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島田荘司による不朽の名作が、ついに映像化!土曜プレミアム『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』

更新日:2015/01/25

土曜プレミアム
『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』

天才探偵・御手洗潔に玉木宏。
御手洗の親友・石岡和己に堂本光一。

オフィシャルサイト

3月7日(土)21時~23時10分

 1981年、「占星術殺人事件」で小説家デビュー後、ミステリー作品を中心に数多くの作品を発表、「新本格ミステリー」というジャンルを新たに開拓し、自らがペンネームを考案した綾辻行人をはじめ、伊坂幸太郎、貫井徳郎など若い世代のミステリー作家たちに絶大な影響を及ぼした、「日本ミステリー界の源流」とも言える島田荘司。島田の作品はこれまで、「高山殺人行1/2の女」(フジテレビ系・1984年7月26日放送)、「警視庁三係・吉敷竹史シリーズ」(TBS系・2004年~2008年)、「ゴーグル男の怪」(NHK・2011年8月5日放送)など、さまざまな作品が映像化されてきたが、過去に数多くのオファーがありながらも、島田自身が映像化に決して首を縦に振らなかった作品がある。それが、脳科学者にして天才探偵の御手洗潔と、その親友・石岡和己が難解な事件を解決していく、島田自身の代表作「御手洗潔シリーズ」。フジテレビでは、「御手洗潔シリーズ」の中から、「UFO大通り」(講談社文庫)に収録されている「傘を折る女」を初めて映像化、3月7日(土)に土曜プレミアム『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』として放送する。

 希代の頭脳を持ち、専門の脳科学の他にも、心理学や医学など、さまざまな学問に通じる天才探偵の御手洗潔を演じるのは、『のだめカンタービレ』シリーズ(フジテレビ系・連続ドラマ:2006年10月~12月、SPドラマ:2008年1月4、5日、映画【前編】:2009年12月19日公開、映画【後編】:2010年4月17日公開)をはじめ、数多くの代表作を持ち、映画、ドラマ、CM、舞台、ドキュメンタリー番組など、さまざまなジャンルで活躍を続ける玉木宏。「御手洗潔シリーズ」が大人気原作ながら、これまで映像化されてこなかった背景には、原作者・島田の御手洗潔のキャスティングへの強い思い入れがあった。島田は5年来、御手洗を玉木が演じることを切望しており、それが実現したことで今回の映像化に至った。島田自身はもちろん、原作ファンからも愛されてやまない“御手洗潔”というキャラクターを、玉木がどのように演じるのか、是非注目してほしい。

 玉木演じる御手洗潔の親友であり作家の石岡和己を演じるのは、舞台「SHOCK」シリーズで、単独主演回数1位、史上最速で単独1,000回以上の公演達成など、輝かしい記録を作り、音楽活動、バラエティ番組などでも活躍を見せる堂本光一。玉木と堂本は、『リモート』(日本テレビ系・2002年10月~12月)に出演しているが、その際は共演シーンがなく、実質的には今回が初共演となる。また、堂本がテレビドラマに出演するのは、『スシ王子!』(テレビ朝日系・2007年7月~9月)以来、およそ8年ぶりとなり、久しぶりのテレビドラマで堂本がどのような芝居を見せるのか、そして初の本格共演となる玉木との芝居の応酬を是非楽しみにしてほしい。

 土曜プレミアム『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』は、石岡がラジオで聞いた謎めいた話を御手洗に聞かせるところから始まる。それは、あるリスナーが目撃した、白いワンピースを着た髪の長い大人の女性が、土砂降りの雨の中、傘を閉じ、その傘をわざわざ車にひかせ折り曲げ、折れた傘を持って立ち去ったという話。謎の女性による、謎の行動から幕を開ける物語は、御手洗、石岡の他にも、高橋義彦(勝村政信)、堅川みさと(坂井真紀)という二人の刑事や、別の事件など、さまざまな要素が複雑に絡み合いながら、誰も予想できない衝撃的な結末に向かって進行していく。アーサー・コナン・ドイルの世界的ベストセラー「シャーロック・ホームズ・シリーズ」に登場する、シャーロック・ホームズとジョン・H・ワトスンさながらの活躍を見せる御手洗と石岡の“名バディぶり”から目が離せない。謎が謎を呼ぶ、まさしく島田荘司の真骨頂とも呼ぶべき本格ミステリー、土曜プレミアム『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』に乞うご期待。

