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これが21世紀の「坊っちゃん」だ!夏目漱石没後100年に、
豪華教師陣が初集結!新春ドラマスペシャル『坊っちゃん』

更新日:2015/11/4

新春ドラマスペシャル『坊っちゃん』

オフィシャルサイト

フジテレビ系 2016年1月3日(日)21時~23時30分放送

 文豪・夏目漱石が亡くなってから来年で100年という節目を迎える。そんな没後100周年という記念すべき2016年に、二宮和也主演で21世紀初めて、名作「坊っちゃん」がドラマ化されることとなったが、物語の舞台となる学校の教師陣に、漱石没後100周年にふさわしい豪華な顔ぶれが集結することが決定した。 
 主演の二宮にとっては、全員がドラマ初共演となる。
 また放送日は、嵐のメンバー主演のドラマとして5年連続となる、1月3日(日)に決定した。

 あまりに有名な「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」という一文で始まる「坊っちゃん」は、漱石の教師時代の実体験をベースに描かれた小説で、時は明治、住み込みの女中から「坊っちゃん」と呼ばれている青年が主人公。短気で暴れん坊だが、嘘が嫌いで直情型の正義感を持つ型破りな江戸っ子・坊っちゃんが、四国は松山の旧制中学校に数学の教師として赴任をすることになる。そこで同僚の教師たち、生徒たちとぶつかり合い大暴れする、笑いあり涙ありの痛快なストーリーで、発表から100年以上たった今なお、多くの人を魅了してやまない漱石の代表作の一つだ。

 そして、このたび坊っちゃんが大暴れする学校の教師たちに、豪華俳優陣が集結することとなった。

 赴任早々、坊っちゃんの下宿の世話をしてやり、坊っちゃんと同じくらい正義感が強く真っすぐな気性で、坊っちゃんとは意気投合。騒動の折は何かと坊っちゃんと行動を共にする相棒的な存在。風貌が比叡山延暦寺の僧兵のようにいかついため、坊っちゃんから「山嵐」というあだ名をつけられた数学の主任教師を演じるのは古田新太。ピタリと息を合わせ大暴れする姿に、期待がかかる。
 古田は山嵐を演じるにあたり「坊っちゃんは、激情型で熱い人。対して山嵐は冷静な人なので、なるべく熱を上げず、飾り気の無い堅い人をやろうと思っています」と話し、「坊っちゃんとの掛け合いや、一緒に怒るところなど、二宮さんのお芝居がテンションを上げてくれるので、二宮さんとは非常にやりやすいですし、おいらも役を作りやすいです」と二宮との芝居の感想を語った。

 一方、坊っちゃんと山嵐の二人と敵対するのは、及川光博が演じる、学校で唯一の文学士で、プライドが高い西洋かぶれの教頭だ。悪巧みをおこない、都合の悪い人間や気に入らない人間を罠にはめる策略家で、通年、赤シャツを着ているため、坊っちゃんから「赤シャツ」とあだ名をつけられた。赤シャツは、自分の思い通りにならない山嵐が気に食わず、赴任してきた坊っちゃんを単純な人間と見て、自分の方へ引き込もうとするが…。
『坊っちゃん』で一、二を争う強烈なキャラクター・赤シャツを演じることとなった及川は「まさか夏目漱石の作品に参加できる日が来るとは…。西洋かぶれのハイカラ野郎のペテン師、赤シャツを演じます。初春の楽しいひとときを過ごしていただけますよう、心をこめて赤いシャツを着ます!」と意気込みを語る。

 そして、赤シャツの悪巧みにも相棒がおり、赤シャツの腰巾着で、いつも赤シャツにおべっかを使う画学教師だ。演じるのは八嶋智人。赤シャツの太鼓持ちをしていることから、坊っちゃんから「野だいこ」というあだ名をつけられる。
 及川と八嶋の共演は2004年1月3日(土)にフジテレビ系で放送された新春ドラマスペシャル『古畑任三郎』以来、今回がちょうど12年ぶりとなる。久方ぶりの名優二人の悪巧みコンビが、ドラマを大いに盛り上げていく。
 八嶋は「赤シャツという巨大な権力にコバンザメのようにくっついているのが野だいこ。お話をいただいた時に、僕にピッタリな役だな、と思いました。コバンザメ感は充分、僕にはありますし、そうやってこの芸能界を生きてきました。ドラマでは坊っちゃんの存在により、野だいこに、どんな変化があるのか? というところも楽しみに見ていただきたいと思います」と述べた。

 そんな教師の中で、お人よしで気が弱く、いつも顔色が悪いため、坊ちゃんから「うらなり」とあだ名をつけられた英語教師を山本耕史が演じる。うらなりは町一番の美人とひそかに思いあっているのだが、実は赤シャツもその女性を横恋慕しており、赤シャツの悪巧みにより、うらなりは窮地に陥っていく…。
 山本は「エネルギーあふれる皆さんの中で、一人だけ、たたずまいがひ弱と言うか気弱です。しかし心の中で思いを秘めた、ストレートでピュアな役でもあります。この時代だからこその情熱を、素敵に演じられればいいな、と思います」と意気込みを語った。

