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2017.02.17更新

ドラマ

豪華キャスト・デザイナー夢の饗宴!

スペシャルドラマ『女の勲章』

  • 2017年春放送

山崎豊子原作『女の勲章』を松嶋菜々子主演でドラマ化することは昨年末に既報の通りだが、この度ドラマを彩る豪華キャストが決定した。

松嶋演じる大庭式子は大阪・船場で五代続く羅紗問屋の娘として何不自由ない生活をしていたところから一転、戦争で家族も住む家も失う。式子は焼け野原の中から、これからは洋服、婦人服の時代が来ると感じて、ミシン一台と共に立ち上がる。洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出、さらにファッション業界を舞台に世界へ羽ばたいていく。
今回、女たちの欲望うずまくファッション業界において、一人軽やかに女性たちのもとを飛び回り翻弄する男、八代銀四郎役に玉木宏が決定!
恐ろしいまでの野心、欲望を内に秘め、時には感情をむき出しにしながら熾烈な戦いを展開するのは式子の弟子である3人の女性たち、津川倫子(りんこ)役にミムラ坪田かつ美役に相武紗季大木富枝役に木南晴夏が決定。銀四郎の大学時代の友人で新聞記者として式子の魅力に注目する曾根英生役に小澤征悦、倫子を愛すればこそその愛を利用されてしまう倫子の恋人、野本敬太役に駿河太郎、幼少時代から式子に仕え続ける大庭家の女中キヨ役に江波杏子。そして式子の前に立ちはだかる関西ファッション業界の総元締めとも言える関西デザイナー協会会長、安田兼子役に浅野ゆう子。孤高の仏文科大学教授、白石庸介役に長塚京三が決定した。

プロデューサーの太田大は、こうした魅力あふれる豪華キャスティングを実現できたことについて、「山崎先生の渾身の原作をドラマ化するのに相応しい豪華で演技派のキャストの皆様にお集まりいただき光栄です」と喜びのほどを語っている。

通常のドラマではまずないといってよいほど衣裳、アクセサリー、帽子に至るまでオリジナルデザインによる逸品を製作。松嶋菜々子や玉木宏が身にまとい、華麗なるキャリアを演じることになる。昨今のドラマでこのような依頼を受けたことはない、とデザイナーたちが口をそろえるほど。

衣裳をデザイン・製作したのは中井英一朗。Yohji Yamamoto、Alexander McQueenなどでキャリアを積んだ中井がヒロイン大庭式子の衣裳を10数点オリジナルで製作した。松嶋菜々子だけで身につける衣裳は全部で約60点にものぼる(オリジナル、それ以外を含む)。次々と華麗な衣裳を身にまとい登場する松嶋菜々子の姿は確実にこのドラマのみどころとなるだろう。ドラマ収録現場では、共演の浅野ゆう子も「すらっとした松嶋菜々子さんが美しく着こなしていらっしゃる姿は女性必見です!」と太鼓判を押している。さらに玉木宏はじめミムラ、相武紗季、木南晴夏らもオーダーメイドの衣裳を含んだ衣裳を身につけて登場。シーンに合わせて、その時々の心情をファッションを通じて雄弁に語っている。

松嶋菜々子、玉木宏がそれぞれ3点づつ身につけて登場する帽子を製作したのは「アキオヒラタ」のチーフデザイナー石田欧子。皇族の方々をはじめ、世界中のセレブたちの帽子をデザイン、製作してきた父・平田暁夫氏の精神と技術を受け継ぎ、日本だけでなくパリでも個展を開き海外にも多くのファンを持つ。石田氏自身もデザイナーブランドの帽子も数多く手がけている。

ドラマにとって大切な意味を持つ式子の大きなネックレスをデザイン・製作したのは「ジィオデシック」の森下まゆり。96年にはパリデビュー、2001年にはニューヨーク・デビューを果たすなどフランス、イタリア、アメリカなど世界を股に活躍するジュエリーデザイナーである。

山崎豊子が生み出した人間の感情渦巻く壮大なドラマを豪華出演者たちが演じ、衣裳、美術、技術、あらゆるアーティストたちの総力を結集し、鮮やかに人間ドラマを紡ぎ出す。
この春、各界の匠たちの技が結実する大型ドラマが誕生する。

コメント

玉木宏…八代銀四郎
銀四郎という役について
内に秘めた心の強さが伝わるような見え方にできたらと思いながら演じています。
大阪ことばのセリフ量もすごく多いので言葉たくみに操っている感じをお芝居でだせたらと思います。
今回ドラマに入るにあたって、本も映画も見ましたが(映画で銀四郎を演じている)田宮二郎さんの印象がかなり強いです。
イライラしているけれど敢えて柔らかく話したり、言葉使いがこのキャラクターをつくる上で大事なのではないかと思います。
ドラマ収録に入られたご感想
台本を読んでいる時よりも立体的に目の前に現れますからすごくわくわくします。
このわくわく感が視聴者の皆さんにも伝わると思います。
松嶋さんと演じられてのご感想
銀四郎としては式子に最初は追いつきたいというところがどこかあったと思うのですが、いつも松嶋さんは凜とされているので自然と追いつこうという気持ちになれます。
ミムラ…津川倫子

