平均視聴率17.4%という超人気シリーズの26作目! 金曜プレステージ『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車26 黒い同窓会』
更新日:2010/09/21
金曜プレステージ
『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車26 黒い同窓会』
京都の葬儀社社長・石原明子(片平なぎさ)と、婚約者である大学病院医師・黒沢春彦(神田正輝)が遭遇した事件を推理し、真相解明に乗り出す異色サスペンスで1992年の放送スタート以来、平均視聴率17.4%という超人気シリーズの26作目!
~春彦の同級生が次々と殺害される!! 2人が突き止めた意外な真犯人と悲しい真実とは一体!?~
2010年10月1日(金)21時~22時52分放送
【赤い霊柩車シリーズとは】
『赤い霊柩車シリーズ』は1992年3月の初回放送以来、18年間も続いている、フジテレビの2時間ドラマの中では最長を誇るロングシリーズであり、最高視聴率20.5%(1996年放送『赤い霊柩車(5)華やかな誤算』)を筆頭に、19%台が6本、これまで25本の平均視聴率が17.4%という、毎回驚異的な高視聴率をはじき出している超人気シリーズである。
(注:「最長」は、初回放送から現在に至るまでの年月が一番長い、という意味。作品数の上では1995年開始の『浅見光彦シリーズ』の38作<2010年9月24日放送>が最多で、『赤い霊柩車』はそれに次ぐ2位)
ロングシリーズの場合、ほとんどのキャストが変更になっていくものだが、片平なぎさ、神田正輝、若林豪、大村崑、山村紅葉の5人のレギュラーメンバーのうち、神田正輝以外の4人は、1992年の第1作目から18年間変わらずに演じ続けていることも、この作品の大きな特徴であり、特筆すべき点と言える。(神田正輝は1994年の第3作目から出演)
10月1日(金)放送の『金曜プレステージ』は、『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車26 黒い同窓会』をお届けする。京都の葬儀社社長・石原明子(片平なぎさ)と、婚約者である大学病院医師・黒沢春彦(神田正輝)が遭遇した事件を推理し、真相解明に乗り出す、シリーズ第26作目の異色サスペンスだ。
今回の概要は、
【石原明子(片平なぎさ)は、婚約者の黒沢春彦(神田正輝)を誘って、とある有名な結婚式場を見学に訪れるが、そこには社長・藤原しのぶ(朝加真由美)とウエディングプランナー・池田亜矢(山下蓉莉枝)、中川久美子(高橋ひとみ)らが働いていた。その3人と春彦はなんと高校の同級生で、偶然の再会に大喜びする一同。春彦は「高校の時、この女性3人と、男性は僕のほかに2人いて、いつも6人で遊んでたんだ」と明子に説明する。
そしてしのぶは、6人のうちの1人、与那忠志(大友康平)も京都におり、その日、引っ越しを予定している久美子を、与那が手伝うことになっていると告げる。
夜、春彦は久美子の新居を訪れるが、段ボール箱がいくつも積まれてはいるものの、家具備えつけの美しい室内に感心する。
春彦たちが祝杯をあげているのと同じ時刻、亜矢が自宅で殺害される。手には百人一首の札が握られ、背後の床の間には「かきつばた」の掛け軸が―。さらに、今度は梨世が自宅で殺されるという事件が起きる。同級生が2人も殺害され、衝撃を受けた春彦は、真相を究明するため、明子と独自の調査を開始する…】というもの。