 最後に、そんな一癖も二癖もある教師たちをまとめる校長を岸部一徳が演じる。校長だが、事なかれ主義で、重要なことは赤シャツ任せ。自分の意見を言うことはめったに無い。何を考えているか分からないため、坊っちゃんから「狸」というあだ名をつけられた。
 岸部は「狸というあだ名の通り、何を考えているか分からない、全てを教頭に任せているような人に見えるけれど、坊ちゃんを通してドラマ全編を見た時、狸が世の中をどう見ていたか、教育、学校をどう考えていたか、そして何が人間にとって大切な事なのかが分かると思います。でも…やっぱり分からないような狸にしたいかな」と語った。

 このように、漱石100周年でのドラマ化にふさわしい豪華な顔ぶれとなったが、二宮にとっては、突然、松山に行き、知り合いがいない坊っちゃんと同じように、今回が全員、初共演となる。
 二宮は「家族や親戚が一同に会するのが、お正月の良いところだと思いますが、ドラマを制作している側も、これだけの方々を集めるのは、お正月じゃないとできないのだろうな、という顔ぶれがそろっていると思います。お正月のすごさを知りました。この方々が2時間、画面に居続けるということだけでも、このドラマの見どころだと思います」と述べた。

 プロデューサーを務める長部聡介(フジテレビドラマ制作センター)は配役に関して「坊っちゃんはキャラクタードラマです。坊っちゃんにユニークなあだ名をつけられた登場人物のキャストイメージはすぐに浮かんできました。今回、その希望のキャストがものの見事に全員実現しました。ドラフト会議で1番クジばかりを引き続けた球団オーナーになった気分です。一癖も二癖もある芸達者な俳優陣が二宮さんとぶつかり合うすべてのシーンが見どころとなりました。ご期待ください」と語った。

 撮影は日本各地で行われており、愛媛県松山市の道後温泉でのロケもおこなわれた。明治の世界をリアルに復活させながら、新しい21世紀の『坊っちゃん』をつくり上げるため、出演者、スタッフが一丸となり、快調に撮影は続いている。新春ドラマスペシャル『坊っちゃん』の放送を心待ちにしていただきたい!

物語

親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている

 親譲りの無鉄砲と真っすぐ過ぎる性格で、子供の時から問題ばかり起こし、周囲からいつも問題児として扱われてきた坊っちゃん(二宮和也)。唯一、住み込みの女中だけは立派な気性だと褒めてくれ、坊っちゃんのことを何かとかばってくれていた。

 物理学校を卒業した坊っちゃんは、校長から松山の中学に教師の口があるが行かないかと勧められる。鎌倉より遠くに行ったことがない江戸っ子の坊っちゃんだが、特に就職のあても無かったので松山に赴任することを決める。
 着任早々、校長(岸部一徳)から生徒の模範になるようにと言われ、模範とはどういうことか聞く。校長の代わりに教頭(及川光博)が教えると「できません」と答えて、教師たちをあ然とさせる坊っちゃん。その場は収まり、同僚の数学教師(古田新太)が坊っちゃんの下宿先を世話してやると言う。離れた教頭の席では、画学教師(八嶋智人)が何やらコソコソ教頭と話していた。
 下宿先に向かう途中、坊っちゃんは同僚の英語教師(山本耕史)が町一番の美人とひそかに思い合っていて、しかもその女性を教頭も狙っているという話を聞く。田舎にもいろいろとあるものだと思いつつ、いよいよ教べんを執ることになるも、生徒たちとは、とんとうまくいかない。
 団子屋で団子を2皿食べたこと、温泉で泳いだことが学校中に知れ渡り、生徒からからかわれる。初めての宿直の夜には生徒たちから蚊帳の中にイナゴを入れられるというイタズラを受けた。やった人間を問い詰めるも、認めようとしない。
「人にも自分にも、嘘をつくのだけは、まっぴらごめんだ」
 やがて、赤シャツの卑劣なはかりごとを知り、ずるいことが許せない坊っちゃんの快刀乱麻な大暴れが学校を変えていく―。

番組概要

番組名

新春ドラマスペシャル『坊っちゃん』

放送日

2016年1月3日(日)21時~23時30分

出演者

二宮和也古田新太八嶋智人山本耕史及川光博岸部一徳 他

スタッフ

原作
夏目漱石『坊っちゃん』
脚本
橋部敦子
プロデュース
長部聡介、小原一隆
演出
鈴木雅之
制作
フジテレビドラマ制作センター

2015年11月4日 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。