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News
2007.2.7
船越英一郎主演の人気シリーズ第3弾!!
わけあって医師界から追われた天才外科医・鳩村周五郎と
権力に屈しない一匹狼の刑事・小室源介の二人が
飛騨高山を舞台に事件の真相を追う!
そして、夫殺しの容疑をかけられたつぐみの母の行方は…!!

金曜プレステージ
『外科医 鳩村周五郎 闇のカルテIII』


<2007年2月16日(金)21時〜22時52分放送>

 船越英一郎演じる人情味溢れる天才外科医・鳩村周五郎内藤剛志演じる権力に迎合しない一匹狼の刑事・小室源介の二人が絶妙なコンビネーションで事件の真相を追う人気シリーズ第3弾『外科医 鳩村周五郎 闇のカルテIII』が2月16日(金)21時に放送される。

 わけあって医師としての立場を失った名医・鳩村周五郎(船越英一郎)は、夫殺しの容疑がかかり逃亡中の患者・川上明日香(伊藤裕子)の一人娘・つぐみ(美山加恋)を連れ母親探しの旅を続けている。ある日鳩村は、手掛かりを求め訪れた飛騨高山で、外科医の殺人事件に巻き込まれ犯人の容疑をかけられてしまう。そこに東京で起きた殺人事件の捜査にやってきた小室が姿を現す。鳩村と同じ川上明日香の行方を追う小室と鳩村のつかず離れずの殺人捜査が展開する。


 第3弾は小京都と呼ばれ風情ある街・飛騨高山を舞台に、次々と医療関係者が殺されるという難事件の真相を鳩村と小室が追う!! そして、つぐみの母親捜しも佳境に…。
 今回は、ヒロインに床嶋佳子を迎え、旅情あり、華麗な医療シーンあり、そして何よりもさらに磨きがかかった船越と内藤のコンビネーションにより魅力満載でお送りする。

<あらすじ>

 警視庁捜査一課の刑事・小室(内藤剛志)は、その日公園で刺殺された小島留美子(舟木幸)の現場検証へと渋々足を運んだ。だが遺体の側にあった「サルボボ」という人形のキーホルダーを見つけた小室の顔つきは瞬時に変わった。それは、飛騨高山の名物の人形。ある事件を追い続け単独の捜査を進めていた小室が目星をつけていた地が飛騨高山だったのだ。
 飛騨高山――ここには今、小室と目的は違いながらも同じ人物を探す名医・鳩村周五郎(船越英一郎)がいた。もちろん川上つぐみ(美山加恋)も一緒だ。わけあって医師としての立場を追われた鳩村は、夫殺しの容疑がかけられたつぐみの母・明日香(伊藤裕子)を懸命に探していた。明日香はすぐにも執刀を必要とする病気を抱えているのだ。そして小室は、ジャーナリストだった明日香の夫が追っていた事件を執拗に追いかけていた。
 明日香の手掛かりを追っている鳩村は、この地の旅館「蕪水亭」の女将・岡田雪江(床嶋佳子)の厚意で、旅館の番頭見習いとして働いていた。だが、番頭の津川(山田辰夫)はそんな鳩村の存在をあからさまに疎むのだった。その夜、旅館に高山総合病院の外科部長・杉山(寺尾繁輝)がやってきて、鳩村にさんざん悪態をつき帰っていくという出来事が起きた。
 実はその日の昼間、ある事故の応急処置に病院に乗り込んできた鳩村のやり方と技術に、杉山は同じ医師として激しい嫉妬を感じたのだ。その場は、女将の雪江が何とか収めたが、その時鳩村は、杉山を見送る津川の苦々しい態度が気にかかった。
 翌日――杉山が崖から落下して死亡したとの知らせが入った。
 地元刑事の前畑(中西良太)と清水(菊池健一郎)は、夕べのいきさつから鳩村に容疑をかけてきた。だが、その遺体の写真を見た鳩村は、医療処置が施されたらしい跡を発見する。しかしこの発見は前畑らの鳩村に対する疑惑を益々深めただけだった…。
 とそこへ、小室がひょっこりを姿を現した。先日刺殺された小島留美子のことを調べにやってきた小室は、実は留美子が十年前に杉山のいた高山総合病院で働いていたと話した。二人の死には何らかの関係があるのか?
 そんな中、鳩村は女将の雪江が余命いくばくもない身であることを担当医の宮本(布施博)から聞かされた。十年前に娘を病気で亡くした雪江は、手術も拒み娘の側に行く日を待っているのだという。雪江のことを気遣う鳩村。
 その夜、小室が「蕪水亭」の客としてやってきた。鳩村は、そこで旅館にやってきてこっそり様子をうかがっている高山総合病院の看護師・早川絵美(西本はるか)のことを打ち明けた。すると小室も、絵美を怪しい人物と目していたという。
 しかし、その翌日今度はその絵美が建設中の無人のビルで殺害され、後を追ってきていた小室も重傷を負うという事件が起こる。第1発見者は雪江。しかも雪江は、緊急オペを行う鳩村を手伝うという。雪江はその昔、看護師として働いていたことを鳩村に打ち明けた。その時、鳩村の脳裏には、杉山の遺体にあった応急処置のあとがよみがえっていた…。

<コメント>


船越英一郎


Q.3作目となり内藤剛志さんとのコンビネーションにますます磨きがかかりましたね?
「内藤さんとの芝居はやればやるほど楽しくなりますね。内藤さんとの共演がこのドラマの最大の楽しみかもしれません。二人のコンビネーションプレーはなれ合いにならないところがすてきなところだなと思います。回数を重ねていくと俳優だけが楽しくて視聴者を置いていってしまうことがあったりするのですが、お互いにけん制し合いながら、視聴者の方に届けることをベースに置いてお芝居をしているので何度やっても新鮮ですし変わらぬ緊張感がありますね。」

