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世界中に溢れるアート情報の中から、F・A・N編集長のアンテナにピッピッと反応した新鮮なネタをとびきり楽しく料理してみました!猫好き編集長のアートな雑記帳です。
Vol. 26極秘潜入!日本人シェフがダリに捧げる二皿とは?
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photo:Philippe Halsman © Halsman Estate
Image rights of Salvador Dalí reserved. Fundació Gala- Salvador Dalí, Figueres, Spain, 2006
9月23日から、上野の森美術館で『ダリ回顧展』が開催されます。
このページを読んで下さっている方には今さらですが、ダリはオブジェ、舞台装置、宝石デザイン、映画、写真などなど、あらゆる分野で「20世紀最大の奇才」としての業績を残しています。そうそう、チュッパチャプスの包み紙がダリのデザインというのも、「トリビアの泉」で紹介されましたよね。

しかし、意外に知られていないのは、料理の本"les diners de gala"も出版していること。最愛の妻ガラの食卓と題されたこの本のなかには、甲殻類や羽のある鳥など、ダリ的要素がふんだんに詰まっています。まさに「食べられるシュルレアリスム作品」。生前にパリの有名料理店で作られたこの料理、今作ってみたらどうなるのかしら?

思いは通じるもので、あまたある料理雑誌のなかでも、プロにも評価の高い「料理王国」が、「ダリの食卓」を特集してくれました!料理作りに白羽の矢が立ったのは、今、銀座で最も勢いのあるフレンチレストラン「マルディグラ」のシェフ・和知徹さん。料理の腕はもちろん、ダリの作品にも造詣が深いシェフなのです。
そんなこんなで、以下は「料理王国」の取材に無理矢理“極秘潜入”させていただいたレポート。
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「ダリの食卓」は、このレストランの奥にある厨房で再現されます。
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すでに厨房からは、よだれの出そうな香りが。
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ダリ好みの食材が並んでいますが、この先どう展開するのか?
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「おーっと、和知シェフが早くも飾り付けに突入!」
この羽こそが、ダリ好みの演出。
厨房では、黙々と作業が進みます。エビも鶉もテリーヌも良い香りを醸し出しながら出番を待っています。一方、見守る私たちは、ワクワクドキドキ。邪魔だと知りながら、ついつい厨房を覗いてしまうんですねー。

ジャン!一皿目の完成
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和知シェフがダリの料理にインスパイアされた一皿「パナシェ ダリエンヌ」
"les diners de gala"に掲載された「ザリガニのピラミッド盛り ヴァイキングハーブ添え」のレシピを参考に、和知シェフが完成させた一皿。和知シェフは、「パナッシェ ダリエンヌ」〜Panache Dalienne と名づけました。
直径60センチほどの食器に、真っ赤な海老、トロリーンとしたピンクのテリーヌ。この過剰さこそが、ダリの作品そのもの。
お味は、ズバリ濃厚です。海老ミソたっぷりのテリーヌも鶉も、とろけるようでありながらしっかりした味わい。違うのよね、昨今のサラダ感覚フレンチとは。

ジャンジャーン!!二皿目は、和知シェフが“ダリにささげるオマージュ”

2皿目は、牛の頭を使ったテリーヌ。「キャー怖い!」なんていう一皿をイメージしていたら、予想外に可愛いお料理。
和知シェフ曰く「頭をばらばらにして、再構築しました。そのへんがダリの作品へのオマージュかな」
そうなんです、そうなんです。シュルレアリスムの手法に「コラージュ」がありますものね。さすがです。
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ダリへのオマージュ。
過剰さをかもし出すスプーンも、ダリ的美学でしょ。
料理名は、「テッド・ド・ポー・ソース・プーレット」 Te^te de Porc Sauce Poulette (豚の頭を使った煮凝り)。 酸味の利いたソースは、生まれて初めての味。不思議な美味しさです。 ダリ自身の感想が聞けないのが残念ですが、間違いなく「食べられる美が存在している」と言うでしょう。 ちなみに『ダリ回顧展』の監修者・東京造形大学の岡村多佳夫教授によると、ダリは、意外にも粗食の人であったとか。お酒もあんまり飲まなかったそうですよ。 さてさて、これ以上は発売中の「料理王国」10月号で。読み終わってダリに興味を持った方は、9月23日から始まる上野の森美術館『ダリ回顧展』へ。「20世紀最大の奇才」に肉薄するチャンスです。
(文:桜井郁子)
抽選で“奇才芸術家へのオマージュ ダリの食卓”が
3ページにわたって特集された「料理王国」10月号を5名様にプレゼント
プレゼント応募は終了いたしました。

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料理王国10月号表紙
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料理王国10月号特集ページ
今週は、ちゃっかり味見までしてしまった編集長が、自腹でプレゼントしましょう。
“奇才芸術家へのオマージュ ダリの食卓”が 3ページにわたって特集された「料理王国」10月号を抽選で5名様に!





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