超人気異色サスペンス25作目! 金曜プレステージ『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車25 呪いの絵馬』
更新日:2010/03/23
金曜プレステージ
『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車25 呪いの絵馬』
京都の葬儀社社長・石原明子(片平なぎさ)と、婚約者である大学病院医師・黒沢春彦(神田正輝)が遭遇した事件を推理し、真相解明に乗り出す異色サスペンスで1992年の放送スタート以来、平均視聴率17.5%という超人気シリーズの25作目! 今回は株グループに潜む「女の渦」に明子が挑む!!
2010年4月2日(金)21時~22時52分放送
4月2日(金)放送の『金曜プレステージ』は、『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車25 呪いの絵馬』をお届けする。京都の葬儀社社長・石原明子(片平なぎさ)と、婚約者である大学病院医師・黒沢春彦(神田正輝)が遭遇した事件を推理し、真相解明に乗り出す異色サスペンスで、記念すべき第25作目だ。
今回の概要は、
【明子(片平なぎさ)は婚約者の春彦(神田正輝)と神社の絵馬堂を訪れていたが、その中に「午端よ! 恨みは忘れへん、殺してやる ナツ」と記された物騒な絵馬を発見する。
そんな折、明子は良恵(山村紅葉)から「絶対に儲かる株のグループの総会が明日あるから一緒に行ってほしい」と頼まれる。翌日、明子が良恵と訪れたのは、カリスマ的な人気を誇り世間で話題を集めている神代真実(川島なお美)が主宰する「シンデレラパートナーズ」。レクチャーを受け、配分のシステムにうさんくささを感じる明子だったが、神代のカリスマ性にすっかり感化されてしまった良恵は投資することを決意する。
そんなある日、男性の刺殺死体が発見される。所持品から、被害者は帝国証券営業部の午端 邦夫(平久保雅史)と判明。ニュースで事件を知った明子は、例の物騒な絵馬を思い出し、さっそく京都府警の狩矢警部(若林豪)に連絡する。捜査の結果、午端は株がらみでこれまで多くの女性を泣かせてきており、シンデレラパートナーズにも犠牲者がいたことが明らかに。ますます不審の念を抱いた明子は、良恵とともにシンデレラパートナーズへの入会を決意し、ひそかに内定を開始する。
が、そんな矢先、第二の殺人事件が発生。明子は、春彦とともに真実を究明するために独自の調査を開始し、驚くべき真実に突き当たる…】
というもので、絵馬に書かれた殺害予告から事件は始まり、シンデレラパートナーズという女性株グループに潜む「女の渦」に明子が挑む、というストーリー。25作目という節目にふさわしく、華やかな女性が多数出演しドラマをより一層あでやかに盛り立てている。
『赤い霊柩車シリーズ』は1992年3月の初回放送以来、1年に1本ないし2本の割合でコンスタントに18年間も続いている、フジテレビの2時間ドラマの中では最長を誇るロングシリーズであり、最高視聴率20.5%(1996年放送『赤い霊柩車(5)華やかな誤算』)を筆頭に、19%台が6本、これまで24本の平均視聴率が17.5%という、毎回驚異的な高視聴率をはじき出している超人気シリーズである。
(注:「最長」は、初回放送から現在に至るまでの年月が一番長い、という意味。作品数の上では1995年開始の『浅見光彦シリーズ』の36作が最多で、『赤い霊柩車』はそれに次ぐ2位)
また、制作にあたる熊谷理恵プロデューサー(大映テレビ)が、これほどまでにこの『赤い霊柩車シリーズ』が長年にわたり支持され愛され続けている理由として「婚約を続けている明子、春彦がいて、秋山、良恵、狩矢警部もいる。毎回の事件は変わっても、いつまでも変わらないキャラクターが存在するという安心感だと思います。ですから、視聴者の方々に愛されているレギュラーのキャラクターを変えないことを常に心がけています」と話すように、ロングシリーズの場合、概してほとんどのキャストが変更になっていくものだが、片平なぎさ、神田正輝、若林豪、大村崑、山村紅葉の5人のレギュラーメンバーのうち、神田正輝以外の4人は、1992年の第1作目から18年間変わらずに演じ続けていることも、この作品の大きな特徴であり、特筆すべき点と言える。(神田正輝は1994年の第3作目から出演)
主演は“2時間ドラマの女王”の異名を取る片平なぎさ。これまで枚挙にいとまがないほど、あまたの2時間ドラマに出演してきた片平にとっても「視聴者の方からよくお手紙をいただくのですが、必ず“『赤い霊柩車』と、○○のシリーズが好きです”と書かれてあり、絶対にこの『赤い霊柩車』が入っているんですね。それだけ楽しみに見てくださっている方がたくさんいてくださるということですから、これからも大事にしなきゃと思いますね」と思い入れが特別深い作品のようだ。節目である第25作ということについても「うれしいし、良くここまで来られたなあ…と、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨深げに語る。