Q.周五郎と小室の男の友情関係が見どころのひとつですね?
「二人の友情はべたつかないところがいいんだろうなと台本を読んでいて思うんですよね。お互い『今日の友は明日の敵』みたいな…(笑)。精神的には深いところでがっちりタッグを組んでいるけれど、見えてくるところでは四つに組まないというか…この微妙な距離感が周五郎と小室の魅力ではないでしょうか。」

Q.ヒロインの床嶋さんについて?
「気心が知れていますし、俳優同士ならではの呼吸の仕方みたいなものができているのでやりやすいです。床嶋さんはキャリアを重ねてもいつまでも透明感があって、ノーブルかつイノセントっていうのかな…ご本人のパーソナリティーともかぶるのでしょうが非常に汚れていない、きれいな女性ですね。そういうところがとてもすてきな女優さんだなと思いますし、得がたい方です。」

Q.なかなかヒロインとは恋に発展しませんね?
「このドラマは周五郎とヒロインとの微妙な距離感がひとつの醍醐味になるのかなと思うんです。恋に発展するのかなって思うとギリギリのところで去っていってしまう。寅さんみたいですね(笑)。出会いの瞬間は恋心というか憧憬に近い想いのような…心の奥に小さな火がともるように演じていますよ。でも、いつもちっとも大きな炎にならず火種で終わってしまうんですよね(笑)。」

Q.番組のテーマは深いですよね?
「今回も『医者の魂とは何ぞや?』『命とは?』と問いかけているつもりです。このドラマは展開が速くスペクタクルも多く、笑って泣いてあっという間に過ぎていくジェットコースタームービーですが、根底に流れているものは非常に深いものがあります。私がこのドラマで一番好きなところは根底に流れているものがヒューマニズムというところなんです。医療を扱うものだと構えて見てしまいがちですが、このドラマは気軽に見ていただけます。見た後に気がついたら『こんなにいろいろなものがお腹に入っていた』ということになってくれれば一番いいかなって思います。」

Q.番組の楽しみの一つ“旅情”…今回は飛騨高山ロケでしたが?
「高山の街は忘れかけていた原風景がありますし、街に住んでいらっしゃる方たちの人情も残っていますね。このような街で撮影できたことが今回の作品の魅力だと思います。観光シーズン真っ只中だったので撮影は大変でしたけれど見ごたえのある作品になったと思います。」

Q.みどころについて?
「もともと2時間ドラマの革命のような作品を作りたいという想いからこのシリーズがスタートしましたので、(他の作品とは違った)連続性を持たせていこうと思ってやっています。つぐみ(美山加恋)の母親が抱えている事件はまだ明かされていませんが、回を追うごとに確実に一コマずつ核心に進んでいます。次回は母親を捜してどこに向かうのかというところも楽しみにしつつ、ドラマの縦糸である事件の核心を皆さんに推理していただければおもしろいと思います。今回も2時間ドラマのおいしいところを全部詰め込みながらも、新しい形に挑戦できているところが魅力です」

床嶋佳子


Q.今回の作品にヒロイン役で出演されて?
「船越さんも内藤さんも共演経験はありますが、お二人のコンビの作品に出演できたことが大変うれしいですね。お二人はもちろんのこと周囲も個性的な役者の方が多く、その中にゲスト出演できることは私にとってとても触発されいい経験です。
 お二人のコンビネーションは独特な男の世界があってうらやましいですね。スタンバイの時間もなにげない会話をしながらお互いに軽く探っていらっしゃるような様子で無駄な時間がないんだろうな、と二人の作品づくりへの真摯な姿勢を感じました。ですから私はあえてあまりお二人の中に入り込んでいかずに、逆に一歩離れたところでお二人のやり取りを見て楽しんでいました(笑)。」


Q.ヒロイン・雪江という役は難しい役回りですね?
「あえてなにかしようとは思いませんでした。それよりもチームに溶け込んで、船越さんもヒントをくださいますので、その時その時の流れで作り込み過ぎないように心がけました。
 (元看護師ということで手術シーンもありましたが…)今まで女医の役は多く演じてきましたし、その時に実際の手術も見学したことがありましたので、その経験がよみがえってきて意外にスムーズにできました。」

Q.みどころは?
「船越さんと内藤さんというベテランの役者のお二人の掛け合いが、私が側で見ていてもいいなと感じるくらいです。そのあたりがドラマチックに描かれていますので楽しみにしてください。そして、雪江という女性が寂しさを抱えつつも必死にひたむきに生きているところを見ていただけたら。また、女将の役ということでほとんど着物姿ですのでそちらも楽しんでいただければと思います。」

<番組概要>

◆番組タイトル 金曜プレステージ
『外科医 鳩村周五郎 闇のカルテIII』
◆放送日時 2007年2月16日(金)21時〜22時52分
◆出演者 鳩村周五郎 船越英一郎
岡田雪江 床嶋佳子
川上明日香
川上つぐみ

伊藤裕子
美山加恋
宮本雅彦 布施 博
小室源介 内藤剛志
◆スタッフ 企画 和田 行(フジテレビ)
金井卓也(フジテレビ)
脚本 深沢正樹
プロデュース 菅井 敦(ホリプロ)
三瓶慶介(ホリプロ)
井上竜太(ホリプロ)
監督 猪原達三
制作 フジテレビ
ホリプロ

2007年2月6日発行「パブペパNo.07-034」 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。
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