中村吉右衛門主演『鬼平犯科帳』がゲストに津川雅彦、塩見三省らを迎えて送る。『鬼平犯科帳スペシャル ~高萩の捨五郎~』
更新日:2010/05/26
金曜プレステージ
『鬼平犯科帳スペシャル
~高萩の捨五郎~』
あの「鬼平」が今年も帰ってきた!!
中村吉右衛門主演『鬼平犯科帳』が
ゲストに津川雅彦、塩見三省らを迎えてお送りする。
2010年6月18日(金)21時~22時52分放送
あの「鬼平」がまたまた帰ってくる!!
池波正太郎の人気シリーズ『鬼平犯科帳』、今回は、吉右衛門とは実に41年ぶりの共演となる津川雅彦が妙義の團右衛門という盗賊で登場、鬼平を追い詰め、苦しめる!
江戸時代後期、盗賊・兇賊たちから「鬼の平蔵」と恐れられた、火付盗賊改方(ひつけとうぞくあらためかた)長官・長谷川平蔵を描いた池波正太郎の人気小説『鬼平犯科帳』。1989年7月に中村吉右衛門主演でドラマがスタートしてから、2001年までの13年間にレギュラー、スペシャル併せて141本を放送してきた人気時代劇。ファンの熱い要望に応え、昨年に続き今年も金曜プレステージ『鬼平犯科帳スペシャル~高萩の捨五郎~』<2010年6月18日(金)21時放送>の2時間スペシャル番組として「鬼平」が帰ってくる!
今回は、第2シリーズ(1990年)の『盗賊二筋道』(原案『高萩の捨五郎』)と、第3シリーズ(1992年)に放送された『妙義の團右衛門』を2時間スペシャル用にアレンジ。盗賊、團右衛門に津川雅彦、もと嘗め役(盗賊の狙う店を詳細に調べ、見取り図などを売り渡す稼業)で後に平蔵の密偵となる捨五郎に塩見三省が出演、番組をもり立てる。
上州信州、そして越後などで派手な盗みを働いていた妙義の團右衛門(津川雅彦)。なぜか江戸では悪事を働いていない團右衛門だったが、その嘗め役であった高萩の捨五郎(塩見三省)が江戸にいるのを長谷川平蔵(中村吉右衛門)らが発見する。
捨五郎は侍に因縁をつけられていた親子を助けるために足に大けがをしてしまう。後をつけていた平蔵たちに助けられ、やがて、平蔵が火付盗賊改方の長官だと知った捨五郎は、平蔵の密偵になることを決意、團右衛門を捕らえるために奔走するのだったが…。
鬼平を演じるのは、ご存じ中村吉右衛門。「今回の作品も複数の原作を基に構成されていますが、脚本をはじめ、スタッフの頑張りでとてもよくまとまった作品に仕上がっていると思います。」と自信をのぞかせる。今回は、津川雅彦演じる妙義の團右衛門にかなり手こずることになるのだが、「さすがの鬼平も窮地に立たされます。鬼平もスーパーマンではないということですが、かえってそれが鬼平の人間的な魅力なのではないかと思います。」と話す。
今年は吉右衛門が鬼平を演じて21年、原作者の池波正太郎が亡くなって20年になるが、「私が40歳のときに、池波先生から“(鬼平を)やってみないか”と言われました。平蔵が火付盗賊改方の長官になったのが45歳。自分ではまだ早いと思い、そのときはお断りしました。そうしたところ、45歳になったときにもう一度先生からお誘いを受けました。“もうできるだろう”と言われまして。原作者にここまで見込んでいただくというのはとても光栄なことでした。先生はとてもシャイな方で、面と向かうと何も仰らないんですが、電話などではいろいろアドバイスをいただきました。これだけ長く続けられるたのも池波先生の作品がとても魅力あるからだと思います。いろいろ教わろうと思った矢先に先生がお亡くなりになってしまったのがとても残念でした。先生の作品に描かれている人間の複雑さ、おもしろさというものを忠実に演じられればと考えています。」と池波先生との思い出を語ってくれた。
今回、鬼平を苦しめる妙義の團右衛門を演じる津川雅彦とは、なんと41年ぶりの共演とのこと。「本当に昔々に共演して以来です。今回は兄弟そろってご出演いただいておりまして、(彦十役の長門裕之は実兄)とても充実したキャスティングになっています。」と共演陣に全幅の信頼を寄せる。
