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2016.12.1更新

ドラマ

受賞者発表&大賞「ぼくのセンセイ」ドラマ化決定!

第28回「フジテレビヤングシナリオ大賞」

  • 12月25日 25時~26時放送(関東ローカル)

坂元裕二、野島伸司、水橋文美江、橋部敦子、浅野妙子といった数々の人気脚本家を輩出してきた「フジテレビヤングシナリオ大賞」。第28回の授賞式並びに記者会見が行われた。会見には大賞受賞者の小島聡一郎さん、佳作受賞者の田辺晴彦さん、川島祐介さん、広瀬絵理さん、そしてフジテレビ第一制作センター部長・牧野正、審査委員長を務めた、同プロデューサーの金城綾香が出席。また、会見の最後には大賞受賞作の映像化に関する発表も行われた。

今回1,602編の応募作の中から大賞に選ばれた小島さんは、なんと今回が処女作という才能の持ち主。小島さんが自ら働く会社での出来事からインスピレーションを受けたという今回の大賞受賞作品「ぼくのセンセイ」は、かつて売れっ子漫画家だった中年男性が今では生活に困窮するようになり、渋々ながら若き天才美人漫画家のアシスタントとして働きだす物語。全てを失いかけた中年漫画家は、若き天才漫画家に何度も打ちのめされながらも、人生の大逆転を目指していく。審査委員長を務めた金城は、「内容がものすごくストレート。少ない登場人物どういう風に生き生きと動かすのか、どのように成長させていくかを描こうとしていたのが好印象。コメディに徹していた点も挑戦的で、他の作品と一線を画していた」と語り、小島さんの才能を高く評価した。

当作品は、大賞特典として12月25日(日)深夜25時からフジテレビにて『俺のセンセイ』というタイトルでドラマ化されることが併せて発表され、演出は三橋利行、プロデュースは今回の審査委員長であり『5→9~私に恋したお坊さん~』(2015年10月期)を手がけた金城綾香が務める。脚本を担当する小島さんは「プロデューサー、監督、スタッフのみなさんと一つのものを作り上げる喜びを感じています。たくさんの方にぜひ見ていただきたいですし、きっと楽しんでいただけると自信を持って作業をすすめています」と語り、ドラマ化への期待をみせた。近日中に発表予定のキャストにもぜひご注目いただきたい!

また佳作には、田辺晴彦さんの「ズル休み」、川島祐介さんの「赤い糸が切れてくれない」、広瀬絵理さんの「向こうにいく前にしたいこと」の3作品が選ばれた。

「ズル休み」は、ガールフレンドと親友のキス現場を目撃してしまった主人公が学校をズル休みし、彼女を見返すためのある計画を実行しようというストーリー。誰しも子どもの頃に妄想した“もしも”が形になった良作。

「赤い糸が切れてくれない」は、ある日突然自分に行為を持つ女性と赤い糸で結ばれているのが見える様になった高校生の恋愛物語。“赤い糸”という何度もドラマで扱われている題材を、作者なりの新鮮な見方によって生き生き描こうとする姿勢が評価された。

「向こうにいく前にしたいこと」は、後輩と不倫中の自分勝手な中学校教諭が、妻の浮気・病気を知り、さらには妻の死を通して夫婦愛や死に向かう人間の感情を描いた作品。目を引く“後味の悪さ”があり、筆者の筆力が感じられると評された。

牧野は、「フジテレビのヤングシナリオ大賞は新人の登竜門というよりは、即戦力を探すために実施しております。最近は連続ドラマだけではなく、オムニバスドラマ、配信ドラマなどドラマが世に出る形式が年々多様化しておりまして、様々な作品・才能が集まるということは、フジテレビのこれからの財産になると感じています」とコメントし、今回の受賞者への期待を込めた。

大賞受賞作品「ぼくのセンセイ」あらすじ

かつて売れっ子漫画家であった西虎太郎はその後、ヒット作に恵まれず、今では生活に困窮する中年となっていた。そんな虎太郎に舞い込んだ仕事、それは超売れっ子漫画家・墨田スミロウのアシスタントになること。アシスタントという中年漫画家にとって屈辱的な仕事だが、生活の為にしぶしぶ受け入れる虎太郎。墨田スミロウの仕事場にたどり着くと、そこで出会ったのは自分の娘ほどに若い天才美人漫画家・すみれであった…。墨田スミロウをペンネームに活動する若きすみれに何度も打ちのめされる中年アシスタントの虎太郎。全てを失いかけいた中年漫画家に人生大逆転の奇跡は起きるのか…。

受賞者コメント(敬称略)

大賞 小島聡一郎(会社員 大阪府在住)

「独学で学び、今回の作品も突っ走って書き上げたもので、初めての応募でこのような賞を頂き嬉しく思っています。ドラマを見て“もっとこうしたほうが面白いのに”と生意気ながら思っていたので、だったら書いてみようというのが応募のきっかけです。普段働く会社で見た、人事異動、思い悩む人の姿、人間関係等からヒントを得て、今回の主人公、作品を書き上げました」

佳作 田辺晴彦(会社員 東京都在住)

「私の作品は、非常にくだらない話なのですが、この作品を選んで頂いたヤングシナリオ大賞の懐の広さに感謝しております。今回4回目の応募になりますが、自分の書いた作品が映像になる日まで粘り強く書いて行きたいです」

佳作 川島祐介 (契約社員 兵庫県在住)

「これまで少しずつ勉強し、今回5回目の応募で佳作を授賞できたことは、人生で最高の日になりました。ただ、これはゴールではなくてスタートラインだと感じているので、もっといいストーリー、台詞、シーンを書けるようになって脚本家になりたいと思います」

佳作 広瀬絵理 (派遣社員 東京都在住)

「ヤングシナリオ大賞を目標に脚本を書いてきたので、本当にうれしいです。ドラマが大好きで、自分も心を揺さぶられるような作品が書きたいと思っています。この1年が正念場になると思っていますので、頑張っていきたいです」

番組情報

タイトル
『俺のセンセイ』
放送日時
12月25日 25時~26時放送(関東ローカル)
スタッフ
脚本
小島聡一郎
プロデュース
金城綾香(『5→9~私に恋したお坊さん~』他)
演出
三橋利行(FILM)
制作著作
フジテレビ
制作プロダクション
FILM

※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。