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2016.10.11更新

ドラマ

松下奈緒演じる郷間彩香が日本の悪を暴く!

土曜プレミアム『特命指揮官 郷間彩香』

  • 10月22日(土)21時~23時10分

切れ者警部補でありながら、普段は女子力も高い普通のOLのような一面も持ち合わせるというまったく新しいタイプのヒロインの誕生だ。

ニューヒロインとは松下奈緒が演じる「特命指揮官 郷間彩香(ごうま・あやか)」。これまでも刑事部凶行犯捜査課のクールな警部補(セミキャリア)、法医学研究室の准教授、探偵、公認会計士、財務省のキャリアなど“できる女”を数多く演じ、知的な役を演じさせたら右に出る者がいないと言われている松下。かと思えば漫画家の夫を支える妻、あるときは男っ気の全くない小学校教師など親しみやすい役も演じ幅広い層に絶大な人気を誇る。松下が今回演じるのは、捜査二課知能犯第二係主任 警部補・郷間彩香。若くして知能犯担当の主任を務め、二課へ来て以来2年しか経っていないにも関わらず、企業の横領や贈収賄の摘発数でずば抜けた成績を誇る切れ者。だが一見、女子力の高いOLにしか見えないのである。まさに松下の魅力2大柱とも言える、クールさと親しみやすさ、が共存した松下奈緒以外には考えられない役柄なのである。

このキャラクターを生みだしたのは梶永正史作「警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官」(宝島社文庫)で、第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞するなど熱烈なファンを持つ。数字に手掛かりを求めて電卓ばかり叩いているため“電卓女”と呼ばれる彩香が特命を受け、巨大組織が裏にうごめく犯罪のど真ん中に投げ込まれる姿が読者を熱狂させ、警視庁の“電卓女”VS奇想天外な犯人集団の対決が大きな人気を博した作品だ。ドラマ化によりこれまでのファンはもちろんのこと、松下演じる「松下彩香」が話題を呼ぶことになりそうだ。

郷間彩香役をオファーされた時、松下がまず感じたこととは。「監督より、普通のOLさんみたいな雰囲気を持ったそんな彩香が捜査一課で何も分からないまま特命指令を受け、捜査するというギャップを楽しんでもらえたらというお話を伺いました。そういったところが新鮮で、知能犯を担当しながら、なおかつ髪を巻いていたり爪もネイルをぬっていたり、という女子力が高い部分もおもしろいところで、同時に自分自身が忘れていた部分だと思いました」と第一印象を語った。

オファーを受けた時はまだその後の収録が想像を遙かに超えるスケール感で行われることになろうとは、まだ松下も想像していなかった。

高層ビルに立てこもる犯人を包囲し、にらみ合いが続くシーンでは、新宿都庁前の道路を一晩、約10時間近く封鎖した。犯人と対峙するシーンでは別荘を一軒借り切ってロケを行うなどこだわりの撮影が続けられた。

松下の刑事役は2011年に演じた『CONTROL』(フジテレビ2011年1月期・日9ドラマ)以来5年ぶりだが、松下自身「こんなに格好よくて映画的で、キャストの方ももちろんですが、クレーンを使った撮影や、ロケ地もこだわっていて。中身の濃い作品になっています」とダイナミックな展開とそれに見合う映像に自ら太鼓判を押した。

そのこだわったというキャストが本当にすごい!