その片平なぎさ演じる石原明子の婚約者・黒沢春彦を演じる神田正輝も「18年ほとんど同じメンバーで演じ続けるというのは言葉にすると簡単ですが、実は本当にすごいことだと思います。この作品の一番の特徴は“変わらない”ということですが、それはイコール“時間を止めている”ということなんですよね。つまり、時間を止めてそれを皆が守っているんです。“時代や時間が止まっている、でも景色と一緒に動いていても違和感がない”、その作り方がすごいしすばらしいと頭が下がります。特に、片平さんは“明子”をいつも一生懸命意識しているんです。脚本をきっちりと読み込み、“明子”が完璧に自分の中に準備が出来てから撮影に入る。僕はこんなに考える女優さんをほかに知りませんね」と温かい笑顔を向ける。そのコメントに、片平も「この作品は、私たち(の作品)というより、お客さんのものになっていますから、これからもお客さんがこの作品をおもしろいと興味を持っていただけるよう続けていきたいと心がけています。そういう意味で、この『赤い霊柩車シリーズ』は、お客さんがどういうことを楽しみにしていて何を望んでいるのかということがすごく大切な要素になっている作品。ですから、これからも頑張って時を止めようと思っています」と柔らかい笑みを浮かべ、さすが18年間婚約しているとうなづける、ぴったりと息のあった名コンビぶりを発揮していた。
それにしても、18年といえば、生まれたての赤ちゃんが高校卒業の年齢に達するほどの長い年月だ。さらに、原作者の山村美紗氏は14年前に物故。その間、携帯電話やパソコン、インターネットの普及、過去にはなかった新空港の開港などなどで時代はめまぐるしく変わっており、トリックに支障をきたしていることも多々あるはず。さらに山村美紗作品は小説のみならずドラマとしてもつとに人気が高くてすでに映像化されている作品も膨大な数にわたっているため『赤い霊柩車シリーズ』以外の作品とトリックや内容がバッティングしてしまう可能性も充分あるわけだ。前出の熊谷プロデューサーは「トリック上の苦労ももちろんありますが、この作品を愛してきくださっている方々にいつも新鮮な気持ちで見ていただける作品を作ることが毎回の課題なので、内容がこれまでのものと似ないようにすることが一番大変で、いつも頭を悩ませています」と、大人気シリーズ、しかもロングシリーズならではの切実な悩みを打ち明ける。
なお、これまでの作品をあらためて見返してみると、片平なぎさの眉も太く髪の毛はロングのソバージュ、洋服もボディコンシャス(1992年の第1作)、超ミニスカートをはいていたり(1996年の第5作)、自立した強い女性がもてはやされていた時代らしく、春彦に対しても非常にきつい口調でのもの言い(1993年の第2作)、また、公衆電話を使って通話するシーンが多数登場していたり、携帯電話が女性の手にはいささか余るような大きさと太さだったなど、今とは大きく異なるファッションやメイク、当時の世相や流行・風俗、およびその後の変遷が分かって非常に興味深い。まさにロングシリーズならではである。
また、『赤い霊柩車』といえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは、化野の念仏寺における、冒頭のプロローグ部分だろう。まさに番組の象徴ともなっているシーンで、必ずドラマの内容とリンクさせた最新の葬儀事情をコミカルに描いていることから、この導入部分を毎回楽しみしているファンも多い。「『赤い霊柩車』作品」の世界に入って行くにあたり、プロローグから入るこの導入部分は極めて大切で、スタッフが特にこだわって制作している部分なのだそうだ。ここですうっと作品の世界に入ったところでドラマが始まるというのは他のドラマにはない、当作ならではの大きな特長であり、実は監督もこのシーンの撮影に最も神経を使っているという。
さらに、キャスト・スタッフ全員が「この2人の漫才は名人芸の域!」と絶賛し、もはや番組の名物ともなっている石原葬儀社の大番頭・秋山(大村崑)と良恵(山村紅葉)との絶妙な掛け合いも、もちろん今回の盛り上げに一役買っているから絶対に見逃せない。
「今回で25回目を迎えることができ、これからも愛され続ける作品を作り続けたいと思います。山村美紗作品を原作とした『赤い霊柩車』の世界観を壊さずに、現在の社会的問題なども自然に盛り込めていけるのが理想的」と熊谷プロデューサー。今回の見どころをたずねたところ、「“大切なのはお金ではなく、そばにいてくれる人がいるということ”という思いが伝わってくれればと思います」との答えが返ってきた。
片平なぎさ・神田正輝がそろって「目標はまず30作! そして、40作、50作と、名実ともに“最長シリーズ”を目指したい」と語る『赤い霊柩車シリーズ』。最新作となる第25弾『呪いの絵馬』の放送は4月2日(金)午後9時から。どうぞご期待下さい!!
