「怖い絵」展

【東京展・日程】
2017年10月7日(土)~12月17日(日)
※会期中無休

【東京展・会場】
上野の森美術館

好評につき、更に開館時間を延長します!
毎日 9:00~20:00
(入場は閉館の30分前まで)


その闇を知ったとき、名画は違う顔を見せる。

◆怖い絵展とは?
ドイツ文学者・中野京子が2007年に上梓した『怖い絵』は、「恐怖」をキーワードに西洋美術史に登場する様々な名画の魅力を読み解く本としてベストセラーを記録し、多方面で大きな反響を呼びました。
同書の第1巻が刊行されてから10周年を記念して開催する本展は、シリーズで取り上げた作品を筆頭に、「恐怖」を主題とする傑作を選び出し、テーマごとに展示します。視覚的に直接「怖さ」が伝わるものから、歴史的背景やシチュエーションを知ることによって初めて「怖さ」を感じるものまで、普段私たちが美術に求める「美」にも匹敵する「恐怖」の魅惑を余すことなく紹介する、今までにない展覧会です。

◆『怖い絵』シリーズ著者 中野京子からのコメント
拙著「怖い絵」シリーズは多くの読者に恵まれ、中には「読む前と後では絵の見方が180度変わった」「生まれて初めて美術館へ行きたくなった」と言ってくださる方も少なからずいらっしゃいました。今回の展覧会は、いわば「怖い絵」シリーズの集大成です。絵の背後にある物語を、存分に楽しんでくださいますよう。