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世界中に溢れるアート情報の中から、F・A・N編集長のアンテナにピッピッと反応した新鮮なネタをとびきり楽しく料理してみました!猫好き編集長のアートな雑記帳です。
Vol. 29「ダリ回顧展」終了報告
でもその前に、2007年初のアートトピックス!

年明け早々、凄惨な事件が次々起こる中、まずは、こんなトピックスを発見。
「絵画リース、4億円詐取 暴力団幹部ら7人逮捕」のニュースです。
犯人達は、「絵画を購入しホテルにレンタルしないか。レンタル料が入ってくる」と架空のもうけ話を4人の女性に持ちかけ、現金計470万円を振り込ませたとか。被害は28都道府県の約460人、総額約4億円に上るとみられるんですって。

事件はともかく、架空の儲け話に使われたという絵画の映像を見ていたら、アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」があるではないですか!私は見逃さなかったですよ!!なんとまあー。私の愛してやまない作品がこんな事に・・・。
アンドリュー・ワイエスの「クリスティーナの世界」は、NYのMoMAに所蔵されている名作です。100万円では買えません。1000万円でも買えません。ワイエスの習作すら買えません。MoMAが、この名作を売りに出した話も聞きません。
アンドリュー・ワイエス「クリスティーナの世界」の、日本における知名度の低さに愕然としました。どうやって選ばれたのかも不思議。ちなみに、「絵画は印刷物で、ほとんど価値のないものだった」そうです。そりゃそうよね。

「ダリ回顧展」をご覧くださいました502,332人の皆様に感謝!

さてそれはともかく、2007年1月4日のことを書かねば。昨年9月23日から年をまたいで開催していた『ダリ回顧展』が、1月4日で無事終了しました。ご覧になった皆様、待ち時間が長くて申し訳ありませんでした。
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(最終日の長い列の最後尾。ホントに、寒い中並んで下さいまして、ありがとうございました)
最終日は、1時間繰り上げて開館し、閉館を午後8時に延長しました。
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(午後6時を過ぎても、チケットボックスの列は途切れず・・・)
20世紀の奇才・ダリのパワーに、スタッフ一同圧倒されっぱなしの104日間でした。
そんな中、ミュージアムショップにダリさんを発見!
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(真剣にダリグッズを選ぶ皆様。ミュージアムショップの混雑でも、御迷惑をおかけしました)
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『ダリ回顧展』ミュージアムショップの支配人Sさん。104日間で、すっかりダリ鬚が完成しました。こういう心意気って、嬉しいですよね。

104日目の最後のお客様がお帰りになったあと、苦楽を共にしたスタッフ一同で乾杯!
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とはいえ、ゆっくりはしていられないのが、美術展の宿命。一刻も早く作品の運び出しにかからなければいけません。作品の保護はもちろんのこと、返却、つまりアメリカとスペインに向けて作品返却の旅が始まるのです。
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502,332人の入場者が見た展示作品。明かりも消えて、ひっそりと撤収・梱包作業を待っています。
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この回顧展がなければめぐり合っていなかったかもしれない、私の大好きな作品「病める少年」、さようなら。

こんな熱狂的な展覧会を、皆様にまたご紹介できる日が来ますように!
注)ちなみに今年いくつか各地で「ダリ展」が開催されますが、この『ダリ回顧展』は残念ながら巡回しません。
(文:桜井郁子)
今回は、満員御礼の気持ちを込めて、
直輸入品のダリ「缶クロック」(直径10センチ)を
抽選で10名さまにプレゼントします。

プレゼント応募は終了いたしました。
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