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番組情報「氷の華」を著した天野節子による最新作、仲間由紀恵が初の本格サスペンスの主役に挑む! 金曜プレステージ特別企画『目線』

更新日:2010/10/05

金曜プレステージ特別企画『目線』

~超セレブ一族の反映の象徴である父親の誕生日を祝う祝宴が一転、惨劇の場に変わる。社長の自殺を皮切りに、次々と一族を襲う謎の連続殺人! 犯人はこのセレブ一族の中にいる!! 悲しすぎる、切なすぎる驚愕のラストにご期待下さい~

12/17(金)21時~22時52分放送

 35万部のベストセラー「氷の華」の著者として一躍有名になった、天野節子による最新作「目線」を、この冬、フジテレビでスペシャルドラマとして放送することが決定した。

 ストーリーの概要は、
【高級住宅地にある大豪邸・堂島家。主人である堂島建設社長・新之助の65歳の誕生日を祝うため、親族が集まっていた。しかし、パーティ直前に新之助は、書斎の窓から飛び降り死亡してしまう。その死は、自殺として処理された。そして初七日の法要に再び集まる親族一同。悲しみにくれる堂島家だったが、そこでも身内が3人も次々に殺され、連続殺人事件へと発展する。謎に包まれた事件の真相を究明するべく、刑事たちが本格的な捜査を開始。結果、意外な真犯人と悲しい真実が浮かび上がる…!!】
というもので、冒頭に突如として起こる会社社長の謎の自殺、暗い過去がつきまとう裕福な一族、決して口にはしない嫉妬や愛憎を抱え合う家族、後ろ暗い秘密を抱えた登場人物たち、事件を執拗に追いかける刑事、次々と殺されていく周囲の人物たち、巧妙なトリック、そして最後に明かされる深く悲しい動機…という、骨太で重厚な本格サスペンスミステリーの醍醐味が存分に味わえる逸品だ。制作にあたる保原賢一郎プロデューサー(フジテレビドラマ制作センター)は、企画理由を「現代の横溝正史、またはアガサ・クリスティか!? この作品を初めて読んだ時、私は本格大型ミステリー作家の誕生を体験しました。読み始めたら時間が経つのを忘れ、一気に読み進んだ私は、デビュー作「氷の華」に勝るとも劣らない衝撃を感じ、その瞬間にぜひ自らの手で映像化したいと思いました」と述べている。

 本作の主人公、堂島家の三女で深窓の令嬢・堂島あかりを演じるのは、シリアスからコミカルまで幅広く演じ分け、老若男女問わずあらゆる世代から圧倒的な支持を獲得している仲間由紀恵

「好きな女優ランキング」では長年、常にトップ3に名を連ね、『紅白歌合戦』の司会を4回も務めたほどの国民的女優だが、意外にも本格サスペンス作品の主演は今回が初で、しかも、車いすに乗った障害者の役どころにも初めて挑戦する。前出の保原プロデューサーは起用の理由として「本作品の主人公である“深窓の令嬢”には、清潔感、透明感、そしてなにより上品であることが必要だと直感しました。そして、そのすべてを兼ね備えた女優さんというと、仲間さん以外には考えられませんでした」と説明。その仲間は撮了後、
2時間ドラマの本格サスペンスものの主演は初めてなので、一体何が起こるのだろうというドキドキ感を見ている方に感じていただけたらいいと思いながら撮影に入りましたが、お金持ちの家の、深窓の令嬢という設定なので、髪の毛もかなり巻き髪で、それがとても新鮮でした。私が演じる堂島あかりは、感情をあまり表に出さず、いつも穏やかさを保とうとしている女性なので、本音をできるだけ出さないように、でも心に抱えている闇や、暗いところも出さなければならない、という部分を表現するのが一番難しかったです。そのあたりは監督に何度も相談し、見せていい部分と見せてはいけない部分の2つのバランスを探りながら撮影しました。また、(あかりは)体の自由が利かないことで、普通に生活している人たちに比べて、常に負い目のようなものを感じて生きている人だと思います。車いすは初めてで、うまく乗りこなせるかとても不安でしが、実際に(車いすに)乗ってみると、普通の人よりも目線が断然、下にあり、普段は下から人の顔を見ることがないので、まず、それすごく不思議な感覚でした。さらに、車いすで演技してみると、思ったところで止まってくれない、といったように、操作は想像以上にとても難しかったですね。特に、撮影では、“微妙に一歩前”とか、“このタイミングで右に曲がる”などと、動きに細かく注文がつけられ、ほんの少しでもずれてしまうと再度撮り直しになるので、NGを出すたびに“動けるはずなのに動けない”、“皆が動けるのに自分だけが動けない”ということが、とても悔しく、せつない気持ちになりました」と感想を述べ、また、タイトルの「目線」にこめられた意味についても
人それぞれ、いろいろな意味の“目線”があると思いますが、はた目には裕福で幸せな家庭に見えても、少し目線が変わるだけで人生を踏み外してしまったり、全然違う人生を歩んでしまう怖さ、あやうさ、もろさをはらんでいるので、常に自分の目線の位置しっかり保っていたいと思います」とコメントしている。

