世界中のバレエの舞台では、日々、新しいダンサーの能力が開花し、創意を凝らした新しい作品も生まれています。定評のあるダンサーの評価の高いバレエを観ることももちろん楽しいものですが、かつて観たこともないような新しい優れたダンサーのテクニックや、新鮮な感覚が溢れる舞台と出会うこともまた大きな喜びのひとつです。
ゴールデン・バレエ・コー・スターは、そうしたチャンスを与えてくれる可能性のあるガラ・コンサートです。前回は、ジャクソン・コンクールのシルバー・メダル受賞のブルックリン・マックが黒鳥やアクティオンのヴァリエーションを踊って、高い跳躍で観客を驚かせましたし、マリインスキー・バレエの次代を担う、アリーナ・ソーモワとレオニード・サラファーノフも登場しました。それからヤンヤン・タンやラスタ・トーマス、カール・パケットあるいは、ダニエル・シムキンなどが人気を集めたのもこのガラ・コンサートでした。
第9回ゴールデン・バレエ・コー・スターの主要なダンサーとプログラムをご紹介しましょう。
ルグリと輝ける仲間たちで来日したパリ・オペラ座バレエのミュリエル・スズペルギーとカール・パケット。このパリ・オペラ座バレエ団のペアは、『ジゼル』とジョゼ・マルティネス振付の『ドリーブ組曲』を踊ります。
10月に来日するニューヨーク・シティ・バレエからは、プリンシパルのアシュレイ・ボーダーとホアキン・デ・ルズ。ジェローム・ロビンズ振付の『アザー・ダンシイズ』で一足先に登場します。
マリインスキー・バレエ団のファーストソリスト、エフゲニャ・オブラスツォーワは、NBAバレエ団のプリンシパル、ヤロスラフ・サレンコ、秋元康臣の二人とパートナーを組んで『サタネラ』のパ・ド・ドゥ(『ヴェニスの謝肉祭』)を踊ります。
そしてアメリカン・バレエ・シアターのスター、アンヘル・コレーラが新たにマドリッドに創立したコレーラ・バレエ団から、プリンシパルのアディアリス・アルメイダとソリストのジョセフ・ガッティが参加。『海賊』と『ドン・キホーテ』を踊って日本の舞台に登場します。
そのほかにもレニングラード国立バレエ団のプリンシパルとして何回か来日しているオクサナ・クチュルクがボルドー・オペラ座バレエ団のエトワールとして、ロマン・ミハレフと『眠れる森の美女』とバランシンの『ソナチネ』を踊ります。またボリショイバレエ団からはヤニーナ・パリエンコとアレクセイ・コリャーギン、コロラド・バレエ団からはシャロン・ウェナーと久保紘一、モルドバ国立バレエ団のクリスティナ・タランティエワとアレクセイ・タランティエフ、さらにNBAバレエ団の原嶋里会が参加する予定となっています。
さて、今回はフレッシュな新しい才能との出会いがあるでしょうか、大いに期待したいと思います。
| アンヘンル・コレーラ・バレエ団 プリンシパル:アディリアス・アルメイダ
ソリスト:ジョセフ・ガッティ |
| モルダビアン国立劇場バレエ団:クリスティン・タランティエフ
アレクセイ・タランティエフ |
| ニュ−ヨーク・シティ・バレエ団 プリンシパル:アシュリー・ボーダー
プリンシパル:ホアキン・デ・ルズ |
| ボルドー・バレエ団 プリンシパル:ロマン・ミハレフ
プリンシパル:オクサナ・クチェルク |
| パリ・オペラ座バレエ団 プルミエ:カール・バケット
プルミエール:ムニエル・ジェスペルギィ |
| ボリショイ・バレエ団:アレクセイ・コリャーギン
パリエンコ・ヤニーナ |
| コロラド・バレエ団 プリンシパル:久保 紘一
プリンシパル:シャロン・ウェナー |
| マリインスキー・バレエ団 ソリスト:エフゲーニャ・オブラツォーワ
プリンシパル:ヤロスラフ・サレンコ |
| NBAバレエ団 プリンシパル:原嶋 里会
プリンシパル:秋元 康臣 |
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