2008.9.3

金曜プレステージ
『浅見光彦シリーズ第三十二弾 箱庭』

ルポライター・浅見光彦(中村俊介)は、義姉の和子(五十嵐めぐみ)に届いた不審な手紙の真意を調べるため山口県岩国に向う。同封されていた和子の中学時代の修学旅行の写真に添えられた「キジも鳴かずば撃たれまい」の一文は何を意味するのか。
次々と起こる殺人事件。そして、旅先で知り合ったバレエインストラクターの里香(田丸麻紀)の母親も犠牲に…。

<2008年9月19日(金)21時〜22時52分放送>


 ルポライター・浅見光彦が事件を解決する人気シリーズの第三十二弾が登場する。金曜プレステージ『浅見光彦シリーズ第三十二弾 箱庭』<9月19日(金)21時〜22時52分>。
 フリーのルポライター・浅見光彦(中村俊介)は、義姉の和子(五十嵐めぐみ)に届いた不審な手紙の真意を調べるため山口県岩国に向った。同封されていた和子の中学時代の修学旅行の写真に添えられた「キジも鳴かずば撃たれまい」の一文は何を意味するのか?
 一緒に写っている当時の親友、三橋静江(芦川よしみ)が、現在では代議士・大貫(長谷川哲夫)の看護師となっていることを知った浅見は、まず大貫との接触を試みる。しかし、調査を開始した浅見の周りでは次々と殺人事件が起こる。旅先で知り合ったバレエインストラクターの里香(田丸麻紀)の母親も犠牲になり、浅見を翻弄する。そして、一通の謎の手紙の真相を暴く浅見の旅は、やがて巨大な権力が絡む驚くべき真相を暴き出していく。

<出演者のコメント>

○ルポライター・浅見光彦 … 中村俊介

 昨年の暮れ以来、約半年ぶりの浅見の現場(今年6月下旬〜7月上旬)でした。すごい久しぶりの感があります。去年、三部作(今年1月3週連続放送)を含め5本撮ったので、濃すぎましたから…(笑)。久しぶりで少し不安もありましたが、現場に入ると違和感ありませんでした。
 岩国は初めてですが、川あり、山ありで、僕好みの場所です。今回のテーマは、ヒロインの里香さんの親子、登場人物の親子など…様々な親子愛です。それから、浅見の兄嫁(五十嵐めぐみ)が初登場するのも見どころです。
 ヒロイン役の田丸麻紀さんとは3度目の共演です。田丸さんは外見とは違って、すごく気さくな方で、初対面の時も初めて会ったという感じがしない方です。鵜飼は初めて見ました。鵜がまるで舟を引っ張っているように見えました。鵜はかわいいですね。

○バレエ・インストラクター・岡村里香 … 田丸麻紀

 中村さんとは過去に2回共演したことがあり、スタッフの方とも違うドラマでお世話になったことがあり、すごくリラックスして、演じさせていただきました。中村さんの浅見光彦はテレビで見たままの清潔感あふれた優しい王子様キャラですが、事件を解決する時は厳しい雰囲気で、メリハリがあります。すごくチャーミングですね。
 私が演じる里香という女性は両親が離婚しており、元バレリーナでプリマを夢見ていた母親の夢を背負い、母親にほめられたいとがんばっています。里香の芯の強い部分と岩国で育ったどこかのんびりした雰囲気がうまくまじわるように演じられればと思います。
 ストーリーはいろいろなことが起こり、ハラハラドキドキする展開です。バレエを教えるシーンがあるのですが、体を柔らかくしようと21,22歳の頃、少しだけ習ったことがあります。バレエを小さい頃からやっていればよかったなと思います。自分に娘ができたら、早いうちにバレエを習わそうと思っています(笑)。
 岩国に来たのは初めてですが、夜の鵜飼のシーンは、すごく幻想的でした。

(あらすじ)

