真の人権尊重社会」を目指し活動する中、渋谷区で初めて中学校への出前授業が実現した。

2019年2月10日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人 テラ・ルネッサンス理事
鬼丸 昌也さん

◆【SDGs目標16】平和と公正をすべての人に
放送内容
世界中にある地雷の数は、わかっているだけで6000万〜7000万個。
人類が残した「負の遺産」を処理する作業を目にした若き日の鬼丸さんは、
その現状を伝え続けて来た。そして、新たに直面した「こども兵」の問題とは…

2019年2月3日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
岡山県西粟倉村 地方創生特任参事
上山 隆浩さん

◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
◆【SDGs目標12】つくる責任 つかう責任
◆【SDGs目標15】陸の豊かさも守ろう
放送内容
村の面積の93%を森林が占める人口約1500人の岡山県西粟倉村。
平成16年の市町村大合併で自立の道を選んだものの、過疎化に歯止めがかからない…
100年先に故郷を残すため、上山さんたちが考えついた画期的な方法とは?

2019年1月27日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
Hap株式会社 代表取締役社長
鈴木 素さん

◆【SDGs目標12】つくる責任 つかう責任
放送内容
ファストファッション全盛の時代…日本では年間40億枚もの洋服が輸入、製造され約30億枚が廃棄されるという。
鈴木さんは「サスティナビリティコットン」に光触媒の技術を掛け合わせた新素材を開発。
「撥水」「防臭」「抗菌」等10個の機能を兼ね備えた新素材は、洗濯回数を減らせて、長持ちするという。
アパレル業界と環境問題…鈴木さんが目指す次の目標とは。

2019年1月20日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人
荒川クリーンエイド・フォーラム 事務局
五十嵐 実さん

◆【SDGs目標14】海の豊かさを守ろう
◆【SDGs目標15】緑の豊かさも守ろう
放送内容
海のごみの80%は人間の居住区でポイ捨てされ雨や風で川へ運ばれ、海に流されていくそうです。
五十嵐さんは『ごみと向き合い自然と共に生きる社会』を目指して活動。
海をキレイにするために川のごみ拾いを続ける…五十嵐さんが訴える深刻な現状とは。

2019年1月13日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人 ブリッジフォースマイル理事長
林 恵子さん

◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう
放送内容
虐待や貧困などの理由から児童養護施設で生活する子供たちは全国に約3万人。
林さんは彼らが安心して社会に巣立ち、夢と希望を持って暮らせる環境を作る活動を続けている。
日本の社会に今、何が必要なのか…林さんが目指す理想の環境とは。

2019年1月6日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
国際協力NGO ジョイセフ理事長
石井 澄江さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標5】ジェンダー平等を実現しよう
放送内容
毎年30万人以上の妊産婦が亡くなるという途上国の出産環境。
石井さんは「女性の命と健康を守る」をモットーに40年以上、世界中で活動を続けている。
心も体も、母になるには早すぎる少女たちの現状を変えたい…石井さんが始めた日本発の支援とは。

2018年9月30日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
都立武蔵高校教諭
山藤 旅聞さん

◆【SDGs目標17】パートナーシップで目標を達成しよう

English-subtitled(英語字幕付き)

放送内容
山藤先生は、2年前からSDGsを課外授業に取り入れている。
生徒達は取り組みたいテーマを提案し、先生が実現に向けてサポート。
どんなテーマやアイデアを生徒は提案するのか。
山藤先生が教育現場で願う理想の未来とは。

2018年9月23日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
シンクタンク・ソフィアバンク代表
藤沢久美さん

◆【SDGs目標4】質の高い教育をみんなに
放送内容
実業家、経済評論家、キャスター、大学講師、日本証券業協会やJリーグ等の公益理事など様々な分野で活躍する藤沢さん。
これまでに40以上の新興国、開発途上国を訪れ教育の在り方を研究してきた。
そんな藤沢さんが提言する、真の「参加型社会」を実現するための教育法とは?

2018年9月16日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
少子化ジャーナリスト/相模女子大客員教授
白河桃子さん

◆【SDGs目標5】ジェンダー平等を実現しよう
◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
放送内容
白河さんは、「婚活」、「妊活」など時代のキーワードの生みの親。
「女性活躍」「働き方改革」のオピニオンリーダーのひとりとして、政府機関の委員も務めている。多忙な白河さんの活動と思い描く理想の未来とは。

2018年9月2日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
落語家
桂 歌助さん

◆【SDGs目標3】すべての人に健康と福祉を
放送内容
世界で年間2億人以上が感染し、2分間に5歳未満の子ども1人が命を落としている、マラリア。
桂歌助さんはマラリアなどを媒介する「蚊」を題材に、古典落語と狂言をかけ合わせた創作落語「蚊相撲」を作り上げた。
桂歌助さんが落語を通して伝えたいものとは。

2018年8月26日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
首里城公園友の会事務局副会長
高良 倉吉さん