女性作家さんだから描けた女性への賛歌の部分と皮肉の部分が多くあり、皮肉に描いているからこそ“女性のみなさんがんばりましょうよ”というエールをもらえている気がします。特に倫子はよくいるタイプの女性ですが、同性へのエールが込められたキャラクターだと思います。
ままならない現実のうさばらしにしていただいてもよし、よし自分もがんばろうと発憤していただくのもよし、本当にエッセンスがたくさん詰まっていると思いますのでお楽しみいただければ。特に衣装がすばらしいのでおすすめです。

相武紗季…坪田かつ美

かつ美にすごく自由を感じました。恋も仕事もとても奔放でそれがインスピレーションになっている女性なので演じていて息苦しさがなくて気持ちが開放されたような感じになります。
色彩豊かなお洋服など女性の気持ちをわくわくさせるところがあるドラマになっていると思いますので、世界観にひたって見ていただけたらと思います。

木南晴夏…大木富枝

富枝さんは誰に対してもぶれない折れない、というのが自分で演じていてもすごく楽しいです。
この時代に自分のやりたいことが決まっていてそれに向かって突き進むことしか考えていない女性たちの姿というのはとても格好良く思えます。それがきれいな“洋服たち”と一緒に美しく描かれていると思いますのでぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

駿河太郎…野本敬太

信念、考えがしっかりしている時代だなと思い、日本にこういう時代があって今僕らがいるんだなとあらためて考えさせられた本でした。
本当に自分が思うことを信じ戦っていく強い人たちの物語なので楽しんで見ていただきたいと思います。その中で野本というすごくすごく優しい男がいるのでそれも楽しみにしていただけたらと思います。

江波杏子…キヨ

すばらしい脚本だと思いました。実は、昭和36年(1961年)大映映画で(「女の勲章」が映画化された際に)田宮二郎さんが銀四郎を演じた時、当時大映研究生だった私は映画館の舞台挨拶で田宮さんにお花をお渡ししたのです。(この作品に再び関わることになり)何かご縁を感じます。
戦前、戦後の日本の経済というものも描き、風俗、社会の成り立ち、そういったものがはっきりと具体的に見えるというところがすばらしいなと思いました。

小澤征悦…曾根英生

これは大河ドラマだ!と思いました。人生、運命に翻弄されていく人々の流れを描いた壮大な作品だなと思い、さすが山崎豊子さんの作品だと思いました。
曾根は前向きで正しいことをしようとしている人間だと思います。時代背景の中でまっすぐ生きていこうとしている、そういったところを自分の役どころとしては演じられたらなと思っております。

浅野ゆう子…安田兼子

女優にとってはあこがれの作品だと思います。自分が持っていないものを式子が持っているという嫉妬、若さへの嫉妬と、兼子という人物の中には嫉妬が蓄積されたものとしてあると感じます。その辺りが出せれば兼子はおもしろいと思っていただけるのではないかと。
すばらしいファッションの数々を楽しんでいただける女性必見の作品だと思います。

長塚京三…白石庸介

女の勲章ってなんだろう。
勲章、とは本来男のものです。式子さんは“勲章”を得た途端に大きなものを犠牲にした。式子さんは理解されにくい時代であり何かを犠牲にしないといけなかった、ということでしょう。

松嶋さんとの共演について
松嶋さんの映画デビューでもご一緒していてその時も恋人同士でした。それ以来、時間が経ってもまた恋人を演じさせていただけるということで楽しみにしています。
*初共演の映画:『恋と花火と観覧車』(1997年2月15日公開)
恋愛の現役ではないという気後れから肝心な一歩が踏み出せない男と、年下の女性の恋愛模様を描いたロマンティック・コメディ。
プロデューサー太田大