コメント

島田荘司

「物体はなぜ足もとに落下するのか、太陽はなぜ、何を燃やして、あんなに長時間燃えていられるのか。積年のこの問いに、地下の悪魔が引っ張っているからだ。神がわれわれのためになさっていること、感謝を、と回答したのは宗教家です。万有引力の原理を説明し、核融合の存在を示唆したのは科学者で、彼らこそが名探偵でした。
誰も気づかなかった解明の衝撃が、謎→解決の骨組みを持つ“本格ミステリー”を、世界に向けて出発させたのです。そして名探偵は、新たな神でした。
自然科学は、常に事件発生と、これに対処する名探偵との関係であり、その学問的体系化とは、彼の事件簿の累積です。鳥インフルエンザは、なぜ鳥と豚と人間が接近して暮らす地域でばかり発生するのか。親子でも拒絶反応が起きる臓器移植が、なぜクローンとでは起きないのか。まず謎の事件が発生し、知らせを聞いた科学者が現場を訪れて、常に推理の論理で現象を説明し、犯人を指摘します。殺人事件の解明もまた、そういう一環です。
“本格ミステリー”の名探偵は、21世紀が深まるにつれ、ますますその需要を増していくと思います。玉木さん、堂本さんのコメントを読むと、こういう構造を、うすうす察知してくれているように読めます。玉木+堂本組は、現在考え得る限り、最高の配役と思います。回を重ねて行けば、一流二人の醸す空気も熟成して、これまで誰もなし得なかった脱日本型の達成も、可能になると期待しています」

玉木宏

Q:今回の作品は島田荘司さん原作の本格ミステリーですが、台本を読まれた感想を聞かせて下さい。

「台本を読む前に、原作とマンガを読ませていただいていて、ストーリー構成がすごく面白いなという印象を受けました。台本は、原作と設定が変わっている部分もありますが、原作を凝縮した内容になっていると思います。会話劇でもあり、面白い台本になっています」

Q:御手洗潔は、脳科学者にして希代の頭脳を持つ名探偵という個性的な役柄ですが、演じられる上で心がけたこと、苦労されたことなどを聞かせて下さい。

「窮屈だなと思いつつ演じています(笑)。御手洗は、他人の心をコントロールしながら生きている人間で、“相手が、こうくるだろう”ということを予測しながら、発言・行動するので、感情があまり表に出てこない…、そういう意味で窮屈だなと思う部分があります。撮影初日は、ちょっと居心地が悪かったですけど(笑)、役がなじんでくれば、自然になってくるんだと信じてやっています。また、御手洗は計算しているが故に、回りくどい言い方をするので、セリフが多くて大変です(笑)」

Q:御手洗潔の魅力とは?

「相手を誘導して答えを導き出すために、直接的な言い方をしない、非常にクレバーな人間です。他人の心に興味がないようなことを言っていますが、裏ではちゃんと、他人を駄目にしないような優しさをどこかに持っていて、空気を読まないようで、最後の最後はちゃんと読んでいるところ。そんな微妙な心情的なカケラを映像の中で表現できれば、御手洗の人物的な魅力は際立ってくるのではないかと思っています」

Q:親友であり作家の石岡和己とのやりとりがドラマの見どころの一つですが、石岡を演じられている堂本光一さんとの共演について聞かせて下さい。

「連続ドラマ“リモート”(日本テレビ・2002年10月クール)でご一緒しましたが、その際は共演シーンがなく、ほぼ初共演です。監督からの要望にもすぐに反応されて、レスポンスが早く、柔軟性のある方だなと思いながら、共演させていただいています。御手洗にとって石岡は信頼のおけるパートナーで、二人の間には、“あうんの呼吸”のようなものがあるので、その関係性が伝わるように説得力を持って演じなければと考えています」

Q:原作の御手洗潔シリーズは、これまで島田荘司さんが映像化の許諾をしていない作品です。今回、映像化が実現した背景には、玉木さんが御手洗を演じられるということが大きかったとのことですが、そのことについていかがでしょうか?

「これだけ実写化される作品が多い中で、そういうイメージを持っていただけたことは非常にありがたいことですし、その反面、もちろんプレッシャーもありますね(笑)。やるからには良い形に変えていきたいと思っています」

Q:放送を楽しみにしている玉木さんのファンの皆さん、また原作ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「原作があるので答えが分かっている方も多くいらっしゃると思いますが、ドラマならではのカラーも出てきますので、会話劇を純粋に楽しんで見ていただけたらうれしいです」

堂本光一

Q:今回の作品は島田荘司さん原作の本格ミステリーですが、台本を読まれた感想を聞かせて下さい。

「本当に、一気に読んでしまいました。失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、“よく思いついたな”と(笑)。人間が考えもしないことを、理論づけていく部分がすごいなと思いました」

Q:今回演じられた石岡和己は、主人公・御手洗潔の親友であり、作家という役柄ですが、演じる上で心がけたこと、苦労されたことなどを聞かせて下さい。

「監督が、御手洗と石岡に差をつけたいとおっしゃっていましたので、石岡のセリフを少し現代的な言葉に直していった部分はあります。頭は良いけど偏屈な御手洗に対して、石岡はいろんなことを受け止めることができる天真らんまんな性格なので、それぞれのキャラクターをうまく表現できたらと思って演じていました。言葉で説明するのが難しいほど、二人には心の奥底に秘めたものがあるので、それが伝わればいいなと思います」

Q:石岡和己の魅力とは?