 ルポライターの浅見光彦(中村俊介)は、義姉の和子(五十嵐めぐみ)から差出人不明の手紙が届いたとの相談を受けた。そこには修学旅行の写真と、ただ一行「キジも鳴かずば撃たれまい」という脅迫まがいの手紙が添えられていた。写真に写っていたのは和子と当時の親友だった三橋静江(芦川よしみ)。場所は中学時代に訪れた安芸の宮島(広島)だった。
 浅見は警察庁刑事局長である兄・陽一郎に相談を持ちかけた。だが、陽一郎は立場上、守秘義務を貫き通す。
 それならばと、浅見はルポライターの仕事にもかこつけ、手紙の消印にあった島根県益田市へと手紙の謎を解く旅を思い立つ。益田に着いた浅見は、まず静江が勤務している病院を探し出した。だが、つい最近、代議士の大貫泰三(長谷川哲夫)が緊急入院。その時の献身的看護が大貫に気に入られた静江は、大貫の希望もあって、大貫の地元、山口県岩国の病院へ移っていた。
 新たな手掛かりを求め、岩国に向かう途中、浅見は岡村里香(田丸麻紀)という女性と知り合った。バレエのインストラクターをしているという里香は、明日行われる発表会の準備で忙しいなどと話し、すぐに浅見と打ち解けた。
 岩国で降りた里香は、大貫に会いたいのだがと持ちかけてきた浅見に、観光協会理事長の峰沢(西田健)のことを紹介してくれた。実は峰沢の息子・総一郎(井田國彦)は、大貫の秘書をしているという。
 峰沢に連れられ、大貫の後援会会場にやってきた浅見は、そこで大仰に自らの引退を宣言した大貫が、後継者として総一郎を指名する場面に遭遇した。
 その翌日、新聞は紅葉谷公園で発生した殺人事件を報じた。その犠牲者の写真を見た浅見はがくぜんとなった。殺された鶴井明(五宝孝一)を、浅見は昨日の後援会会場で目撃していた。経営コンサルタントとは表向き、実は総会屋崩れだった鶴井はなぜ、あの場にいたのか?
 そして、鶴井と接触していた客室係・岡村三枝子(風祭ゆき)に会いに行った浅見はそこで偶然、里香と再会。三枝子が里香の母親であることを知らされた。
 その後、里香と共に街に出た浅見。里香は、岩国の紅葉谷公園で起きた事件のことを「吉川公(岩国藩主)のたたりかしら」とつぶやいた。それを聞いた浅見は、三か月前、安芸の宮島の紅葉谷公園を訪れた時に起こったもう一つの殺人事件のことを思い出していた。
 宮島を散策中、対岸で水死体が発見された。犠牲となったのは、小山田誠吾(掛田誠)。小山田は、何者かと待ち合わせの約束をした「墓のある岩国の紅葉谷公園」と勘違いして宮島の方に来て、その後、移動した岩国の公園で殺害されたようだ。
 さらに、二人の犠牲者は同じ静岡県の袋井市の出身だということがわかる。二つの事件の関連を確信した浅見。だが、その直後、今度は里香の母・三枝子が殺害される…。


概要

<出演>

  • 中村俊介
  • 田丸麻紀
  • 芦川よしみ
  • 大門正明
  • 五十嵐めぐみ
  • 西田 健
  • 野際陽子
  •        ほか

<原作>

内田康夫

<企画>

金井卓也(フジテレビ)

<プロデューサー>

  • 小林俊一(彩の会)
    大下晴義(彩の会)
    金丸哲也(東映)

<脚本>

峯尾基三

<音楽>

渡辺俊幸

<演出>

林 憲昭

<制作>

  • フジテレビ
    彩の会

2008年9月2日発行「パブペパNo.08-238」 フジテレビ広報部
※掲載情報は発行時のものです。放送日時や出演者等変更になる場合がありますので当日の番組表でご確認ください。