さて、その團右衛門役の津川雅彦。「長年続いている番組というのは、スタッフ・キャストの努力のたまものだと思っています。番組独特の作法というのがありまして、私もそれに倣って視聴者の方々に楽しんでもらえればと思って参加しています。」と番組出演への意気込みを語る。
「今回の役は長谷川平蔵に一泡吹かせようとする大泥棒ですから、一泡吹かせるだけのたくらみを持った男を演じなければいけない。なおかつやられるときは見事にやられないといけない(笑)、難しい役柄でしたが、楽しくできました。見どころは久しぶりに演じたラブシーンかな(笑)」とベテラン俳優らしい感想を述べてくれた。
41年ぶりの共演となる中村吉右衛門については、「(山本周五郎原作の)『ながい坂』(1969年NET系・現テレビ朝日系にて放送)以来なんですね。撮影に入る前に吉右衛門さんとそんな話をして、“また40年後に共演しましょう”と話しました(笑)。」と抜群の記憶力を披露してくれた。
「他の共演者もみなさん実力者だし、兄貴(長門裕之)も出ているんでね、(芝居の)キャッチボールをしながら楽しく演じられました。」とご満悦だった。
最後に、「だいぶ年を取りましたけれども、みなさまからの要望がある限り、(長谷川平蔵を)演じ続けたいと思います。」とファンにはありがたいコメントをしてくれた中村吉右衛門。21年目を迎えてますますさえわたる鬼平にぜひご期待ください!
あらすじ
上州から信州、そして越後などで派手な盗みを働いていた妙義の團右衛門(津川雅彦)。なぜか江戸では悪事を働いていない團右衛門であったが、彼の優秀な嘗め役(盗賊の狙う店を詳細に調べ、見取り図などを売り渡す稼業)の捨五郎(塩見三省)が江戸にいるのを長谷川平蔵(中村吉右衛門)らが偶然発見した。
捨五郎は、侍に因縁をつけられていた親子を助けるために足に大けがをしてしまうが、後をつけていた平蔵に助けられる。やがて平蔵が火付盗賊改方の長官だと言うことを知った捨五郎は、助けてもらったことを恩義に感じ、平蔵の密偵になることを決意する。
三年後、捨五郎は團右衛門とばったり出くわした。團右衛門は、前に捨五郎に用意させたろうそく問屋「三倉屋」を狙うという。「鬼平に一泡吹かせたい」と話す團右衛門。三倉屋には引き込み女のお兼(北原佐和子)を、そしてなんと火付盗賊改方の役宅にも手下である竹造(火野正平)を送り込んでいるという。「お前が江戸にいれば心強い。手伝ってくれるな」という團右衛門にうなずく捨五郎。だが、勘の鋭い團右衛門は、捨五郎がちゅうちょしたのを見逃さなかった。
捨五郎が平蔵の密偵となっていることを知った團右衛門は、何食わぬ顔で捨五郎に会い、押し込みの日時と手付け金を渡す。
平蔵は、團右衛門が捨五郎を信用しきっていることを怪しむが、とりあえず竹造に気がつかれないように準備を始める。いよいよ押し込み当日がやってきた。
捨五郎が火付盗賊改の密偵となっていることを見抜いた團右衛門は、素知らぬふりをして押し込みの日時を捨五郎に伝える。また、平蔵も團右衛門の行動に疑いを持ちながらも竹造に気づかれぬように行動するのだった。鬼平と團右衛門との戦いが始まった。
キャスト
長谷川平蔵 … 中村吉右衛門
久栄 … 多岐川裕美
酒井祐助 … 勝野 洋
木村忠吾 … 尾美としのり
小林金弥 … 中村歌昇
おまさ … 梶芽衣子
小房の粂八 … 蟹江敬三
大滝の五郎蔵 … 綿引勝彦
伊三次 … 三浦浩一
彦十 … 長門裕之
高萩の捨五郎 … 塩見三省
竹造 … 火野正平
籠瀧の太次郎 … 若松武史
お兼 … 北原佐和子
妙義の團右衛門 … 津川雅彦
ほか
スタッフ
企画
能村庸一(フジテレビ)
武田 功(松竹)
プロデューサー
保原賢一郎(フジテレビ)
成河広明(フジテレビ)
佐生哲雄(松竹)
足立弘平(フジテレビ)
原作
池波正太郎
「高萩の捨五郎」「妙義の團右衛門」(文春文庫刊)
脚本
金子成人
音楽
津島利章
美術監督
西岡善信
監督
斎藤光正
制作
フジテレビ
松竹
2010年5月25日発行「パブペパNo.10-094」 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。



