細川 千尋

富山県出身。

幼少よりピアノが大好きで、時間があればピアノに向かっていた。数々の賞を受賞し、2013年には、スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバル・ソロ・ピアノ・コンペティションにて、日本人女性初のファイナリストとなる。

同年11月、富山でソロ・コンサートを行い、モントルー・ジャズ・フェスティバル・イン・かわさきでは、チューチョ・ヴァルデス公演のオープニング・アクトを務め、連弾で共演。2014年4月にはアルテリッカしんゆり芸術祭にてソロ・コンサート、8月にはミューザ川崎シンフォニーホールでガーシュウィンのラプソディ・イン・ブルーをオーケストラと共演。9月、モントルー(スイス)で行われたセプテンバー・ミュージックにソロで出演。川崎市アゼリア輝賞受賞。

これまでに、イタリア、スイス、ベルギーでソロ・リサイタルを開催。幅広いジャンルの演奏活動を国内外で行っている。クロスオーバーなオリジナル曲とトークも交えたソロ・ピアノコンサートは、高い評価を得ている。2017年2月14日には大阪・ザ・シンフォニーホールにて大阪交響楽団をバックに熱演を披露、大好評に終わり、1年後の同日での再演を決める。

録音では、2014年11月に全曲ソロ・ピアノ・オリジナル作品のデビューCD『Thanks!』を2016年2月にはセカンド・アルバム『I’m home!』を発表。2017年11月にリリースの最新盤『CHIHIRO』では鳥越啓介(ベース)と石川智(ドラム・パーカッション)とトリオを結成。自身初のトリオでの録音をリリースする。同トリオにて、12月に浜離宮朝日ホールで公演、本人アレンジによるクラシック曲のジャズアレンジが大好評を博す。

昭和音楽大学大学院修了。現在、昭和音楽大学附属ピアノアートアカデミーに在籍。江口文子氏に師事。

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■共演(10月13日のみ)

鳥越 啓介 <ベース 10/13 第2部出演>
岡山県玉野市生まれ。高校時代、吹奏楽部に入部しコントラバスを弾き始める。高校卒業後、社会人の傍ら地元のビックバンドなどで活動。96年脱サラ、97年上京。その後、ジャズ・邦楽・ポップス・タンゴ・ブラジル音楽などその豊かな才能を駆使し、国内のみならず海外公演も含め、自らのバンドを展開し、また様々なセッションやレコーディングに参加。近年の主な共演者に椎名林檎、原田知世、加藤登紀子、安藤裕子、菊池成孔、MALTAらが名を連ねる。

石川 智 <ドラム・パーカッション  10/13 第2部出演>
1967年、東京出身。ブラスバンドでパーカッションを演奏していた兄の影響で、9歳の頃からパーカッションを始める。 中学時代、同級生と組んだロックバンドで初めてドラムを叩き始める。高校時代はフュージョン、ハードロック等にいそしみ、大学在学中にパーカッションを始め、ラテン音楽に目覚める。 その中でも特にブラジル音楽に傾倒、サンバ、ボサノヴァをはじめ、ブラジルのあらゆるリズム、奏法、アンサンブルスタイルをマスターする。 この頃よりプロとしての演奏活動を開始。あらゆるセッション、レコーディングに積極的に参加し、その共演者やジャンルは多岐にわたる。