2008.3.24

東海テレビ開局50周年記念
『花衣夢衣』

数奇な運命に翻弄されながらも、力強く生き抜いていく「双子」姉妹の人生
44年の昼ドラ史上初の、双子ヒロイン

http://www.tokai-tv.com/hanagoromo/

<2008年3月31日(月)スタート 毎週月〜金 13時30分〜14時放送>


<制作発表リポート>

 気持ち良く晴れ上がった、2008年3月13日。
フジテレビ・東海テレビ系 昼の連続ドラマ『花衣夢衣』の制作発表が東京の九段会館で行われました。

 『花衣夢衣』はこれまで脈々と続いてきた昼の連続ドラマ175作目にして、初めて双子を主役に据えた作品であり、同時に東海テレビ開局50周年の記念作品でもあります。キャスト・スタッフも気合いを入れて、今回の制作発表に臨みました。

 会場となった九段会館は、しばしば映画のロケにも使われる、昭和の香り漂う由緒正しい建物。高い天井から吊られた大きなシャンデリアが映える「真珠の間」が今回の制作発表の舞台です。

 ステージ上には、色鮮やかな加賀友禅の着物が4点飾られ、発表会に彩りを添えます。いずれも高額な訪問着に、訪れた報道陣からもため息の声が漏れ聞こえてきました。

 また今回の制作発表では『花衣夢衣』の主人公姉妹にちなみ、中学生の姉妹、九段会館のスタッフ姉妹など本物の双子の皆さんが、ゲストとして参加してくださいました。

 制作発表は、メディア初披露となる第一話の試写から幕を開けました。実の双子と姉妹が、双子役を演じるというキャスティングが大きな話題となっている本作ですが、琴・三味線など和楽器を用いた劇中の音楽や、池上ケイさんがしっとりと歌い上げる主題歌「ひとひら、ふたひら」など、和テイストで情感たっぷりの音楽も見逃せない…いや、聞き逃せないポイントです。

 続いて出演者の、吉田真希子・真由子姉妹、尾崎亜衣・由衣姉妹、眞島秀和、萩尾みどりがステージ上に登場。それぞれ作品に対する意気込みを語りました。

登場人物紹介

■ 沢木真帆 … 吉田真希子

昭和8年(1933年)生まれ。
一卵性双生児の姉。左目の下にほくろがある。
妹・澪の代役で出かけたデートで乱暴されたことがひきがねとなり、子供ができない体になる。結婚をあきらめ、友禅作家をめざす。
羽嶋将士と恋に落ち、プロポーズされるが、子供が産めない真帆は断ってしまう。理由を説明せずに別れるが、皮肉なことに妹・澪の夫となった将士と不倫の関係になる。将士を愛することが澪を不幸にするという現実に苦悩する。将士への思いは、激しい愛情。
母・和美の生き方に嫌悪感を抱いていたのに、将士との関係においては、自分も母と同じような生き方をしてしまう。

「まずは東海テレビの開局50周年番組に巡り合い、そこに参加できることをうれしく感じています。『花衣夢衣』という物語では、双子がゆえに起こってしまう複雑な出来事や、からみ合う人間模様が描かれています。第一部で真帆・澪を演じる、尾崎亜衣さん・由衣さんの後を継いで、私たち姉妹が第二部で双子役を演じます。実の姉妹が演じることで、双子の役に、これまでにないリアリティーを与えられたら、と思っています。ひとりでも多くの方に、昼ドラの世界にハマってもらえるよう、これから頑張って撮影に臨んでいきます。」

■ 羽嶋 澪 … 吉田真由子

昭和8年(1933年)生まれ。
一卵性双生児の妹。羽嶋将士への思いは、静かな愛情。
受動的で控えめな少女だった澪は、妻として、母として、そして「よね屋」の若女将として生きることで、大きく成長する。
真帆と将士の関係にショックを受けるが、真帆の人生を狂わせたのは自分だという自責の念が強く、耐える。そして自ら身を引こうとする。
母・和美の生き方を自分なりに理解しようと努める。

「姉との共演はデビュー以来…かれこれ15年ぶりくらいになるでしょうか。これまでにも姉妹共演の話は何度かいただいていたのですが、プライベートと仕事とを明確に区別することの苦手な私たちは、それらをお断りしてきました。しかし今回、原作を拝見して「このすてきな物語には、ぜひ姉妹で挑戦したい」と参加を決めました。尾崎亜衣さん・由衣さんが演じる、第一部の真帆・澪のイメージを壊さないよう丁寧に演じていきたいと思っています。」