山崎先生の渾身の原作をドラマ化するのに相応しい豪華で演技派のキャストの皆様にお集まりいただき光栄です。主人公の式子をはじめ女性達を翻弄する美しく頭脳明晰な男であり物語の要とも言える銀四郎を、ますますその端正さが際立つ玉木宏さんに演じていただけるということで、原作のイメージにぴったりの銀四郎像をお届けできると確信しております。特に、玉木さんは、朝の連続テレビ小説「あさが来た」でも完璧に披露されていたように、今回も銀四郎が巧みにまくし立てる大阪言葉を忠実に再現していただいており、大きな見どころです。また、フランス文学の大学教授で式子をその知性と穏やかさで魅了する白石を長塚京三さんに演じていただきますが、元々の知的なイメージだけでなく、御自身もパリ大学(ソルボンヌ)に在学されていたこともあり、白石像に大きな説得力をもたらして下さることと思っております。そのほか、式子の個性的な弟子3人には、ミムラさん・相武紗季さん・木南晴夏さんとそれぞれ異なる個性をお持ちの方々にお集まりいただけましたし、式子の最初の敵となる大御所デザイナーを浅野ゆう子さんが華やかかつ凄まじい迫力で演じていただいており、是非楽しみにしていただきたく思っています。

プロフィール

中井英一朗<オリジナル衣裳製作担当>

2004年Yohji Yamamoto へ入社。パタンナーとして氏の元で経験を積み、パリコレクション等に参加。
2008年Yohji Yamamoto退社後、東京コレクションブランドatoでチーフパタンナーを務める。その後、渡英。
2011年Alexander McQueenへ入社。
Alexander McQueenでは、シニアパターンカッターとして活躍。特にジャケットに関してはコレクションラインをほぼ任されると共に、同ブランドのドレス製作を担当。
またハリウッドセレブなどの衣装製作に多く携わる。
2014年帰国後、ELZA WINKLER設立。
2015年Tokyo新人デザイナーファッション大賞のプロ部門で、支援デザイナーに選出。
著名人からのオーダードレスの製作依頼も多く、日本アカデミー賞授賞式、ベストドレッサー賞授賞式、NHK紅白歌合戦の司会者用のドレスなども手掛ける。
2016-17AWより大手化粧品会社が立ち上げた新アパレルブランド「DEUXART」のクリエイティブディレクターに就任。

石田欧子<オリジナル帽子製作担当>

平田暁夫の長女としてパリで生まれる。1989年 Haute Mode Hirataに入社し、2000年に自身のブランドH.at(エイチ.エイティー)を立ち上げ、同年ロンドンのVictoria and Albert Museumにて展示とミニショーを行う。デンマーク大使館にて平田暁夫と毛皮コレクションを発表(2001年)、バレエダンサーを使いショー形式で2002-03秋冬コレクションを発表、Mini Cooperとコラボレーションで帽子のショーを行う(2004年)。2006年よりH.at Black Label (メンズライン)を発表。2014年Akio Hirata(アキオヒラタ)のチーフデザイナーに就任

森下まゆり<オリジナルジュエリー製作担当>

インテリアデザイナーとして活動した後、オンワード樫山にてジャンポールゴルチェのジュエリーデザイナーに。独立後、96年パリにて「GÉODÉSIQUE」ブランドデビュー。2000年ニューヨーク進出。2005年からパリ、ジュエリー展参加。2006年、仏・フィガロ紙にヴァンドーム広場が無視出来ない10のブランドのひとつに取り上げられた。

番組概要

タイトル
スペシャルドラマ『女の勲章』
放送日時
2017年春放送
キャスト
原作
山崎豊子『女の勲章』(新潮文庫刊)
「花のれん」で直木賞を受賞。主なドラマ化作品に「白い巨塔」「不毛地帯」「華麗なる一族」
映画化作品に「沈まぬ太陽」など多数。本作では、自身の出身地である関西を舞台に、緻密な取材に基づき、黎明期の日本ファッション界を重厚なタッチで描き出している。
スタッフ
脚本
浅野妙子
プロデュース
太田大、中山ケイ子(FCC)
演出
西浦正記(FCC)
制作協力
FCC
制作著作
フジテレビジョン
あらすじ
大阪・船場の裕福な羅紗問屋の娘として生まれた大庭式子(松嶋菜々子)。しかし太平洋戦争で家族、財産、住む家を失ってしまう。焼け野原の中、これからは洋服、婦人服の時代が来ると感じた式子はミシンと共に立ち上がり、洋裁学校の設立、チェーンスクールへの発展、デザイナーデビュー、東京進出さらに世界へとファッション業界を舞台に羽ばたいていく。
様々な野望、欲望がうずまくなか、式子を助けながら次第に学校の主導権を握っていく銀四郎(玉木宏)や、自分の目的を叶えるため、式子の元でたくましく激しくしのぎを削り合う三人の弟子、倫子(ミムラ)、かつ美(相武紗季)、富枝(木南晴夏)。式子の前に立ちはだかる、関西デザイナー協会会長、安田兼子(浅野ゆう子)。そして、式子の疲れた心に寄り添い包み込む存在となっていく大学教授の白石(長塚京三)。
ファッションデザイナーとして成功への階段を上りゆく式子の未来に待ち受けている運命とは…

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