収録が行われたのは2010年の真夏。気象庁が「30年に一度の異常気象」と発表したほど、連日、最高気温35度以上を計測する記録的な猛暑の中での撮影とあって、その苦労は並大抵ではなかったようだ。主演の片平なぎさも神田正輝も異口同音に「とにかく暑かった!!」と声をそろえ、「暑さでスタッフの携帯電話は2回も壊れてしまったし、ロケバスのエンジンがかからないこともあったの! その間、自分の車で待っていたのですが、ここもサウナ以上にサウナ(笑)こんな経験は初めてでした。しかも、カメラの前では涼しげな顔を保っていなければならないので、それがとにかく本当に大変でしたね(談:片平なぎさ)」と振り返る。「特に長袖の喪服を着てのシーンは地獄」だったそうで、神田正輝も「大きい汗は我慢できるんですよ。でも、霧のように吹き出してくる細かい、じわっとした汗はどうしようもなくて。メイク直しの回数も記録的に多かったと思います」。しかし、モニターで2人の様子を見ると、暑さを我慢しながら撮影しているなどとはみじんも感じさせないほど余裕しゃくしゃくの表情だ。一体どのようにコントロールしているのだろうか? そんな疑問をぶつけてみると、神田は「気合いです」、そして片平は「脳をだます(笑)」とのことで、さすがのプロ根性を見せていた。
放送のたびに高視聴率を記録する『赤い霊柩車シリーズ』、これほどまでに長く愛される人気の秘密は「人間関係や登場人物のキャラクターを視聴者のみなさんがよくわかってくださっているので、いつも安心して見ていられる、ということだと思います」と片平なぎさが分析すれば、神田正輝も「そう。やはり、“変えない”“変わらない”ということでしょうね。もちろん、時代に沿って細かい部分は変化しているでしょうが、大筋の部分は変わっていないんです。みだりに変化球を投げないという安心感。これは、一朝一夕には生まれませんからね」
しかし、反面、「安心感」だけでは、気づかぬうちにいつしかその上にあぐらをかいてしまい、ひいては新鮮さを失って、視聴者を裏切ってしまうことになる(談:熊谷理恵プロデューサー<大映テレビ>)ので、この第26作では、ちょっとした“変化球”が投げられている。これまでは明子の周りで殺人事件が起こり、知り合いを失ったショックを抱えながらも犯人捜しに奔走する明子を、春彦が慰め、支え、そして解決に導いていたが、今作では春彦の友人が殺されたことを皮切りに連続殺人事件が発生、気落ちする春彦を明子が支えながら事件解決に乗り出す、という、いわば“逆パターン”で物語が進んでいくことが最大の見どころだ。いつもは温厚・冷静に明子を見守っていた春彦が、今回はショックのあまりいつもの自分らしさを失い、それが原因で、優しく諭そうとする明子に食ってかかり、結果、大げんかに発展してしまうのだ。明子と春彦といえば「さわやかカップル」の代名詞であり、常にお互いを思いやる温かな空気感に満ちているだけに、この2人がケンカするシーンというのはきわめて珍しい。それだけに片平なぎさも「明子自身の直接の知り合いが殺されたり犯人だったりする場合、自分の心の葛藤はあるけれど、それでも明子の持つ正義感や探究心を表現することはできるんですよ。でも、自分の恋人の友だちが犯人かもしれない、というのは非常に難しいんです。というのは、いくら言葉で“春彦さん大丈夫?”と慰めても、その一方では彼の友だちを疑い、推理に走っている明子がいるわけで、“大丈夫?”や、“ごめんね、春彦さん”などのセリフがうそくさく聞こえてしまうんじゃないか、と非常に悩みましたね。ですから、今回は、推理する上でも、これまでの明子のように、単なる事件好き・推理好き、というふうにならないよう、常に心がけて演じました」。
また、前出の熊谷プロデューサーも「いつもの『赤い霊柩車』の雰囲気を壊さず、かつ、新しいことをする、というのが今回の課題でした。“春彦を支えなければいけないが、同時に、事件も解決しなければならない。つまり、探偵根性だけでは推理できない”というバランスが非常に難しく、片平さんも悩んだようですが、結果、見事な演技をしてくださいました。今までにない明子と春彦の関係が描かれていますので、ぜひ、ご覧ください」と語っている。
さらに、キャスト・スタッフ全員が「この2人の漫才は名人芸の域!」と絶賛し、もはや番組の名物ともなっている石原葬儀社の大番頭・秋山(大村崑)と良恵(山村紅葉)との絶妙な掛け合いも、もちろん今回の盛り上げに一役買っているから絶対に見逃せない。
このように見どころ満載の『赤い霊柩車シリーズ』。最新作となる第26弾『黒い同窓会』の放送は10月1日(金)21時から。どうぞご期待下さい!!