郷間彩香の前に突如現れた警視正でキャリアの男・吉田透を演じるのは、作品を重ねる毎にまったく違う役を演じ、見る者の予想をいい意味で裏切り続ける鈴木亮平。鈴木について松下は「キャリアの役とノンキャリア女性というまったく別の道を歩んできた二人が、この人は信じられるのか?とお互いバディーじゃないけれどお話が進んで行くうちになんとなく心を許せる相手になっていったら」と語っている。さらにはこんな話も飛び出した。「鈴木さんには人生で初“壁ドン”をやっていただきました。事件の合間でのことですが」だそう。そんなシーンにも注目だ。

鈴木亮平はこの吉田を演じるにあたり「(吉田の正体を)どれくらいお客さんに見せるか隠すか、どれくらい周りの人に見せるか隠すか、彩香に見せるか隠すか、というところが難しく、監督と逐一相談しながら演じました。そこが難しさでもあるし面白さでもあります」と語った。また、今回実際に警察のキャリアの方に会って話を聞いたそう。「キャリアのすごくできる人、というのは冷たい人間をイメージしがちだけれど、実際は礼儀正しく印象のいい人だそうです。人を見て油断させることができる人なんですね」とそんな研究成果がドラマに反映されることも楽しみにしたい。

街中の銀行に人質をとって立てこもり、交渉役としてなぜか郷間彩香を名指しで指名してきた男、國井哲也役を演じるのは稲垣吾郎、松下と稲垣は初共演となる。松下は「稲垣さんとは一度ご一緒したいと思っていましたので警官と犯人という形ですが夢がかないました」と語っている。稲垣吾郎自身は役について「この役は謎が多いので、前半はそこを強調させ、怖い役なのでその存在感をうまく出したいと思います。今までとは違うものにしたいと思います。犯罪に至るまで生きてきた人生がありそこにはかなり重いものがあって、その辺りの怒りといったものを演じられたらと思います」と今までにない役にすることを約束した。と同時に松下については「郷間彩香というニューヒロインが生まれたなという感じがあります。格好いいですよね」と語った。

一方、松下は「(稲垣との共演)初日はあまりよく覚えていません。とにかくすごく緊張していて!息が上がってくらくらしちゃいました。その緊張感を稲垣さんもきっと感じていたと思います。忘れられない一日になりました」と語っている。さらに稲垣からはこんなエピソードも。「僕もピアノが好きなので手を見ちゃいました。ピアニストの手なんだって」と松下の手を見つめていたようだが当の松下は「気付いてなかったです。私、それどころじゃなかったんだと思います」と笑う。

さらにはピアノを弾いてきたことが今回の役にも思わぬところで役立ったそう。“電卓女”という異名を取る彩香は目にもとまらぬ早さで電卓を打ち、贈賄などの悪事を暴いていく。「電卓を打つ時はずっとこう(ピアノの指使いのように)指を動かしていました。(電卓は)彩香の事件へのアプローチの仕方、事件に対する技なので、ピアノをやっていて良かったなと思いながら電卓を打っていました」と語り「手元を撮るシーンでは、(監督から)『第九で』と言われたりしていました(笑)」と言う。そんな松下のピアニストのような電卓さばきも見逃せない。

さらには日本中を揺るがす大事件に関わる政治家役を内田裕也が演じる。松下も「雲の上の存在というか。内田さんに会えるというので楽しみにしていました。“生ロッケンロール”が聞けて幸せでした」と語る。監督が「よーい!」と言った瞬間に「よし、ロッケンロール!」と言っていたそうだ。

内田裕也は18年ぶりのテレビドラマ出演となる。「10年くらい映画しかやってこなかったあとにロックンロール、75歳になってこのへんでテレビドラマデビューというのも世界にいないと思って」と語る(これまでの作品はテレビドラマ出演という認識ではないご様子)。「はっきり言ってこっちも楽しんでやってる。政界のドンという役どころは。ある意味格好良い。ヤクザの役などは、たまにはきれて暴れる割りには似合わない。監督とも話して着物でいかしてくれと言った。悪くないでしょ。スカ-フは私物。オレなりの役作り。役作りしてますとか言うのいやなんだよ。日頃の勉強が大事、どういう体験しているかってことが大事で。いきなり役作りとかしてもね」と語る。さすがロッケンロールだ。さらに松下奈緒には「あれだけたっぱもあるんだから。正統派美人。英語を勉強してアメリカにオーディション受けるくらいの気持ちじゃなきゃだめだって」とこれまたさすが内田、松下は日本にとどまらずにアメリカへ旅立て!とアドバイスをしたのだ。今回もスケール感の大きい作品のヒロインを見事に務めきった松下奈緒、今度はついに世界へと羽ばたくときがくるかもしれない。

