番組・イベント最新情報 「とれたてフジテレビ」

一覧へ戻る

実際にあった事件の三面記事を元に執筆した異色の意欲作を映像化!
赤と黒のゲキジョー『三面記事の女たち -愛の巣-』

更新日:2015/1/29

赤と黒のゲキジョー
『三面記事の女たち -愛の巣-』

ベストセラー作家・角田光代が実際にあった事件の三面記事を元に執筆した
異色の意欲作を映像化!
心の闇にトラウマを抱えた変わり者の新聞記者を演じるのは、
フジテレビ2時間ドラマ初主演となる田中麗奈!
監督は、大ヒット映画『余命一ヶ月の花嫁』の廣木隆一!
さらに原田美枝子、寺島しのぶ、板谷由夏という豪華実力派女優たちが、
美しくも恐ろしいサスペンスに挑む。

2月20日(金) 21時~22時52分

 2月20日放送の赤と黒のゲキジョーに、言わずと知れたベストセラー作家・角田光代原作の『三面記事の女たち-愛の巣-』が登場する。実際にあった事件の三面記事を元に執筆された短編集「三面記事小説」(「愛の巣」)という、角田作品の中でも異色の意欲作を初めて映像化!
 仕事人間で変わり者の新聞記者・長谷部章子を演じるのは、フジテレビ2時間ドラマ初主演となる田中麗奈。18年前、ごくごく普通の主婦だった自分の母が、自分の目の前で父を殺害するのを目撃してしまった章子は、ずっとそのトラウマを抱えて生きてきた。「明日私も人を殺すかもしれない」と、絶えず自分の中の狂気におびえる章子の心の闇は、18年の時がたった今でもそのままだ。当時、事件を担当し、現在は警視庁捜査一課の刑事である梨山里衣子を演じるのは原田美枝子。梨山は章子の心の闇を理解し、章子とは刑事と新聞記者以上の関係で協力し合いながら、事件を解決していく。

 さらに、今回のストーリーの核となる、姉妹を演じるのは、寺島しのぶ板谷由夏の実力派女優の二人だ。夫婦とは?姉妹とは?心の中に多くの闇をしまい込み、“幸せ”を演じきる姉妹の心の葛藤を、寺島、板谷が迫力のある演技で魅せる。
 そして監督は、興収30億円を超える大ヒットを記録した映画「余命一ヶ月の花嫁」の廣木隆一。登場人物の心理に寄り添う、繊細かつ大胆な映像も見どころの一つだ。
 豪華実力派の4女優が圧倒的な演技力で演じきった『三面記事の女たち-愛の巣-』。角田光代の極上サスペンスが、「人間って怖い」と思わせるほどの作品に仕上がった。ぜひ、お見逃しなく!

あらすじ

 東京郊外の閑静な住宅街の一角で放火事件が起きた。帝都新聞社会部記者の長谷部章子(田中麗奈)は、新人の桂木結平(千葉雄大)と共に、現場に駆けつけ取材を開始する。
 現場を担当していた警視庁捜査一課の刑事・梨山里衣子(原田美枝子)の姿を見つけた章子は、躊躇せずずかずかと近づいていく。そんな章子にあわてた桂木だったが、二人は良く知った仲らしい。
 亡くなったのは川口トヨ・66歳、世話好きな老婦人で地域の町内会長を務めていたが、町内会役員の荒井智博(柏原収史)によると、近所に住む小林美枝子(寺島しのぶ)とトラブルを抱えていた。すぐに小林美枝子の家を訪ねる章子と桂木だが、家の外観に驚く。高いバリケードのような塀に有刺鉄線が張り巡らされ、庭には、転々と配置された大きな石…まるで要塞のような奇妙な家なのだ。インターホンを押した章子は、美枝子がしぶしぶ対応に出てきた隙に家の中をのぞき込む。すると、家の中は外の奇妙さとはかけ離れ、きれいに片づけられており、手の込んだタペストリーが飾られた住み心地のよさそうな家だった。
 章子の取材によると、美枝子が近所の住人とトラブルを抱え始めたのはおよそ10年前。近所から孤立するに伴い、だんだんとバリケードは高くなっていき、そのころから、美枝子は外出する際に白い日傘を使うようになったらしい。また、丁度同じ時期、美枝子の夫の小林正文(林泰文)は私立高校の教師の職を辞し、塾の講師に転職していた。夫の転職と近所とのトラブル…章子と桂木は、美枝子についてさらに調べるために、美枝子の妹である江藤房江(板谷由夏)を訪ねる。姉の美枝子夫妻と同じく、子供がいないという房江とその夫・大志(宅間孝行)は、はたから見たら幸せすぎるほどの夫婦だ。しかしなぜか、章子はその夫婦の姿に違和感を覚えるのだった。
 そんな時にまた放火事件が発生する。燃えさかる炎を前にして、狂ったように取り乱し泣き叫んでいたのは、小林美枝子だった。燃えていたのはあの美枝子と夫の要塞のような家だったのだ。そしてその焼け跡から、白骨化した遺体が発見される。

コメント

田中麗奈(帝都新聞記者・長谷部章子)

Q.出演依頼があった時の印象は?

