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鬼平が久しぶりに帰ってくる!
新春大型時代劇『鬼平犯科帳スペシャル泥鰌の和助始末』

更新日:2012/12/07

 

新春大型時代劇
『鬼平犯科帳スペシャル泥鰌の和助始末』

鬼平が久しぶりに帰ってくる!
人情深い人間模様が、見る者の心を打つ!

2013年1月4日(金)21時~22時52分

 江戸時代後期、盗賊・凶賊たちから「鬼の平蔵」と恐れられた長谷川平蔵を描いた池波正太郎の人気小説「鬼平犯科帳」。2011年9月の放送以来、久しぶりに『鬼平犯科帳スペシャル泥鰌の和助始末』が放送となる。長谷川平蔵を演じる中村吉右衛門はもちろん、酒井美紀寺島進石橋蓮司中村敦夫ら豪華ゲスト俳優陣にも注目してほしい。

あらすじ

 腕の良い大工だった和助(石橋蓮司)は、盗賊の惣七(寺島進)とその手下・鎌太郎(吉見一豊)に、「お盗め」の相談を持ちかける。「お盗め」の予定を明らかにしない和助に、鎌太郎は腹立ちを覚えるが、惣七はこれを了承する。
 和助は、恩義のある親方が亡くなった後に、徳次郎(福士誠治)を引き取り育てていた。その徳次郎は、おみね(酒井美紀)という女性と知り合い、やがて深い仲に。おみねは、小さいころに惣七にさらわれた過去を打ち明け、徳次郎と一緒に江戸を離れたいと話す。

 一方、惣七の不穏な動きを不審に思った五郎蔵(綿引勝彦)は、平蔵(中村吉右衛門)に報告。おまさ(梶芽衣子)からは、徳次郎が入れあげているおみねは、実は惣七の妻だという話も出る。その後も、惣七の動きに注目していた平蔵たちは、和助の存在に気付く。惣七には聞き覚えのなかった平蔵だが、和助と聞いて30年前のある出来事を思い出す。
 平蔵と和助の30年前の因縁とは?そして、5年前に盗賊をやめた和助が、惣七と共に再び「お盗め」をしようと思い立った深い訳とは?剣に強いだけでなく、弱者にかける優しいいたわりの心を持つ鬼平をめぐる人情深い人間模様が、見る者の心を打つ。

インタビュー

中村吉右衛門

Q:今回の「泥鰌の和助始末」は、第1シリーズでも放送されています。今回、新たな設定となりましたが、どのように演じようと思われているか、また合わせて今回ならではの見どころをお教えください。

「最初に池波先生にいろいろとご忠告いただいた通りの鬼平をずっと演じているつもりでございますけれど、年をとるとそれなりにいろいろ動きも鈍くなったり(笑)、そんなこともございますけど、大体同じようにやらさせていただいているつもりです。先生のご遺言でもありますが、“本にないものはやってくれるな”ということなので、いろいろ組み合わせまして、同じものをやることになりますけれども、それでは面白くないのでいろいろとアレンジして、シナリオライターの方に作っていただいています。でも、原作にあるものだけをやっておりまして、今回もそういうことでございます。見どころと言いますと、まず鬼平の密偵たちの人間模様でしょうか。また、盗賊のほうも、いい盗賊と悪い盗賊というのがございまして、それらの葛藤などが見どころでございます。今回、とても心のこもった芝居をしてくださる石橋蓮司さんに和助をやっていただいておりまして、私もとても石橋さんのお芝居に乗せられてやっておりますんで、その辺が見どころかもしれません」

Q:池波先生が「悪の中に善が潜み、善の中に悪が潜む」と言っているように、吉右衛門さん演ずる平蔵というのは、鬼の顔、仏の顔という二面性が見事ですが、ご自身が思われている長谷川平蔵という人物とは?

「実際にいた方ですからね、うっかりしたことは言えませんけども、石川島の人足寄場、ああいう更生施設みたいなものを考えた方ですのでね。事実そうだったのかもしれませんし、池波先生の創作かも知れません。若い時にとてもグレて、そういう世界に足を半分入れていた男ですから、だからこそそういう不幸なといいますか、落ちていった人たちの気持ちがよく分かる方ということじゃないでしょうか。それからもうひとつ何かで読みましたけれども、松平定信さんの書いた本かなんかに、“鬼平というのは下品なやつだ”という描写があるそうで(笑)、お侍にとってはちょっと鼻つまみの方だったのかなあと思います。だからこそ、“いい悪人”、“ほんとに極悪な悪人”と悪に対して正当な裁きができた方だったんじゃないかなあと思い、そんなような感じで演じております」

Q:今回の和助は、平蔵にとって人生のターニングポイントになった人物ですが、吉右衛門さんご自身とってそういう人物はいらっしゃいますか?

「あっちへ行ったり、こっちへ行ったりで曲がりっぱなしでございますので、それはたくさんいらっしゃいます。実父の松本白鸚にいろいろ導かれて、レールをひいてもらって、そこから脱線したり、また戻ったり、そんなことをしておりますから、やっぱり実父の白鸚が私のターニングポイントの鍵を握っていた人物ではないかと思っております。その人がまた初代の鬼平でございますのでね(笑)」

Q:吉右衛門さん演じられる鬼平は、立ち姿、振り向き方など、ちょっとした所作のすべてが美しいと感じますが、何か意識されている点ございましたらお教えください。

「舞台の人間というのは、必ず四方八方から姿を見られています。特に、歌舞伎芝居は、まず美というものを優先させますので、どんな汚れ役でも美しく、どこかに美があります。それが心であったり、顔であったり、姿形であったり、どちらかと言うと、そういうのを踊りやなんかで習得しますので、意識してきれいに動こうとは思っておりませんが、そういう訓練をしてくださった先生方の賜物だと思いますね、もし美しいと感じていただけるのであったなら」

番組概要

タイトル

新春大型時代劇
『鬼平犯科帳スペシャル泥鰌の和助始末』

放送日時

2013年1月4日(金)21時~22時52分

キャスト

中村吉右衛門
多岐川裕美
梶芽衣子
蟹江敬三
勝野洋
中村又五郎
尾美としのり
酒井美紀
寺島進
石橋蓮司
中村敦夫

スタッフ

企画
能村庸一
武田功
プロデューサー
成田一樹
佐生哲雄
足立弘平
原作
池波正太郎
「泥鰌の和助始末」、「おみね徳次郎」(文春文庫刊)
脚本
金子成人
音楽
津島利章
監督
吉田啓一郎
制作
フジテレビ
松竹株式会社

2012年12月6日「パブペパNo.12-432」 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。

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