2008.2.6
<2008年2月22日(金)21時〜22時52分放送>
2008年2月22日(金)放送の金曜プレステージは、『ドクター小石の事件カルテ(4) 劇薬』をお送りする。これは、2004年10月22日に新シリーズとして放送され、「A型とB型の血液を混ぜると鑑定結果はO型になる!?」という警察の盲点をついた斬新なトリックで、18.0%という高視聴率を獲得した本格医学ミステリー。続いて2006年8月4日にOAされた第二作は「体内で消える毒がある!?」をテーマに、そして2006年12月1日にOAされた第三作は「毒入りのワインを飲んでも死なない方法がある!?」をテーマに描いていずれも大きな反響をよび、今回、待望の第4作目が放送されることになった。
あらすじは、【小石(橋爪功)が医師をつとめる群馬県四万の温泉街で、旅館の女将が階段から落下、死亡するという事件が発生した。警察の大石(石倉三郎)は、当初事故として処理した。だがこの直後女将の三味線の師匠で元芸者の柳井多美子(東てる美)も遺体で発見され、多美子の残したテープに、女将殺しはその夫・静也(神保悟志)の犯行だとあったことから、事故は一転、殺人事件となり、その容疑は夫にかけられた。だが、現場の状況や遺体の発見状況を不審に思った小石は、事件の裏には三人の過去が関わっているとにらみ、大石と共に捜査に動き出す…】
第一作目からずっと主演をつとめるのは、人間味にあふれその滋味深い演技に定評のある橋爪功。制作にあたる石川好弘プロデューサー(オセロット)も毎回「このドラマはまず橋爪さんありき。ごく普通の人間の魅力を自然に、それでいてこれほど見事に演じられる俳優さんは他にいないでしょうね」ときっぱり言い切っているほどのほれ込みようだ。
今回の役どころは、大学病院に勤務しながらも、ひょんなことから、群馬県四万温泉街にある診療所に赴任することになった医師・小石三郎。第4作目が決定したことに、橋爪は「とても気に入っている作品ですから、本当に光栄でうれしいですね。西尾まりちゃんに再会できるのも楽しみだったし(笑)」と笑顔を見せる。
その西尾まりが演じるのは、橋爪功演じる小石ドクターと同じ診療所に勤務する看護師・新山さゆり。彼女も橋爪同様、第一作目からの出演となる。橋爪も、久々の再会に「まりちゃんとのかけあいがこの作品の大きな見どころの一つですが、一児の母となってまた一回り人間的に大きく成長したせいか、さらに演技がうまくなっていて驚いた」と語っており、また、前出の石川プロデューサーも「テンポの良いセリフまわしが抜群で、この二人以上のキャスティングは考えられない! しかも前作までを凌駕していますね」と絶賛するほど、二人のコンビネーションぶりはさらに円熟味を増している。
また、このシリーズは毎回、温泉地でロケを行っており、地方ののどかな景色の美しさも見どころの一つ。一作目は山梨県の赤石温泉、二作目は福島県の西山温泉、三作目は山形県の小野川温泉、そして四作目となる今回の舞台は群馬県の四万温泉。「四万温泉は本当に素晴らしいところ。ロケは夏に行われ、しかも記録的な猛暑だったにもかかわらず、ここは標高が600メートル以上あるせいかとても涼しくて最高でしたよ」と、橋爪もすっかり気に入ったようだ。一方、「撮影初日が釣りのシーンで川に入る設定だったのですが、よりにもよって雨が降ったせいで水かさが高くなっていて、前途多難だと思いました(笑)」とも。しかし「東てる美さん、山下容莉枝さん、神保悟志さん、石倉三郎さんはじめ、皆さんとても楽しい方ばかりですから、現場は本当に和やかで楽しかったですね」と懐かしそうな表情を見せ、クランクアップが淋しく、名残惜しそうな様子を見せた。
また、見どころについても「心臓の病気を患っている患者さんに小石医師はジギトキシンを処方するのですが、本来は“薬”となるはずのそのジギトキシンが、ある方法を使うと“劇薬”になってしまいます。そこが最大のポイントですから、見逃さないでいただきたいですね。また、濃厚で、緊密な人間関係の中で起きる事件、そして魅力的なゲスト陣の芝居も大きな見どころ。ぜひご堪能下さい」とコメントしている。
放送は2月22日(金)21時から。どうぞご期待下さい!!
