参加アーティスト
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Katsuya Terada
寺田克也

展覧会に向けて
ルーヴル美術館の中に入ったら、逆に外に出たのではないかと錯覚した。 そこは広大な美の世界が広がっていて、この現実の世界の狭さを感じることができる。 逃げろ逃げろ、狭い現実から!とルーヴル美術館が叫んでいた。

略歴
1963年、岡山県生まれ。イラストレーター、漫画家。著書に『西遊奇伝 大猿王』(集英社)、『ラクダが笑う』(徳間書店)、『寺田克也全部』(講談社)、『寺田克也ラクガキング』(講談社)、『カバー・ガールズ』(ワニマガジン社)、『エロ×メカ』(河出書房新書)、『DRAGON GIRL & MONKEY KING』(小学館集英社プロダクション)、伊坂幸太郎 著『寺田克也式ガソリン生活』挿絵(朝日新聞出版)ほかがある。『バーチャファイター』『探偵 神宮寺三郎シリーズ』などのゲーム作品、『BLOOD THE LAST VAMPIRE』『よなよなペンギン』などのアニメ作品でキャラクターデザインを、『仮面ライダーW』でクリーチャーデザインなどを手がけるなど、幅広い分野で活躍。

作品紹介
『ルーヴル消失』
ルーヴル美術館がパリから消えてしまった……⁉︎

収蔵されていた数々の美術品たちは、自由な形に姿を変え、
世界中に飛び散り、自由を謳歌していた。
一人の少女がサルゴン2世の宮殿の飛牛と美術館のガーゴイルを従者にして、
彼らの所在を確認してリスト化するため、文字通り飛び回るが、
実はそんな彼女も美術館の一部分。

ルーヴル美術館は形こそ失ってしまったが、芸術はこの地球上の、
この宇宙中のどこにでもあり、どこにでも行けるのだ。

そんな美術品たちの多くを閉じ込めていた
ルーヴル美術館自体が宇宙だったのかもしれない……。