 [拡大] すみれ色の壺ド・ポンパドゥール Il vaso violetto“De Pompadour” mm. h180 x w75 x d135 Photo by Matsutani Yasuyuki |
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 [拡大] 膨張する太陽ルイ14世 Il "Re Sole" Luigi XIV, dilatante mm.h135 xw110xd45 Photo by Matsutani Yasuyuki |
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イタリアにゆかりある作家を紹介するギャラリー・アルカンジェリは、浅草橋の路地で、ぴりりと刺激のある魅力的な展覧会を開催しています。 三木俊博は、80年代、フィレンツェに留学し、フィレンツェ美術学院(Accademia di Belle Arti di Firenze)彫刻科でビアンキに師事。在学中に、シベリウス大賞を受賞するなどイタリアで注目されている作家です。
ギャラリーは、三木の作品の持つ底知れない魅力と、現地で多くの作家と交友を深めながら独自の活動を続けた日本人作家の姿をご紹介します。
三木フォルム、気高く哀愁に満ちた断片
執筆者=西山タカスケ(美術家、Gallery Arcangeli アート・ディレクター)
手、足、頭部のもぎれた古代ギリシャ、ローマ時代の彫刻をインスピレーションの源として、その断片の持つ力に魅了され、あえて不完全なフォルムをベースに自己表現する方法は、ロダン等によって始められました。三木の断片=フォルムは、そうした近代彫刻の伝統を受け継ぎながらも、独自の世界を創り上げています。母体となる形態から見え隠れするように浮かび上がる肖像、プット、ポンパドール夫人、ルイ太陽王、ジュリアーノ・デ・メディチなど歴史を象徴する人物が、ヨーロッパの深い森を浮遊するように詩的に表現されています。 流行に流されない正統派、己を信じ、鋭い感性でヨーロッパの伝統と真っ正面から向かい合い、戦った勇敢な作家の最新作をご高覧ください。
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