あらすじ
明子(片平なぎさ)と婚約者の春彦(神田正輝)が神社の絵馬堂を訪れると、その中に「午端よ! 恨みは忘れへん、殺してやる ナツ」と記された物騒な絵馬を発見。2人は薄気味悪さを感じつつ、神社を後にする。
石原葬儀社に戻った明子に、良恵(山村紅葉)はお茶と和菓子を運んでくる。いつもと違って高級そうなお菓子に、秋山(大村崑)は不審な顔を見せるが、良恵は、株で大もうけした近所の清子(東てる美)からのおすそ分けだと言う。そして良恵は明子にこっそり「清子さんに一緒に株をやらないかって勧められているんです」と打ち明け、明日、その株のグループの総会があるから、一緒に行ってほしいと頼む。良恵に強引に頼み込まれ、しぶしぶ同行することを承諾する明子。
翌日、明子と良恵が訪れたのは、カリスマ的な人気を誇り、世間で話題になっている神代真実(川島なお美)が主宰する「シンデレラパートナーズ」。OLや主婦にも経済的に豊かになってもらいたいという目的で作られた株のグループで、会場内に入ると、清子はさっそく明子と良恵を神代の秘書・原沢志乃(いとうあいこ)や村田泰江(大島蓉子)、日吉麻里(中野若葉)、桜井由美(大沢さやか)、夏目房子(宮地雅子)ら幹部を引き合わせる。その手回しの良さに、いささか困惑を感じる明子。
そんなある日、川原で男性の刺殺死体が発見される。所持品から、被害者は帝国証券営業部の午端邦夫(平久保雅史)と判明。たまたまニュースで見た明子は、「午端よ! 恨みは忘れへん、殺してやる ナツ」と書かれた絵馬を思い出し、さっそく京都府警の狩矢警部(若林豪)に連絡する。捜査の結果、午端は株がらみでこれまで多くの女性を泣かせてきており、シンデレラパートナーズにも犠牲者がいたことが明らかに。ますます不審の念を抱いた明子は、良恵とともにシンデレラパートナーズへの入会を決意し、ひそかに内定を開始する。その後、会員の夏目房子から「自分も午端にだまされた1人で、お金を根こそぎむしり取られたばかりか、夫も家族も一番大切な後輩まで失った」と聞かされる。さらに「神代真実を告発するかもしれない。ついてはいろいろと相談したいことがあるから、明日の朝、うちに来てほしい」と頼まれた明子は、春彦を伴って房子宅を訪れる。しかし、そこで見たのは房子の自殺らしい首つり死体だった。しかも部屋の中には例の「午端よ! 恨みは忘れへん、殺してやる ナツ」という絵馬も…。「ナツ」とは夏目房子であり、房子が午端を殺害し、自責の念から自殺したのか!?
衝撃のあまりぼうぜんとなりつつも、どこか釈然としない明子は、春彦とともに真実を究明するために独自の調査を開始、そして驚くべき真相に突き当たる…!!
番組概要
キャスト
石原明子 … 片平なぎさ
黒沢春彦 … 神田正輝
狩矢警部 … 若林 豪
秋山隆男 … 大村 崑
内田良恵 … 山村紅葉
○
神代真実 … 川島なお美
原沢志乃 … いとうあいこ
○
橋口刑事 … 松永博史
棚橋清子 … 東 てる美
岡田寿夫 … 金山一彦
ほか
スタッフ
- 企画
- 太田 大
- プロデューサー
- 熊谷理恵(大映テレビ)
- 原作
- 山村美紗 「京都絵馬堂殺人事件」より
- 脚本
- 石原武龍
- 監督
- 本橋圭太
- 制作
- フジテレビ
大映テレビ
2010年3月19日発行「パブペパNo.10-055」 フジテレビ広報部 ※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。