「角田光代さんのこの作品は以前から読んでいて、主演でお話をいただけて驚きました。ストーリーに出てくる女性たちが大人で、すごく思いが深くて…、人間ドラマだけど事件もあるという大人のドラマに出演させていただけることがうれしかったです。プレッシャーもすごく感じました。気負ってはいけないと思いましたが、成功させたい思いもありました。章子というキャラクターは強いですがどこか抜けていてつかみどころのない役なので、どこか抜いて演じていかなきゃなと思っていました」

Q.新聞記者・長谷部章子という役について

「章子は新聞記者であり、寡黙で自分の世界を持っている人です。過去にトラウマがあるとはいっても、それだけではない空気感とか不思議さがあってすごくやりがいがありました。“芝居をしないで”って廣木監督に言われたのですが、キャラクターを説明できて、なおかつ余計なお芝居をしないで雰囲気やたたずまいで見せる役は、章子に体が慣れるまでは難しかったですね。“自分にもできるはず”と信じていろんなことを感じながら演じていました。手応えはちょっと…、監督にお任せですね」

Q.共演者の女優陣について

「猛獣の中に一人飛び込んでいる感じですよ~素晴らしい女優さんの中に一人小僧(小娘)が入っている感じです(笑)。すごいプレッシャーで、うれしい反面、怖いです。原田さんとは10代のころ母娘役でご一緒しました。今回は、新聞記者と刑事という対等な役なので、うれしい反面、大好きな女優さんと共演する怖さも感じます。寺島さんの映画はよく拝見していて、今回ご一緒するのを楽しみにしていました。風格のある方で、共演していて血がざわめくっていうか、血液が上がってくる感じがします。板谷さんは初共演ですが、板谷さんの演じる房江という役は人間味があって、でもちょっと怖い役なのでどんなふうになるのか楽しみです。寺島さんと板谷さんの姉妹のシーンは、1シーン見るだけでも二人の関係や心情が伝わってきてグッときます。素晴らしい女優さんばかりで本当にすごいです」

原田美枝子(捜査一課刑事・梨山里衣子)

「梨山という捜査一課の刑事は、さばさばしていて面白い役で、あまり演じたことのない役です。男っぽくオジサンっぽく演じるのは嫌なので、“こんな女性刑事もいるね”という印象が残るといいなと思います。麗奈ちゃんとは、昔映画で一度共演したことがあって、あのころはまだ10代の可愛い女の子でしたけど、すごく女優さんとして成長されていて、うれしいですね。今回は、脚本がとても良くて、麗奈ちゃん演じる新聞記者の章子との関係性も面白く不思議な絆で描かれていますし、力のある女優さんが出演されていてリアリティのある切ないドラマになると思いますので、ぜひ多くの方に見ていただきたいですね」

寺島しのぶ(主婦・小林美枝子)

「美枝子という役は、板谷さん演じる妹の房江と憎しみ合う役で、あまり気持ちいい役ではなかったですね。お互いの幸せをいちいち嫉妬する屈折した姉妹の話で、そういう気持ちは分からなくはないけど、これだけ姉妹で憎しみ合うにはそれなりの背景があるはずだと監督や板谷さんと相談しながら演じました。作品自体はすごく極端なストーリーですが、罪を犯すか犯さないか、あちら側とこちら側の境界線ってきっと誰もが持っている闇だと思うんですよね。そこは作品を見て感じていただけると思いますし、田中さん演じる新聞記者の章子が真相を追っていく過程で、みんなどこかに何かを抱えて生きているんだということが、視聴者の皆さんにも分かっていただけると思います」

板谷由夏(美枝子の妹・江藤房江)

「廣木監督と一度はお仕事したいと思っていました。角田さんの作品も好きですし、共演者の方がご一緒したい女優さんばかりだったのですぐにお引き受けしました。ストイックで世界観のある方ばかりで、このメンバーに入れていただいてうれしかったです。私が演じる房江は、すごく狂っているようでどこにでもいる普通の女性です。人間ってちょっとしたほころびで崩れそうになることってあるじゃないですか、そういう女性で特別な人ではないと思うんです。必死にバランスを取っていたのが、旦那さんの浮気や姉への嫉妬で少しずつほころびていってしまう…妬みや執着の強い房江のような女性って、あちら側に行きやすいのかもしれないですね。共感はしないでほしいですが、ぜひ多くの女性に見ていただきたいです」

企画 赤池洋文(フジテレビ編成部)

「言わずと知れた直木賞作家・角田光代さんが、実際にあった事件の三面記事を元に執筆されたという短編小説集の中から、今回は「愛の巣」を実写化!本当にあった事件かと思うと身の毛もよだちますが、事実は小説よりも奇なり。愛の形は人それぞれですが、その最たる形がこの作品には描かれています。そんな本作を彩るのは、田中麗奈、原田美枝子、寺島しのぶ、板谷由夏、といった豪華キャスト陣。息をのむような女優たちの怪演にご注目ください!そして、監督には映画『余命一ヶ月の花嫁』『やわらかい生活』の廣木隆一監督をお迎えしました。登場人物の心理に寄り添う、繊細かつ大胆な映像も見どころの一つとなっています。いつもの「赤と黒のゲキジョー」とは毛色の異なる意欲作である『三面記事の女たち』、ぜひともお楽しみください!」

番組概要

番組タイトル

赤と黒のゲキジョー
『三面記事の女たち -愛の巣-』

放送日時

2月20日(金)21時~22時52分

出演

田中麗奈
原田美枝子

千葉雄大
林泰文
柏原収史
宅間孝行
  ・
西村雅彦

板谷由夏
寺島しのぶ

スタッフ

原作
角田光代「愛の巣」
(『三面記事小説』所収 文春文庫刊)
脚本
水橋文美江 来島麦
企画
赤池洋文 高木明梨須
プロデューサー
新井順子(ドリマックス)
浅野敦也(ドリマックス)
監督
廣木隆一
制作
フジテレビ
制作著作
ドリマックス

2015年1月29日 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。