あらすじ
石原明子(片平なぎさ)は、婚約者の黒沢春彦(神田正輝)とともに、ウエディングプランナーが個性あふれる披露宴を演出してくれることで有名な、とある結婚式場を見学に訪れる。若いウエディングプランナーの玉井奈緒(加賀美早紀)に案内されて中に入ると、そこでは社長・藤原しのぶ(朝加真由美)とウエディングプランナー・池田亜矢(山下容莉枝)が打ち合わせをしていた。「あら、明子さん、ようこそ」と笑顔を向けるしのぶだったが、隣の春彦へ視線を注いだ瞬間、しのぶと亜矢は「黒沢くん!?」と驚きの声をあげる。なんと、3人は高校の同級生だったのだ。偶然の再会に喜びながらも、しのぶは社長、そして亜矢も業界では有名な存在で、エース級のウエディングプランナーであると明子から聞かされ、仰天する春彦。
チャペルへ入っていくと、そこではさらに別のウエディングプランナーが祭壇の飾り付けをしている最中だった。しのぶは春彦にその女性を紹介するが、彼女は中川久美子(高橋ひとみ)。やはり同じ高校の同級生で、久美子と春彦は大喜びする。「楽しそうでいいですね」とほほえむ明子に、春彦は「高校の時、この女性3人と、男性は僕のほかに2人いて、いつも6人で遊んでたんだ」と懐かしげな表情で説明する。その言葉に、しのぶは「そういえば、久美子は今日、与那くんと会う予定じゃなかった?」と聞く。与那忠志(大友康平)、6人のうちの1人だ。春彦はうれしそうに「与那も京都にいるのか?」と相好を崩す。久美子はその日、引っ越しを予定しており、与那が手伝ってくれることになっているという。
話がはずんでいるので、しのぶは明子と春彦をお茶に誘い、久美子と亜矢もお相伴にあずかることに。喫茶コーナーへ5人が足を向けると、その一隅で、しのぶの夫であり専務の藤原幸男(黒田アーサー)と、ウエディングプランナーの1人・多田梨世(濱田万葉)が親密そうに笑っていた。しのぶたちの姿を見て早々に出て行く幸男。梨世は愛想良く明子にあいさつするが、すぐに険のある表情で亜矢を呼び止め、別室へと誘う。明子がそれとなく様子をうかがっていると、もともと梨世が手がける予定だったある挙式が、急な変更で亜矢が担当することへの不満と文句を、亜矢にぶつけているのだった。取りなそうとする奈緒に、梨世は「亜矢がどれだけ裏工作をしたか、あなたは知らないからよ」と捨てぜりふを残し部屋を後にする。
夜、引越祝いとして明子がととのえてくれたカサブランカの花束を手に、与那とともに久美子の新居を訪れる春彦。引っ越し直後らしく、まだ整理されていない段ボール箱がいくつも積まれてはいるものの、家具備えつけの美しい室内に、春彦は「いい部屋だね」とほめる。
同じころ―。亜矢が自宅で殺害される。手には百人一首の札が握られ、背後の床の間には「かきつばた」の掛け軸が―。
よりによって久美子と与那と再会を祝している最中に亜矢が亡くなったと知り、がっくりと肩を落とす春彦。与那も沈んだ表情で「…また1人欠けちまった…」とポツリとつぶやく。その与那の言葉が妙に気にかかる明子。
亜矢を殺した犯人は誰なのか? 狩矢警部(若林豪)はじめ京都府警の捜査により、亜矢はしのぶの夫・藤原専務と不倫関係にあったことが判明。さらに、藤原専務は奈緒とも梨世ともうわさがあるということも明らかになる。衝撃的な事実が次々と発覚していく中で、ショックを隠しきれないながらも、なんとしても大切な友人を殺した犯人を見つけ出してやると義憤に燃える春彦は、亜矢が手にしていた百人一首の和歌はもしかしてダイイングメッセージではないかと考え、明子とともにさまざまに推理をめぐらせていく。だが、仲間のうちに犯人がいるかもしれないと考える明子と、友人を疑いたくない春彦とで意見は対立、言い争いにまで発展してしまう。
そんなある日、2人はダイイングメッセージを解読することに成功。浮かんだ名前は多田梨世…!?。急ぎ、梨世の自宅に向かう明子と春彦だったが、そこで2人が見たものは、無残に殺された梨世の遺体だった。同級生が2人までも殺害されたことで、衝撃のあまりぼうぜんとなる春彦は、真相を究明するために明子と独自の調査を開始、そして驚くべき事実に突き当たる…!! 2人が調査の果てに見た悲しい真実とは一体…!?
番組概要
キャスト
石原明子 … 片平なぎさ
黒沢春彦 … 神田正輝
狩矢警部 … 若林 豪
秋山隆男 … 大村 崑
内田良恵 … 山村紅葉
中川久美子 … 高橋ひとみ
与那忠志 … 大友康平
藤原しのぶ … 朝加真由美
橋口警部補 … 松永博史
池田亜矢 … 山下容莉枝
多田梨世 … 濱田万葉
玉井奈緒 … 加賀美早紀
藤原幸男 … 黒田アーサー
河合治子 … 島 かおり
ほか
スタッフ
- 企画
- 太田 大
- プロデューサー
- 熊谷理恵(大映テレビ)
- 原作
- 山村美紗 「ポールポジション」より
- 脚本
- 石原武龍
- 監督
- 葉山裕記
- 制作
- フジテレビ
大映テレビ
2010年9月17日発行「パブペパNo.10-174」 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。