「石岡は、天真らんまんで、他人に対しても、その人と同じ気持ちになって、同情してしまうようなすごく良い奴です。原作では、御手洗も石岡もカッコ良く描かれていて、それをそのまま映像化して、石岡もカッコつけすぎると御手洗との差が出ないので、演じていて難しかったですね(笑)」

Q:御手洗潔とのやりとりがドラマの見どころの一つでもあると思いますが、御手洗を演じている玉木宏さんとの共演について、印象などを聞かせて下さい。

「玉木君自身が、本当に色男なんですよね(笑)。平たんなセリフを言っていても、実はその奥に何かあるという部分をうまく表現されていましたね。玉木君とは『リモート』以来の共演になりますが、『リモート』の時は、僕が玉木君演じる御手洗のような役を演じていました。ああいう役は本当にセリフが難しくて、玉木君の気持ちがよく分かるんですけど、そんな苦労を全然見せないですし、本当に色男です(笑)。僕自身、ドラマの現場が久しぶりだったので、ご迷惑をおかけしてしまったかもしれません(笑)」

Q:放送を楽しみにしている堂本さんのファンの皆さん、また原作ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「本格ミステリーということで、謎の部分についても本当に面白いですし、映像の中に独特な空気感が生まれていると思いますので、楽しんでいただきたいです。映像化するのが難しいと言われてきた作品ですが、今回あえてスタッフの皆さんがチャレンジされて、僕自身も飛び込ませていただきました。原作ファンの方々が愛する石岡を演じさせていただきましたが、おそらくファンの方々の期待には応えられていないかと(笑)。監督とも相談して、ドラマでは石岡のキャラクターを原作から変えている部分もあるので、原作ファンの方々のことを思うと、少し不安な部分もあります(笑)」

あらすじ

 御手洗潔(玉木宏)は、天才的な頭脳を持つ、脳科学者にして名探偵。石岡和己(堂本光一)は御手洗の親友であり作家。
物語は、石岡がラジオで聞いた謎めいた話を御手洗に聞かせるところから始まる。それは、あるリスナーが目撃した話で、白いワンピースを着た髪の長い大人の女性が、土砂降りの雨の中、傘を閉じたという。女性は手に小さなビニール袋を提げ、交差点に立っていたが、信号が青に変わっても歩道を渡る気配がなく、信号が赤に変わりそうになったところで、畳んだ傘を車道に置いて塀の影に隠れた。車が傘をよけていくと、女性は傘を車道の中央に置き直し、ようやく車が傘をひくと、その女性は折れ曲がった傘を拾い、雨の中、立ち去ったという。

 御手洗が好きそうな謎めいた話を披露できて満足な石岡だったが、御手洗は、瞬時に女性の謎の行動の原因を解明し、その女性が歩いていた場所の近くで大量の血が流れた殺人事件が起こったはずだと断言する。御手洗は自身の仮説を証明するために、深夜にも関わらず、警察に殺人事件が起こったはずと連絡をする。すると、翌朝、御手洗の仮説通りに、遺体の第一発見者から警察に通報が入る…。

 警察と共に現場検証を行う御手洗と石岡。事件現場となったマンションの室内には、御手洗の仮説通り、部屋の住人である祖父江宣子の刺殺死体が横たわっていた。しかしながら、室内には御手洗の仮説を上回る状況が発生していた。マンション室内の別の部屋に、御手洗が犯人と目していた白いワンピースの女性の死体もあったのだ…。

番組概要

タイトル

土曜プレミアム
『天才探偵ミタライ~難解事件ファイル「傘を折る女」~』

放送日時

3月7日(土)21時~23時10分

キャスト

玉木宏
堂本光一
勝村政信
坂井真紀
小西真奈美
山野海
宮澤美保
鷲尾昇
佐藤直子
秋元龍太朗

スタッフ

原作
島田荘司「傘を折る女」(講談社文庫「UFO大通り」所収)
脚本
寺田敏雄
編成企画
増本淳
プロデュース
小椋久雄
栁川由起子
演出
小林義則
制作
フジテレビ
制作著作
共同テレビ

2015年1月25日 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。