 さらに、堂島家に幼少のころから出入りして一族と家族ぐるみの付き合いがあり、思慮深くて心優しい性格のために、堂島家の姉妹から強く慕われている青年・加納拓真役を演じるのは、圧倒的な存在感と抜群の演技力で、若手実力派俳優ナンバーワンの呼び声高い山本耕史。「共演の山本耕史さんも、清潔感と逞しさ、その上卓抜した演技力が、本格ミステリードラマを作る上で不可欠だと思いました。仲間さんとの2ショットも抜群だと確信しています(談:保原プロデューサー)」との言葉どおり、ぴったりと息のあった秀逸な演技を終始あますところなく披露している。かつて、ドラマ『ひとつ屋根の下』(1993年4月~6月放送)および『ひとつ屋根の下2』(1997年4月~6月)で車いす生活を送る青年を演じた山本は、「車いすでは僕の方が大先輩。仲間さん(操作方法を)教えてえてあげられると思ったのですが、手動だった僕の時と違い、今回、仲間さんのは電動式で、何も教える必要がなく、時代は変わったな、と残念でした。ただ、“一歩前に出て”という指示ならあまり難しくないのですが、“ほんの少し左”のような微妙な移動だと、手動の方が操作しやすいので、その点は見ていて(電動の方が)大変そうだなと思いましたね」と話す。そんな山本を、仲間は「さわやかですてきで、役者さんとしても、決める時はきっちりと決めて下さる尊敬できる俳優さん。山本さんとお仕事させていただくと、私も頑張らなくてはと励まされます。しかも、車いすの難しさを熟知していらっしゃるので、素早く立ち位置に行けない、戻れない、と悪戦苦闘している私を、一番自然に気にして下さって、そのさりげない心遣いがとてもうれしかったですね」と感謝の言葉と笑顔を見せる。そして、「単発ドラマの醍醐味は、短期間で集中してすべてを盛り込んでいくところ。連続ドラマとはまた違う、“熱い熱”があり、楽しんで収録することができたと思います(談:仲間由紀恵)」、「僕が演じる加納拓真と、仲間さん演じるあかりとは、自分で自分の道を選びきれずに耐えている点や、表面には出さないけれど、心の中では葛藤をたくさん抱えている、という点など、内面はとても似ていると思います。だからこそ、お互いにひかれ合ったり、気に掛け合ったりしているのではないでしょうか。犯罪は犯罪ですが、そのもう一歩先の大きさ、人間のふくよかさや温かみなどを見終わった後に視聴者の皆さんに感じていただけたらうれしいですね。ドラマのラストは、ある種の到達地点であり、かつ、またそこからのスタート地点、のような終わり方になっています。絶望だけではなく、その先の希望を描きたいからこそ、2時間をかけて表現したのであり、そういう意味では愛に満ちた美しい話だと思います。仲間由紀恵さんは、そこにいるだけで全体の雰囲気を変えるすごい女優さん。本気で対峙しないと負けてしまう緊張感があり、ご一緒できて、すごく刺激を受けました。(談:山本耕史)」と、それぞれ収録を振り返った。

 なお、主要舞台となる堂島家の豪邸は、目白にある和敬塾(旧細川家屋敷)という、歴史的にも由緒ある本物の邸宅で撮影が行われた。“本物にこだわりたい”そんな思いから選んだ舞台を、さらに美術スタッフが飾りこみ、完璧な“堂島邸”を完成。その洋館のスケールは圧巻で、こちらも要・注目だ。

 何不自由ないセレブ一家を襲う惨劇! 一族繁栄の背景に隠された衝撃の真実。犯人は誰か? その目的は? 最後まで読者の関心を引きつけて離さない本作は、まさしく王道ミステリーの真骨頂。このように見どころ満載の、誰が犯人なのか最後まで決して分からない、横溝正史さながらに送る究極の本格サスペンスミステリーに、どうぞ心ゆくまで酔いしれていただきたい。放送は、2010年12月予定。どうぞお見逃しなく!

番組概要

<出演者>

  • 堂島あかり(28) … 仲間由紀恵(堂島家の三女)
  • 加納拓真(30) … 山本耕史(堂島家と家族ぐるみの付き合いのある青年)
  • 桐生直明(45) … 宇梶剛士(堂島建設社長秘書で、苑子の夫)
  • 桐生苑子(37) … 奥貫 薫(堂島家の長女)
  • 堂島大輔(30) … 田中幸太朗(堂島家の長男)
  • 水谷香苗(27) … 上原美佐(大輔の婚約者)
  • 堂島貴和子(29) … 国分佐智子(堂島家の次女)
  • 野村清美(36) … 西尾まり(堂島家の家政婦)
  • 田神修司(23) … 伊阪達也(田園調布東署の警部補)
  • 堂島新之助(65) … 団 時朗(堂島建設社長で会社と一族を反映させた人物)
  • 宮本 茂(65) … 火野正平(堂島邸でのパーティでは毎回腕をふるう元コック)
  • 松浦郁夫(65) … きたろう(堂島新之助のお抱え運転手)
  • 津由木哲夫(52) … 小日向文世(田園調布東署の刑事課長)

  • ほか

<スタッフ>

原作
「目線」天野節子(幻冬舎刊)
脚本
ひかわかよ
企画
太田 大
プロデュース
保原賢一郎
演出
林 徹
制作
フジテレビドラマ制作センター

2010年10月4日発行「パブペパNo.10-183」 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。

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