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2017.03.10更新

ドラマ

若村麻由美×南野陽子 異色サスペンス!

夏樹静子没後1年特別企画『夏樹静子サスペンス 跳びおりる』

  • 3月18日(土)15時5分~17時

『検事 霞夕子』シリーズなど多くの作品が映像化され人気を集める夏樹静子。昨年3月19日に亡くなられてちょうど1年となる3月18日(土)に、夏樹をしのんで『夏樹静子サスペンス 跳びおりる』を放送することが決まった。今作は、夏樹の原作を大胆に脚色した新しいサスペンスドラマとなっている。
夫の死に複雑な思いを抱える一人の女性。彼女は自分が置かれた状況を見つめ、ある人物へ復讐することだけを考えて生きている。辛く悲しい過去を乗り越えられない彼女は恨むことでしか自分を保てない。そして悲劇が一つ、二つと発生していき、少しずつあぶり出されていく彼女の思い。しかしその悲劇の真相が明らかになったとき、物語は全く別の方向へ動き出す―。すべてを知ったとき、彼女はどんな行動をみせるのか。犯人捜しをするサスペンスとは一味違った、登場人物たちの心の裏側を徹底的に描く、新しいサスペンスドラマをお届けする。

主人公の大山サツキ(本名・浜畑里子)を演じるのは、ドラマや映画など数々の作品に出演し、透明感ある凛とした姿と確かな演技力で存在感を示す若村麻由美。家政婦としてテキパキ働く顔、裏に抱える思いを押し隠す顔、復讐心に燃えたぎる顔など、里子の心を繊細に表現し、真実が明かされるクライマックスまで見事に演じきった。また里子が働く水谷家の妻・水谷悠子役には南野陽子。料理研究家として脚光を浴びる悠子の華やかさともろさを堂々と体現している。里子と悠子の微妙な関係性も丁寧に描かれており、会話一つ一つにも注目してほしい。そのほか、事件を追う刑事を三宅裕司が演じ、作品を引き締める役割を担っている。

『跳びおりる』冒頭は、とある住宅街の一軒家で起きた火事のシーンから始まる。2階のテラスで立ち往生する女性に対し、「跳びおりて!」という声がかかる。炎にあおられ追い詰められた彼女はテラスから身を乗り出し、ひらりと宙を舞う…。『跳びおりる』という作品タイトルにはさまざまな意味が込められており、この言葉が一体何に繋がっていくのか、ラストシーンまで目が離せない。

気持ちのすれ違いが生んだ痛ましい事件、それを発端とした更なる悲劇。あまりにも不幸な過去が呼び込んだ、「復讐」という手段。ストーリーの展開と共に主人公の心の裏側が暴き出されていく。そして衝撃的な事実が明かされる終盤は、胸が締め付けられるほどの悲しみが作品を覆う。見応えたっぷりの異色サスペンスにご期待いただきたい。

あらすじ

人気料理研究家・水谷悠子(南野陽子)の家に、家政婦としてやって来た大山サツキ(若村麻由美)。悠子は、夫の省吾(前川泰之)が仕事で忙しく帰ってこない事に不満を持ちつつ、3歳の息子・歩と豪華な一軒家に暮らしている。

ある晩悠子が帰宅すると、サツキと、家に出入りしているワインショップオーナーの宝田透(坂田鉄平)が誕生日パーティーを開いてくれる。途中、サツキは歩を寝かせるために2階へ連れて行く。

深夜、悠子の家が炎に包まれる。3階の窓で立ち往生する悠子に対し、庭にいるサツキが「早く、跳びおりて!」と叫ぶ。追い詰められた悠子は窓から身を乗り出し、宙を舞って庭へ倒れこむ。そして煙の中から現れたのは歩を抱いたサツキだった。

焼け跡から男性の焼死体が出てきたことにより、目黒東警察署の鶴賀英明(三宅裕司)と亀石幹生(庄野崎謙)が捜査にあたることになる。サツキから、火事の夜に一緒に飲んでいた人物は宝田で、一方的に悠子に思いを寄せていたという話を聞かされる。

焼死体が宝田であると判明し、悠子との不倫関係が疑われる中、鶴賀はサツキが2階に寝ていた歩を助け出した時の手際の良さに引っ掛かりを覚える。サツキの身元を照会したところ、本名が「浜畑里子」、夫の誠二は山で遭難し亡くなったという事実が判明する。
果たして里子が偽名を使って悠子の家で働いていた狙いは何なのか。彼女の抱えているあまりにも辛く悲しい思いとは…。

コメント

若村麻由美:大山サツキ(本名・浜畑里子)役
Q. この作品の台本を読んだ感想をお願いします
「悲しい話ですよね。でもよくある夫婦のすれ違いでもあるので、“ありえないことではない”というのが恐ろしい話だなと思いました」
Q. 演じられる大山サツキ(浜畑里子)はどんな人物ですか
「自分が置かれた状況の理由を突き詰めて復讐を果たしていくのですが、なぜこの人はそんな状態になったのかを、いろいろ想像しながら見ていただけたらうれしいです」
Q. 家政婦役ということで、感情を抑えた演技が続きますが、工夫している点は?
「深い悲しみと憎しみを持つ主人公は、本心を悟られまいと生きているので、リアクションを最低限に控え、真意が明かされるまでは何を考えているかわからない人物として描きました」
Q. 水谷悠子役の南野陽子さんとの共演はいかがですか
「ドラマ共演は初めてですが、とても良い雰囲気でやらせていただいています。南野さんは、主人公の性格とは真逆の料理研究家を華やかさ、甘さ、勝ち気さ、弱さを併せ持つ役として演じて下さるのでとてもやりやすいです。20代のころはプライベートでもお会いしていたので、“久しぶり”という感じで、撮影していてもとても楽しいです。撮影の合間もずっとおしゃべりしています」
Q. 久しぶりの星田監督の演出はいかがですか
「星田組はエキサイティングです。監督が誰よりもエネルギッシュなので細胞が活性化されますね(笑)。現場ではアドレナリンがいっぱい出ている状態でないと務まらないので、この感じが懐かしくて楽しいです」
Q. 作品の見どころを含め、視聴者へメッセージをお願いします
「犯人捜しの2時間ドラマではなく、女性の心理を描いたサスペンスで、人間の裏の裏を探る面白さのある、珍しいタイプのサスペンスドラマなので、お見逃しなく」

番組情報

タイトル
夏樹静子没後1年特別企画『夏樹静子サスペンス 跳びおりる』
放送日時
3月18日(土)15時5分~17時
キャスト
スタッフ
原作
夏樹静子
脚本
西井史子
編成企画
橋口愛
プロデューサー
大野木直之
協力プロデューサー
石井由美子
監督
星田良子(共同テレビ)
制作
フジテレビ
制作著作
大野木オフィス

※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。