松下は、「男性が見ても、女性にも好きだと思ってもらいたいし、愛されるキャラのところと、ばりばり我が道を行く、といったところとのバランスを大事にしたい」と監督と話したという松下。「人としての感情を持っているというところを最後まで大事にしなければと思い演じてみました」と語っている。人間、郷間彩香の魅力を通して人間、松下奈緒の魅力にも迫ることができるかもしれない。

コメント

編成企画・村瀬健(フジテレビ)

「この秋一番のエンターテインメント・ミステリードラマをお届けいたします。第12回『このミステリーがすごい!』大賞に輝いた原作小説のスピーディーかつスリリングな展開、予想を裏切るまさかのどんでん返しを、破格のスケールで映像化しました。主人公・郷間彩香や警察庁のエリート吉田透、ミステリアスな立てこもり犯・國井哲也など、一筋縄ではいかない魅力的な登場人物たちが画面狭しと暴れまわる姿は、エンターテインメントミステリーならではの醍醐味にあふれていると思います。松下奈緒さん&鈴木亮平さん&稲垣吾郎さんという豪華かつ新鮮なスリーショットに加え、高嶋政伸さん、大友康平さん、真剣佑さん、神田正輝さん、竹中直人さん、さらには内田裕也さんに至るまで、大作映画でもなかなかそろわないような豪華な皆さんに出演いただくことで、極上のエンターテインメント作品に仕上がったと思っています。アクションシーンも満載です。誰が敵で誰が味方なのか最後まで予測がつかない展開を、手に汗握りながらじっくり楽しんでいただければと思います」

あらすじ

警視庁捜査二課知能犯第二係の敏腕警部補、郷間彩香が挑む難事件とは。
ある日、新世界ファイナンスに人質を取った立てこもり事件が起きる。しかも名も名乗らない電話が警視庁110番に入る。その声は、今後の交渉および現場指揮は捜査二課、郷間彩香に執らせるようにという指示が入る。いったい犯人の要求とは?現場に向かう郷間。そこで待っていたのは國井と名乗る男(稲垣吾郎)だったことがわかる。彼は何者なのか。次第に、國井は政財界をも根底から揺るがす大事件の真相を探っていた刑事だった。がその捜査のために家族も犠牲にしてしまったという悲しい過去があった。人質を解放の条件として國井が出した要求とは、驚いたことに、政界のドンと言われる与党、救民党元代表、伊藤重太郎との直接会談だった。

番組概要

タイトル
土曜プレミアム『特命指揮官 郷間彩香』
放送日時
10月22日(土)21時~23時10分
出演者
  • 郷間彩香 … 警視庁捜査二課知能犯第二係 主任警部補 … 松下奈緒
  • 吉田透 … 警察庁刑事局国際捜査管理官 警視正 … 鈴木亮平
  • 後藤剛 … 警視庁特殊犯捜査第一係(SIT)係長 警部 … 高嶋政伸
  • 竹下聖史 … 新宿中央署刑事課主任・警部補 … 大友康平
  • 鈴木達也 … 彩香の部下・巡査部長 … 真剣佑
  • 宗像陽平 … 郷間彩香の父 … 神田正輝(特別出演)
  • 野呂和彦 … 警視庁刑事部部長 警視長 … 竹中直人
  • 伊藤重太郎 … 救民党元代表 … 内田裕也
  • 國井哲也 … 立てこもり事件の主犯 … 稲垣吾郎
スタッフ
原作
梶永正史「警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官」(宝島社文庫)
脚本
福島治子
音楽
吉川清之
編成企画
村瀬健
プロデューサー
  • 森川真行
  • 石塚清和
演出
神徳幸治
制作
  • フジテレビ
  • FINE

※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。