2009.5.11

FNSチャリティキャンペーン

「目で見たものをストレートに言葉にして伝え、
1人でも多くの方にシエラレオネを知って、
興味を持っていただければと思います」
FNSチャリティキャンペーンの2009年度支援国は
“シエラレオネ共和国”
現地取材を前に中野美奈子アナウンサーが語る

<6月に『とくダネ!』内で放送予定>


 15世紀の昔、この地に上陸したポルトガル人は、山からとどろいてくる雷鳴、あるいは海へ吹き降ろす風がライオンの叫びに似ていることから、ここを「ライオンの山(Sierra Leon)」と名付けたという。西アフリカに位置するシエラレオネ共和国。
 百獣の王にちなむ国名を持つシエラレオネだが、その歴史は栄光とはほど遠く苦難に満ち溢れている。アフリカが暗黒大陸と呼ばれたころの奴隷貿易。1961年にイギリスから独立を果たしてからも相次いだ内戦、そして、常にまん延するさまざまな病…。
 その結果として、この国の統計上の数字には「世界最悪」という形容詞がつくものが多い。新生児死亡率は56/1,000人、5歳未満児死亡率は270/1,000人でいずれも世界最悪。妊産婦死亡率の1,800/100,000人、さらに平均寿命40歳も世界最悪だ(いずれもUNICEF調べ)。シエラレオネは「世界で一番平均寿命が短い国。世界で一番子どもを産むのが危険な国」になってしまっている悲しい現実がある。
 36年目を迎えたFNSチャリティキャンペーンの2009年度の支援国はシエラレオネ共和国に決まった。フジテレビの中野美奈子アナウンサーは、5月におよそ2週間現地を訪れ実情を取材する。出発を前に意気込みなどについて聞いてみた。

Q.シエラレオネ取材が間近になりました

「本などでいろいろ情報を得て、自分なりにシエラレオネのイメージを抱いています。でも実際に現地に入ると、思っていたものと180度違ったということになるのではと思っています。現地の空気のにおいなどは文字では伝わりません。楽しみもありますが、心配や不安もないと言ったらうそになりますね。」

Q.どういう対象を取材して伝えたいですか?

「家族やお金のために体を売る子どももいます。1日や2日では分からないかもしれませんが、どういう生活をしてきたのか、その背景を伝えたいです。ただ、初めて見る日本人に、それもテレビカメラに向かって話してくれるか。子どもたちの心にどうやって入っていくかですね。」

Q.こういう分野には興味があったのですか?

「はい、やりたかったです。実は学生のころは“国境なき医師団”にあこがれていました。ワクチンは足りているのに期限切れになって使えないとか、大変な苦労がたくさんあるそうです。そういう現実を伝えたいと思っていました。」

Q.視聴者にどのように伝えたいですか?

「シエラレオネがどこにあるのか、ほとんどの人はご存知ありません。今回、私が目で見たものをストレートに言葉にして伝え、1人でも多くの方にシエラレオネを知って、興味を持っていただければと思います。」

 中野アナウンサーの目にシエラレオネの現実はどのように映るのか。取材の成果は、6月に朝の情報番組『とくダネ!』(毎週月曜〜金曜 8時〜9時55分放送)内で、2日間にわたり放送される予定です。どうぞお楽しみに!

FNSチャリティキャンペーン

1974年、フジテレビを中心としてFNS系列28局が財団法人日本ユニセフ協会と協力して発足。「世界の子どもたちの笑顔のために」をメインテーマに掲げ、募金を呼びかけ、年間およそ1億円を支援対象国に寄付するほか、現地取材も行い、朝の情報番組『とくダネ!』で放送している。


2009年5月11日発行「パブペパNo.09-104」 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。