小石三郎(橋爪功 )は、医科大学教授の立場を離れ、現在は群馬県の四万温泉地の診療所で温泉宿の人々の診療にあたっていた。
今日の患者は、元芸者の柳井多美子(東てる美)。心臓病を患い、薬を出すために胸の診察を受けるさまは、妙に艶っぽい。極めてまじめに診察しようとするそんな小石の様子を看護師のさゆり(西尾まり)はひやかし半分、おもしろそうに眺めていた。
やがて診察も終わり、小石は「激しい運動はダメ。たばこはもちろん、酒も今は控えるように」と注意。ジギトキシンという薬を一日一錠、二週間分を渡し、多美子を見送った。
数日後、その多美子が住まわせてもらっている宿「なかはら」の女将・久恵(芦川よしみ)が、自宅の階段から落下。首の骨を折り死亡するという事件が発生した。
事件発生時、多美子から「体の調子がおもわしくない」と相談の電話を受けていた小石は、受話器の向こうから聞こえる女性の悲鳴を耳にした。だが、小石が駆けつけた時、久恵はすでにこと切れていた。
元芸者ということから、久恵とその夫・静也(神保悟志)に三味線を教えていた多美子は、親しくしていた久恵の死を悼んだ。
この一件を地元吾妻北署の警部補・大石(石倉三郎)は、当初、単純な転落事故で片付けようとした。しかしこの直後、今度は多美子が公園で遺体となり発見された。この遺体を見た小石が、心臓発作で亡くなったにしては、不自然な状態であったことから、二つの死亡事故は一転して殺人事件として本格捜査されることになった。
そしてこの事件は多美子の葬儀の場で思わぬ展開を見せる。
多美子の妹で、蕎麦屋を営む竹田由起子(山下容莉枝)が、故人から頼まれていたからと、多美子が生前録音していたテープを流し始めたのだ。そして、その中には、久恵を階段から突き落としたのは、夫である静也だという告発が…。
その奔放な生きざまから、ろくでもない多美子、“ロクタミ”と呼ばれていた多美子。
静也は、そんな女の残したテープに信憑性などないと、怒りをあらわにした。
しかし、これにより静也には疑いの目が向けられるようになった。
そんな中、多美子の部屋にやってきた小石は、そこに禁じていたはずの酒瓶を見つけた。酒は、お酒好きを知る妹の夫・昭徳(中島久之)が、こっそりと届けてくれていたものだった。一方、小石が出していた薬は、きちんと適量を守り飲まれていた。「お酒が命を縮めちゃったのかな…」さゆりがポツリとつぶやいた。
その後、警察で事情を聞かれていた静也が、疑いが晴れ自宅に戻ってきた。だが、小石は事件発生時の様子を静也本人から聞かされても、どうしてもひっかかる思いをぬぐいきれない。
そんな時、診療所にやってきた、多美子に三味線を習っていたという伊香保の芸者衆が、小石に貴重な情報をもたらしてくれた。それは、多美子は生前、さほど傷んでいなかった二本の三味線の皮と弦を張り替えていたというのだ。早速、それを依頼された楽器店をあたった小石は、三味線は壊れていたに等しいひどい状態だったことを聞きだした。「二本の三味線を使い、多美子は久恵を階段から落下させ殺した?」そんな疑いが小石の脳裏に浮かぶ。しかし、なぜ多美子は久恵を殺す必要があるのか?
そして、第一発見者である静也は、なぜ自分の妻を殺した多美子をかばい続けるのか?
「もしかして三人の間には、殺人を引き起こすような誰も知らない過去があるのでは!?」そうにらんだ小石は、多美子と静也の接点を調べるよう大石に依頼。
東京にやってきた大石は、二人がある事件をきっかけに暮らしていたことをつかんだ。そして…。
2008年2月6日発行「パブペパNo.08-030」 フジテレビ広報部
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