■ 沢木真帆 … 尾崎亜衣

「少女時代の真帆を演じる尾崎亜衣です。オーディションの時に『この役を死ぬ気で演じます!』と宣言した手前、監督に『それがお前の死ぬ気か!』と言われないよう毎日毎日頑張っています。女優としての経験が浅いこともあり、わからないことばかりでしたが、共演者・スタッフのみなさんに支えられながらなんとか撮影を続け、今日を迎えることができました。真帆という役は、由衣といつか双子役を演じられたらいいね、なんて話をしていた矢先にタイミング良くいただいた、大切な役です。真帆を演じる最後の瞬間まで頑張っていきます。」

■ 沢木 澪 … 尾崎由衣

「こういう制作発表の場に立ち会った経験がなく、今かなり緊張しています(笑)。亜衣の話にもありましたが、女優としての経験に乏しい私たちは監督にしかられることもしょっちゅう。共演者の皆さんは、私がセットの隅で泣いている姿をよく目になさっていると思います。今日はスタッフやキャストの代表としてこの場に立たせていただいています。多くの人の頑張りによって出来上がっているこのドラマ、できるだけたくさんの方に見ていただきたいと思います。双子に生まれて、この作品に携われたこと、本当に幸せだと思っています。ドラマの見どころはズバリ全部! 一話も見逃さずご覧ください。」

■ 羽嶋将士 … 眞島秀和

昭和5年(1930年)生まれ。
東京の老舗呉服店「よね屋」の若旦那。死んだ兄と、病弱な弟の祐輔にはさまれ、母・いよりに十分に甘えられない子供時代を送ったせいか、たくさんの愛を求める。
真帆には燃えるような愛情を感じ、澪には守ってやりたいという静かな愛情を抱く。

「これまでさまざまな役をいただいてきましたが、今回、双子の女性を二人とも愛してしまうという非常に人間臭い役に挑戦できるということで、大きなやりがいを感じています。今回はここにいらっしゃるふた組の姉妹、4人の女優さんの相手を務めさせていただくわけで、それについては強い責任を感じています(笑)。私の撮影はこれから本格的になってきますが、羽嶋将士という人物をできる限り人間臭く演じていきたいと思っています。」

■ 沢木和美 … 萩尾みどり

大正4年(1915年)生まれ。
真帆と澪の母。加賀友禅作家、水上和幸の妹。
金沢の水上家は代々続く加賀友禅の家柄で、和美には大きな呉服問屋への縁談が進んでいた。しかし、貧乏画学生だった沢木圭二郎と熱烈な恋愛の末、東京へ駆け落ち。水上家から勘当されたが、東京で美しい双子を授かり、幸せに暮らしていた。
戦後は、戦地から帰国した圭二郎が結核に倒れ、生活苦にあえぐ。圭二郎を愛し続けていたが、窮状を救ってくれたバイタリティーあふれる辻万平に抱かれる。万平に愛されることが、“女”としての確認なのである。

「今回、東海テレビ開局50周年という重要な作品に参加させていただき、とても感謝しています。特に今回は全編着物で演じられるということをとてもうれしく思っています。この歳でラブシーンに挑戦するとは思っていませんでしたが、呆れずに見ていただけたら幸いです。今回、真帆・澪の母親役を演じさせていただいていますが、一度に二人も娘ができた気持ち。今は亜衣さん・由衣さんを本当の娘のようにかわいく思っていますが、今後は愛情の対象が吉田姉妹にシフトしていくことになるでしょう(笑)。自画自賛になりますが、『花衣夢衣』は完成度が高く、本当に面白いドラマです。ぜひご覧ください。」

■ 原作者・津雲むつみさん

「『花衣夢衣』を連載していたのは随分と昔のことになりますが、この作品は、実はこれまでにもドラマ化の話をいただいたことがあるんです。ただ、やはり主役が双子ということでキャスティングが難航し、その企画が日の目を浴びることはありませんでした。今回、実際の姉妹という絶好のキャスティングを得て制作されたドラマ版…制作発表で第1話を拝見して、役者さんによって語られていく物語を見ることが楽しみになってきました。みなさん、ぜひ頑張ってください。」

■ 主題歌 … 池上ケイ「ひとひら、ふたひら」

主題歌を歌う池上ケイは、3歳からクラシックピアノをはじめ、中学生のとき「歌うこと」に純粋な興味を抱き、高校卒業後、上京。看護師として働きながら、2007年1月10日に1st Single「Grow」をリリース。フジテレビフラワーセンターのイメージソングとして起用され、その後、イベントや夏フェスにも多数出演、ラジオレギュラーMCも務めるなど、活動の場を拡げている。昨年11月3枚目のSingleをリリース。現在、次回アルバムのレコーディング中。