◆【SDGs目標15】陸の豊かさも守ろう
◆【SDGs目標12】つくる責任 つかう責任
放送内容
沖縄県那覇市にある世界遺産「首里城」はイヌマキという樹木を材料に建築された。
1992年まで行われた首里城の大規模な復元工事の際に高良さんは信じられない事実を知る。
沖縄伝統の建築材料を未来に残すために高良さんが起こした行動とは。

2018年8月19日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
こども食堂
近藤 博子さん

◆【SDGs目標1】貧困をなくそう
放送内容
毎週木曜日の夕方、「こども食堂」がオープンする。
貧困だけでなく、最近は共働きの家庭で、一人で夕食を食べる子供も利用。
運営する近藤さんの本業は八百屋さん。近藤さんが「こども食堂」を運営する思いとは…。

2018年8月12日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
早稲田大学GSセンター学生スタッフ
春藤 優さん

◆【SDGs目標5】ジェンダー平等を実現しよう
放送内容
2017年4月にセクシャルマイノリティの個別相談を受けるセンターを国内の大学で初めて開設した早稲田大学。学生と職員を中心にLGBTの学生の支援等を展開している。早稲田大学で今、どんな活動が行われているのか…。

2018年8月5日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
有限会社「海の種」
金城 浩二さん

◆【SDGs目標14】海の豊かさを守ろう

English-subtitled(英語字幕付き)

放送内容
国内でも進行するサンゴの消滅は深刻な問題。 金城さんは年々減少する沖縄のサンゴを守るため、巨大養殖施設を設立。 美しい沖縄の海を守る金城さんの活動に密着。

2018年7月29日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人ディーセントワークラボ
代表理事 中尾文香さん

◆【SDGs目標8】働きがいも経済成長も
放送内容
障がい者の『働き方改革』に取り組む中尾さん。障がい者の仕事は、閉ざされた空間で単調な作業の繰り返しになりがち。賃金の低さも問題視されている。そこで、中尾さんは「働き甲斐のある仕事の喜び」を感じられるように、「プロの仕事として認められ、ビジネスとして成立する」雇用システムを全国の企業や障がい者施設に提供する活動を始めた。 ノウハウだけを提供するという、新しい障がい者支援の形とは・・・

2018年7月22日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
NPO法人 自立生活サポートセンター「もやい」
代表 大西連さん

◆【SDGs目標1】貧困をなくそう
◆【SDGs目標2】飢餓をゼロに
◆【SDGs目標10】人や国の不平等をなくそう

English-subtitled(英語字幕付き)

放送内容
ホームレスや生活困窮者たちの自立に向けた支援を展開する大西さん。大西さんは、リーマンショック直後に知人に誘われて新宿の炊き出しを見学し、「豊かだと思っていた日本に、生活が苦しい人がこれだけいるんだ」と衝撃を受けた。その後、本格的に「もやい」の活動に参加することに。
現在、6人に一人が「貧困」と言われる日本。「なぜ貧困から抜け出せないのか?」
そこに立ちはだかるのが「住む家を借りられない」こと。誰もが安心して暮らせる社会を目指す、「もやい」独自のアクションとは・・・

2018年7月15日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
佐賀市上下水道局 下水プロジェクト推進部
水道施設課長 花島 勲さん 

◆【SDGs目標11】住み続けられるまちづくりを
◆【SDGs目標12】つくる責任つかう責任
◆【SDGs目標14】海の豊かさを守ろう
放送内容
地域のバイオマスを活用し、新たな循環型下水道を実現する「佐賀市下水浄化センター」。佐賀は海苔の生産量日本一を誇る。しかし、2007年の市町村合併により、有明海に流出する処理水の量が増えることに対し、地元の漁業者から反対の声があがった。
「迷惑施設ではなく、地域に喜ばれる施設でありたい」との思いから取り入れた、ある「運転方法」とは・・・。また、地元の農家から絶賛される独自の「バイオマス活用法」も紹介。

2018年7月8日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…
認定NPO法人「マドレボニータ」吉岡 マコさん

◆【SDGs目標3】全ての人に健康と福祉を
◆【SDGs目標5】ジェンダー平等を実現しよう

English-subtitled(英語字幕付き)

放送内容
産後女性の心身のサポート運動を全国で展開する「マドレボニータ」の吉岡マコさん。 自らの体験から、産後うつ、乳児虐待、夫婦の不和は全て産後が発端となっており、 「産後ケアが社会復帰の重要な鍵」という思いに至った。
吉岡さんが奮闘する産後女性の心身をケアする活動とは…。

2018年7月1日(日)放送

*フューチャーランナー(登場人物)…小宮 春平さん

◆【SDGs目標14】海の豊かさを守ろう
放送内容
「やながわ有明海水族館」(福岡県柳川市)の館長に18歳で就任した小宮春平さん。 愛称は“九州のさかなクン”(現在20歳) 水族館で飼育されている80種を超える生物のほとんどは 小宮さんが保護するために捕獲した絶滅危惧種。 「豊かな有明海を…」小宮さんの思いとは。
過去の放送一覧