「原作を読んで、このドラマの世界に完全に入り込んでしまいました。主人公の運命や心の中に潜む思い、痛み、そして願いを壊さないように大切に作りたいと思いました。『ひとひら、ふたひら』と散りゆく桜の花びらを心の真の部分にある、痛みや願いに重ねながら聴いてもらえたらと思います。」

<スタッフコメント>

■ 市野直親プロデューサー(東海テレビ)

「『花衣夢衣』は東海テレビ開局50周年記念番組です。津雲むつみさんが7年にわたって連載を続けたコミックを原作に、キャストに実の双子・姉妹を迎え、『かけがいのない、もうひとり私』をダイナミックかつ繊細に描いていきます。昨今は、自己主張が正義、自分の幸せを追求することが是とされる世の中ですが、この物語に登場する双子は、お互いが幸せであることが、なによりも自分の幸せだと考えています。そんな人間が本来持つ、相手を思いやる気持ちを丁寧に描いていきます。『あなたの幸せが、私の幸せ』。私たちスタッフとキャストが紡ぐ『和と双子の昼メロ』が、ひとりでも多くの方の心を震わすことを願ってやみません。」

<ストーリー>

 昭和25年、戦後の復興が著しい東京−。双子の姉妹・沢木真帆と澪は17歳になっていました。積極的で好奇心旺盛な姉の真帆と、消極的で地味な妹の澪。性格は正反対でも二人で一人、何をするのもいつも一緒でした。そんなある日、澪の身代わりに向かったデートで乱暴され、子供を産めない体になってしまいます。澪は真帆を見るたびに、身代わりにしてしまったことを悔やみ、真帆は澪を見るたびに悪夢の日を思い出してしまう日々。運命が激変してしまった真帆は、初めて一人になりたいと思い、親元を離れひとり加賀友禅の修業に出る決断をします。そこで、東京の呉服屋の長男・将士と知り合い、愛し合うようになります。しかし、子供の産めない真帆は彼からの求婚を断ります。その後、将士は同じ顔をした澪と出会い結婚。しかし、真帆と将士はお互いを忘れられず、やがて三人は…。

<広報担当者から>

 東海テレビが開局50周年を記念してお送りするドラマ『花衣夢衣』は、これまで多くの制作陣がドラマ化を夢見ていた大河ロマンです。このほど満を持して『新・愛の嵐』や『母親失格』を手がけた市野直親プロデューサーが世に送り出します。
 今回で175作目44年の歴史を持つ昼ドラでも、双子のヒロインは初! 主演は新人の双子女優、尾崎亜衣・由衣。体当たりの演技は役柄と相まって、思わず声援を送りたくなります。そしてその結婚後は、同じく主演の吉田真希子・真由子、実の姉妹が演じ、ダイナミックな“昼ドラ”をお届けします。
 かけがえのないもう一人の私に対する、愛憎と慈しみを描いた東海・昼ドラの集大成。開局50周年を飾るにふさわしい作品に仕上がると確信しています。今作もどうぞご期待ください!

あなたの幸せが、わたしの幸せ


概要

【タイトル】

東海テレビ開局50周年記念
『花衣夢衣』

【放送日時】

2008年3月31日(月)スタート
毎週月曜日〜金曜日 13時30分〜14時放送

【キャスト】

  • 沢木真帆 … 吉田真希子 (#26<5月5日(月)>〜)
    / 尾崎亜衣 (#1〜25)
  • 沢木 澪 … 吉田真由子 (#26<5月5日(月)>〜)
    / 尾崎由衣 (#1〜25)
  • 羽嶋将士 … 眞島秀和
  • 辻 万平 … 斉木しげる
  • 沢木圭二郎 … 長谷川初範
  • 安藤卓也… 長谷川朝晴
  • 沢木和美… 萩尾みどり    ほか

【スタッフ】

【企画】
鶴啓二郎(東海テレビ)
【原作】
津雲むつみ 「花衣夢衣」 (集英社 漫画文庫)
【脚本】
田部俊行
楠本ひろみ
【プロデューサー】
市野直親(東海テレビ)
小池唯一(泉放送制作)
佐藤禎剛(泉放送制作)
【演出】
島崎敏樹(泉放送制作)
金子与志一(泉放送制作) ほか
【音楽】
Rin’  コーニッシュ
【主題歌】
池上ケイ「ひとひら、ふたひら」
(EMIミュージック・ジャパン)
【制作】
東海テレビ放送
泉放送制作

2008年3月24日発行「新番組発表資料 No.08-004」 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。